心理学部教育発達学科
「教員の多忙問題から考える『教育』とは何か?」

6月14日(金)に本校講堂にて、明治学院大学心理学部教育発達学科岡田悠佑先生による特別講義が行われました。高校3年生49名が参加しました。講義の際には、現代の日本の教育について生徒たちも意見を求められ、悩みながらも生徒たちが発言し、考えを深めることができました。教員の多忙問題についてはネガティブに報じられることが多い中、アカデミックに考える中で、生徒たちの今後の進路選択の指針になる特別講義となりました。

6月17日(月)、主に近隣の教会から牧師や教会学校教師の方々をお招きして情報交換をする、今年度1回目のキリスト教教育懇談会を行いました。

今回は以下の2部構成で行いました。
第1部:本校が行っている毎朝の礼拝を動画で撮影し、その様子を紹介。
第2部:各教会の教会学校の取り組みを数グループに分かれ紹介。

第1部での毎朝守っている礼拝の様子は、近隣教会の皆さまには直接ご参加いただく機会がなく、このように動画で紹介することで、中高の学校礼拝が教会における礼拝に少しでもお役に立てればと企画いたしました。
また、第2部では教会でどのように中高生を迎え入れているか、情報の共有をすることが出来ました。グループでの話し合いには、生徒も加わり、教会に対するイメージや、教会へ通うきっかけなどをお伝えすることができ、教会関係者の皆さまにも大変有意義な時間が持てたことと思います。今回も教会と学校との連携について考える時となりました。

今後も教会と学校との関係を大切に、良い交わりの時として懇談会を開催していきたいと思います。

経済学部国際経営学科
「ビジネスモデルキャンパスで学ぶ海外企業の戦略」

明治学院大学での学びをより深く知るための特別講座が6月に連続して行われます。その第1回が6月13日に白金キャンパスで実施されました。高校3年生20人が参加し、国際経営学科の木川大輔先生がビジネスモデルキャンパスを用いてコーヒーチェーンやメルカリがターゲットにしている顧客や価値提案についてワークショップ形式で講義をしてくださいました。

6月4日~7日、学年ごとに本校ならではの特別プログラム、「6月特別プログラム(略して「6プロ」)」を実施しています。6プロの大事な取り組みとして「修養会」、「研修旅行」があります。修養会とは、「日常を離れて、神さまに立ち返る」機会のことです。隣人について、そして神さまについて、大いに学ぶ大切な時間を過ごしました。

修養会、研修旅行を行った学年の概要を、以下に掲載します。

(中学3年生は9月に研修旅行を行います)

中学1年生

テーマ「大切な私~安心してください、愛されてますから」

日程:6月4日(火)~6月7日(金)

<校内プログラム(4日)>

  • 開会礼拝(午後)
  • 主題講演

<宿泊プログラム(5日~6日)> 於:河口湖

  • コミュニケーションプログラム
  • 紅葉台ハイキング
  • 聖句しおりづくり

<校内プログラム(7日)>

  • 聖句しおりづくり
  • 閉会礼拝

中学2年生

テーマ「隣人愛を考える」「自然に親しむ」

日程:6月5日(水)~7日(金)

<宿泊プログラム> 於:清里「清泉寮」

  • ポールラッシュ記念館見学
  • 開会礼拝
  • 聖アンデレ教会訪問
  • ナイトハイク
  • ガイドウォーク

高校1年生

テーマ「隣人愛」

日程:6月5日(水)~7日(金) 於:横浜、御殿場

<宿泊プログラム>

  • 開会礼拝(白金キャンパスチャペル)
  • 横浜散策
  • CFJチャイルド宛のカードづくり
  • クラスマッチ
  • 映画鑑賞

高校2年生(研修旅行)

テーマ
「キリスト教についての理解を深める」
「被爆地長崎で平和について考える」
「出会いを大切にする」

日程:6月4日(火)~7日(金) 於:平戸、長崎

(1日目)

  • 班別研修(博多、大宰府)
  • 平戸へ移動

(2日目)

  • 平戸研修
  • 外海に移動
  • 出津集落、遠藤周作文学館
  • 長崎市内へ移動

(3日目)

  • 長崎原爆資料館
  • 被爆者講話
  • 長崎班別研修
  • 活水高校との交流

(4日目)

  • 活水女子大学チャペルでの礼拝
  • 長崎班別研修

高校3年生

テーマ聖句:確かに未来はある。あなたの希望が断たれることはない。わが子よ、聞き従って知恵を得よ。あなたの心が道をまっすぐに進むようにせよ。

日程:6月4日(火)~7日(金)

<校内プログラム(4日)>

  • 開会礼拝

<宿泊プログラム(5日~6日)> 於:箱根

  • 東海道歩行
  • クラス企画
  • 閉会礼拝

<校内プログラム(8日)>

  • 聖句額作り「私の好きな聖句」
  • 講演会
  • 卒業アルバム用写真撮影

6月7日(金)林誠先生講演会

林先生は、2000年4月から6年間、本校の国語科教師として勤務されていました。現在は中野区のご自宅を開放して、子ども支援の活動を行う「文楽舎」という団体を運営されています。「現在、海外にルーツを持つ子どもたちが来舎しています。ネパール籍の子ども2人とバングラデシュ籍の子ども3人です。特に日本に来たばかりのネパールの子どもたちは、日本語も通じず、コミュニケーションは英語が少し通じる程度で、あとはボディランゲージと笑顔です。笑いながら身振り手振りをしているだけで、意思の疎通はできるものです。ただ、一緒に過ごすようになって気づかされたのは、これまで自分の当たり前になっていた日本の慣習や常識が、まったく通用しないことでした。…」こうした子どもたちとの日々の奮闘の中でも「自分を傷つけない」「他人を傷つけない」以外に禁止事項を設けず、子どもたちの自分育ちを大切にする対応を貫いていらっしゃいます。そんな中、自分の「当たり前」を取り払った後であらためて周囲をみたときに、そこに倒れている隣人がいたら、どんな相手でも手を差し伸べられるかが、本当の「愛」であることをお話下さいました。

高校2年生は6月10日(土)、サンパール荒川にて「歌舞伎教室」を行いました。
今年は和事の代表作である『恋飛脚大和往来 封印切』を鑑賞しました。短い時間でしたが、日本の伝統芸能に触れた大事なひと時となりました。

【生徒の感想】

  • 役者さんの一挙手一投足が洗練されていて、目が奪われるような感覚になり、とても魅せられた。
  • 歌舞伎を見るまでは、昔の娯楽であり、今見ても楽しめないだろうと思っていたが、今回、イヤホンガイドや歌舞伎の見方などを見てから歌舞伎を見たことで、物語を掴むことができ、現代でも楽しめる娯楽であることを知りました。
  • 初めて見る歌舞伎だったので、独特の雰囲気に引き込まれるような感じがとても面白かった。
  • 日本人といっても歌舞伎を見る機会などそうそうなく、よく見る映画などとはまた一風違ったものを楽しめた! また女性役を男性がしていて、そのことを忘れさせるほどに演技が上手かった。演奏で主人公の心情を表すなど考えながら見るととても楽しかったです。
  • 観るまでは何を言っているのか理解できないだろうななどと思っていましたが、初めて実際に歌舞伎を見て、思っていた以上に話の内容を理解することができ、今まで思っていたことが180度変わりました。また、舞台のセットも話のストーリーにあったしっかりとしたものが作られていて、また見たいなと思いました。

東京都の代表として10月に佐賀県で行われる国民スポーツ大会への出場を目指して結成される通称「オール東京」の候補選手として、本校ラグビー部から3年生の山崎寛人君、本多晃太朗君、2年生からも板倉季未君の計3名が選出されました。現在55名が招集されており、これから強化練習会などを経て最終的に23名に絞られ、8月の関東ブロック予選を突破して本選出場を目指します。このようなところへ招集されるのは栄誉なことであり貴重な経験なので、精一杯チャレンジしてきてください!

5月15日(水)にペンテコステ特別礼拝を行いました。

聖霊なる神さまは、キリストの復活から50日目に弟子たちに降り、働きかけられ、イースターの出来事を私たちのものとさせてくださいました。そのように私たちと交わろうとされる神さまの働きによって全世界に教会が誕生しました。その交わりに満ちた出来事を感謝して礼拝をささげます。

今年度、中学は日本キリスト教団花国分寺南教会 深山正子牧師、高校は日本キリスト教団 小金井教会木戸健一牧師にお話をしていただきました。

5月4日に行われた全国高等学校将棋選手権大会東京都予選の女子個人戦で、高1の竹中さんが見事3位入賞し、
8月に岐阜で行われる全国大会への出場権を勝ち取りました!熱心な練習の成果が光り、見事な戦いを繰り広げました。
全国大会でもさらなる活躍が期待されます。

4月28日に本校のグラウンドで行われた春季大会3回戦で全国大会に何度も出場している強豪の東京高校と対戦し、38-24で見事に勝利し準々決勝進出を決めました!

それと同時に関東大会出場への挑戦権も得て、5月5日(日)か11日(土)のいずれかに勝利すると埼玉県熊谷市で行われる関東大会への初出場が決まります。ご声援よろしくお願いします!

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