9月14日(金)5・6時間目、高校3年生推薦コースの授業「アカデミック・リテラシー」で、明治学院大学社会学部社会学科教授の澤野雅樹先生が特別講義をしてくださいました。

講義は「第三の実験」というタイトルでした。ゴジラの体重が何万トンかという導入から、ヒロシマ・ナガサキの原子爆弾の仕組み、特にウランとプルトニウムの性質について言及し、第五福竜丸の被爆へと話は展開されました。後半はマンハッタン計画に従事したレオ・シラードという科学者を軸に、コバルト爆弾や外来生物(ハエ)の不妊化に使用されたセシウムについて話を展開し、最後に福島原発による放射能汚染の問題を示唆する講義となりました。

*生徒たちの感想を紹介します。
「科学・化学・歴史・数学・生物、全てを含んでいた。」
「社会学科だけど理科的なことを学べて、それを最後に私たちの身近なことにつなげていた!」
「社会学科ではこんな理系のような内容のことを学ぶこともできるのかと意外でした。」
「核は恐ろしいものなんだと改めて感じた。原子力の力は目に見えないし、すごく怖いと思った。」
「私の好きな澤野先生のお話しが聴けてよかった。とてもおもしろかった。」

 

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