明治学院大学教授による特別講義(第3回)推薦クラス・アカデミックリテラシー

 

講義タイトル 『テレビヒーロー比較文化論』

担当     Tom Gill教授(国際学部国際キャリア学科)

 

5月22日に今年度3回目の特別講義を実施しました。イギリス出身のTom Gill先生は20年にわたり日本の日雇い労働者やホームレス、寄せ場、ドヤ街を調査し、博士論文のテーマが横浜・寿町でした。日本の大衆文化も研究対象であり、本日は「スーパーマンとウルトラマン」、「ミッキーマウスとキティ」「サンダーバードと戦隊ヒーロー」などアメリカやイギリスのヒーローやキャラクターと日本のものを比較しながら文化の相違についてお話していただきました。下に生徒の感想を紹介します。なお、写真は講義後に行われた懇親会の様子です。

 

○  「どうでもよい事を調べてみると案外面白い」というのは、非常に関心深い言葉だった。今回の内容も面白く、ヒーローを比べるだけで、国の文化の違いを見つけることができるのはびっくりした。

○  ヒーローについてまじめに考えてみるととても面白いことがいくつもわかるのだなと思った。調べることは難しいことだけじゃなくて、身近なことも立派な研究になるのだと知り楽しかった。

○  なんで(戦隊ものは)5人なのかとか、どうして赤(色の人)がセンターなことが多いのかなど、考えてみると沢山の疑問が浮かびました。また、トム・ギル先生の考える(ヒーローの)ルーツもなるほどと思うことがいっぱいで面白かったです。

○  日本とアメリカの文化が違うだけでスーパーヒーローにも違いがあることが面白いと思った。意識してみるだけで見方が変わることがわかった。

○  子供にとってテレビアニメは単純だけど、それが安心感を与えているという予想もしない深い意味があったことに驚いた。

 

2015-41

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