IMG_8276期末試験が終わった12月16日(金)に、English Committee(英語委員会)では、クリスマスクッキーを作りました。
Butter Blossoms、Snowballs, Snickerdoodles, Sugar Cookiesの4種類のクッキーを作りました。少人数のグループに分かれた生徒達は、英語のレシピを渡されて、Kalie先生の説明を聞いた後に作業に入りました。まず、材料を正確に計り、ボールに入れて、クッキーの生地を作りました。生地を冷蔵庫で休ませてから、クリスマスモチーフの型で抜いたり、スプーンですくって、天板の上にのせて形を整えたりしました。予熱しておいたオーブンに入れて、焼き上がりを待ちます。オーブンから出す時には、焦げていないか、中まで焼けているか、心配でしたが、上手に焼き上がりました。
同じレシピと分量で作ったのに、グループに依って、形も味もちょっと異なるクッキーが4種類出来上がりました。参加生徒達には、英語のレシピ、クリスマス仕様でラッピングされたクッキーが配られました。生徒達は、英語のレシピを見て、もう一度作りたいとKalie先生に感想を伝えていました。お家に持ち帰って、ご家族の方と一緒に召し上がって欲しいと思います。

*学園のガイドラインに沿って、コロナ感染対策を徹底させて実施致しました。

ブラボー2022年もあっという間に過ぎたように感じますが、一日一日は大変充実した生活を過ごすことができました。
校長先生の終業式での訓話、テーマは「ブラボー bravo!」です。ブラボー3つのお話。

①最新のNEWS、サッカーワールドカップから、浅野選手、森保監督について。
浅野選手は9人家族で家計が厳しい中、サッカーに打ち込みました。4年半前から、あのシュートを狙っていたそうです。
森保監督の言葉「偶然で無い、必然の未来。ベストエイトの景色は見られなかったけれど、ドイツ・スペインに勝利して、新しい景色が見られたこと。」

②先日本校で行われた「朝日新聞スポーツチャレンジA」で登壇された、ボッチャの銀メダリスト、高橋和樹選手。柔道選手として活躍していましたが大けがで柔道ができなくなりました。自分のせいではない困難、受け入れることのできない現実の中、新しく出会った「ボッチャ」という競技。

人は困難に直面しますが、熱中する何かを見つけて打ち込むことで忘れられ、解放されます。心は大きく成長し、悩みは小さく感じることもあります。未来を夢見て今を生きる。そこには別の新しい景色があります。
~皆さんにとっての新しい景色とは何ですか?~

③二学期、たくさんの生徒の頑張りが紹介されました。模擬国連本選初出場(本校、快挙のNEWSです!)をはじめ、写真コンクールでの賞など…。表彰という形でなくても、毎日、自分なりに頑張っていること、継続していること。どれも「ブラボー!」です。

終業式のあとの大掃除にも触れました。
生徒がお掃除をする国は、日本、台湾など限られているそうです。日本では仏教でのお掃除から寺子屋で行われるようになり、今日の学校教育でも定着しています。「清潔感・公共心・勤労の心・感謝の心」が育まれます。
感謝の気持ちでお掃除をして、心も綺麗にすることができました。

12/21から冬休みに入り、クラブでは発表会やコンサートが行われ、補習も全学年、組まれています。
学習やクラブ活動の1年間のまとめをして、2023年の新年を迎えましょう!

皆様、素敵なクリスマス🎅とよい新年🎍をお迎え下さい。

f103a410-0a6a-409f-b545-bcf9a9dd4dcf12/18(日)「朝日新聞様主催、朝日新聞スポーツチャレンジA」が本校にて行われました。
中1から高2まで総勢約60名がボランティアとして参加しました。マニュアルを真剣に読みこんで、大活躍の仕事ぶりです。スポーツ体験にも参加、小中学生と一緒に汗を流しました。
校舎はイベントに参加する小中学生300名と保護者の方、上智大学ラグビー部、宇都宮ブレックスの選手の方などで活気にあふれていました。朝日新聞様のチームワークも素晴らしく、さすがプロのお仕事です。

競技は8つ。水泳、ラグビー、バドミントン、空手、体操、ボッチャ(全ての人が一緒に競いあえる競技)、ブレイキン(ストリートダンスの一種・バリオリンピック競技)、バスケットボールです。
60分のトークショーでは、東京オリンピック金メダリスト高藤直寿選手、ボッチャ銀メダリスト高橋和樹選手、背泳ぎ元日本代表中村礼子さん、元バド日本代表潮田玲子さん、元ラグビー日本代表大畑大介さんが登壇しました。

[アスリート達の心に残る言葉]
・悔しい思いを忘れずに取り組んだ。努力が正しかった。(柔道高藤選手)
・何か自分の中で表現したい。一歩踏み出して、自分の居場所が見つかった。(大畑さん)
・コミュニティーがあったので、のめり込めた。(潮田さん)
・スイッチが入る時がある。心が疲れない程度に頑張ってほしい。(潮田さん)
・2倍3倍やる。早起きして走る。手順を間違えなければ負けない。(高藤選手)
・モチベーションは波があるもの。今日やらなかったら相手はプラス1、自分はマイナス1、差が2。だからあえてやる。どうせやらなければいけない。(高藤選手)
・モチベーションが上がらないのはチャンス。成長のタイミング。だから、周りと比べる必要はない。ダメだと思った時が頑張りどころ。(多数)
・コロナ禍で人間力が試された。その中でできることを頑張る、これを意識してやると前向きになれる。(潮田さん)
・自分がチームにとって何ができるか、みんなで考える。結果がどうなるかを考える。その作業を繰り返したら正解が見える。(大畑さん)
・緊張するときは練習を思い出して落ち着く。本番をイメージして練習する。逃げられないので覚悟を決める。(多数)

[アスリートから参加者にメッセージ]
・一生懸命になれること、好きなもの見つけてください。(高橋選手)
・一日一日の積み重ね。(高藤選手)

アスリートの言葉は、勉強・部活にもつながります。皆さん、かみしめましょう!
ボランティアの生徒達、一日、ありがとうございました!

IMG_8134期末試験が終わった翌日の12月14日(水)に英語委員会主催のChristmas Movie Eventが本学園講堂で開催されました。
視聴した映画は1990年公開のアメリカのコメディ映画『ホーム・アローン』、主演は子役時代のマコーレー・カルキンです。30年以上も前の映画のため、マコーレー・カルキンの名前を聞いたことがある生徒は誰もいませんでしたが、現在でも、クリスマスに家族みんなで見て楽しめる映画です。映画終了後に、参加生徒達は、英語クイズに答えました。クイズ正解者には、ネイティブの先生方が厳選した賞品が授与され、一足早いクリスマスプレゼントに大喜びでした。

IMG_824612月13日と12月15日の2日間に分けて、立教大学池袋キャンパスツアーに行って来ました。
高1の57名と高2の延べ35名が参加しました。赤レンガにツタ(IVY)の絡まる美しく趣きのあるキャンパスを、立教大学の学生ガイドさんに案内していただきました。

立教大学のシンボル、本館(モリス館)・チャペル・図書館等の、6棟のレンガ建築は1918(大正7)年築。英国中世のチューダー様式の建物群で、今でも使用されながら保存されている貴重な歴史遺産です。
このレンガ建造物は、「フランス積み」と呼ばれる、一段に長手面と小口面が交互に並ぶ組積法で構築されています。非常に手間がかかる施行方法で明治中期以降はほとんど用いられていませんが、大正期になってあえてこの方法を採用したのは、装飾面を重視してのことだと言われています。
今回、学生ガイドさんに説明されて、初めて気が付いたのですが、本館の4つの塔の内1つだけが高いのをご存知でしょうか。関東大震災により、一本だけが完全に崩れてしまったそうです。その後、現在のように修復されたそうですが、一本だけは、煙突の機能を備えていたため、他の三本より高く作られたと言われているそうです。

時計塔の時計は英国デント社製。分銅式で、今も職員の方が、3日〜4日に一度、手動で巻いているそうです。
手の掛かる時計塔は、電気時計に交換してはどうかという話もかつてはあったそうですが、修理を重ね、時計を愛する多くの人々の手によって今日もその動きを続けていると伺い、生徒達も心を動かされていました。
第一食堂の入り口にラテン語で記されているのは、哲学者キケロの言葉、“食欲は理性に従うべし”
吹き抜けの大空間、大理石の床、「セントポールズ・リリー」のマークが家具職人によって手作業で一つずつくり抜かれた木製のテーブルと椅子など・・・・
内部も素晴らしいそうですが、コロナ禍のため残念ながら食堂内部の見学はできませんでした。

チャペルでは、偶然にパイプオルガンの生演奏を聴くことが出来たグループも。

時間的に2本のヒマラヤ杉(樹齢約100年)のクリスマスイルミネーションは見られなかったのですが、学生ガイドさんに、「夕方17時以降に点灯するので、また見に来て下さい。」と案内していただきました。

三輪田では、立教大学と同じ英語のオンライン学習を導入しています。
三輪田学園はMiwada English OnlineでMEO、立教大学ではRikkyo English OnlineでREOだそうです。
立教の学生さん達も同じ英語のオンライン学習を使っていると聞き、生徒達もとても嬉しそうでした。
参加生徒達は、ツアー中にガイドの学生さんに熱心に質問をしていました。

立教大学広報課の皆さん、学生ガイドの皆さん、2回に渡りキャンパスツアーを開催していただき

ありがとうございました。

三輪田学園では、定期的に「放課後哲学対話」を開催しています。
哲学対話とは、その場にいる参加者が問いを出し合い、一つの問いに対して時間いっぱいまでお互いに問いかけ合いながら話し合っていくことで思考を深めるワークです。今回は放課後哲学対話の一環として、外部のみなさんと哲学対話をしました。
11/18(金)には、明治大学文学部「哲学プラクティスⅡ」の授業にお邪魔し、明治大学のみなさんと哲学対話を行いました。対話の後には学生のみなさんに大学生活の様子や受験勉強について、たくさんの生徒の質問にお答えいただきました。
11/21(月)、30(水)には、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属「共生のための国際哲学研究センター」(UTCP)から、哲学を学んでいる大学生・大学院生などのみなさんにお越しいただきました。最初は緊張していた生徒も、対話が深まる内に夢中になり、様々な角度から積極的に発言していました。
「一人でいることはさみしいことなのか?」「絵がうまいとはどういうことか?」「頭がいい人ってどういう人?頭がいい人は幸せなのか?」
……様々な問いについて、大学のみなさんと対話をしたことは、生徒たちにとって良い経験になったようです。
「自分だけでは思いつかなかったような考えを聞けました」「次の哲学対話が楽しみ!」「知らないことが多いと、改めてわかった。もっと勉強しなくちゃ!」などの感想と共に、先ほどの対話の内容についてさらに話し合いながら帰って行く生徒の姿が、とても頼もしく見えました。

大学の方々に貴重な機会をいただけたことを、ありがたく思います。
今後も「放課後哲学対話」の活動は続きますので、またご一緒できることを楽しみにしています。
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11/26(土)午後、高1,2希望者対象に慶應三田キャンパスツアーを4年ぶりに開催しました。
最初に文学部教授の井上逸兵先生より、大学の特色について説明していただき、その後4名の慶大生に受験勉強や大学生活について体験談を話していただきました。
最後にグループに分かれて三田キャンパスを案内していただきました。

生徒たちは普段聞けない教授や大学生からのアドバイスに真剣に耳を傾けていました。
今後の進路や進学について考えるきっかけとなり、勉強のモチベーションも高まったようです。6ab832ad-aa5c-47b7-b2d4-2b576f46a0cf

IMG_789211月26日(土)の午後に、中3~高2希望者対象の東京大学キャンパスツアーが開催され、中3~高2までの27名が参加しました。各学年毎のグループに2名の東大生がついて、安田講堂や赤門などの名所を中心にキャンパス内を案内していただきました。ツアーの最後には、勉強や受験に関する質問タイムをたっぷり取っていただき、2時間の予定が大幅に延長しましたが、生徒達の質問に丁寧にお答えいただき、親身になって相談に乗っていただきました。他では聞けない日々の学生生活や受験の話、勉強のアドバイスなど現役東大生の方から生の声を聞くことができ、今後の進学や進路について考える大変良い機会となりました。12月9日からスタートする期末試験に向けてモチベーションも高まったようです。ツアーの最後に、ガイドの東大生の方に三輪田の付箋を差し上げたところ、とても喜んでいただきました。
午前中に降っていた雨も午後には止み、訪れた際には、銀杏並木が丁度見頃で黄金色に輝き、三四郎池の紅葉も美しく、絶好の秋のキャンパスツアー日和となりました。東大生のガイドの皆さま、長時間に渡りありがとうございました。

IMG_7774三輪田学園から徒歩10分、同じ九段の地に、大正時代に建設された耐震構造のスパニッシュ様式の登録有形文化財(旧山口萬吉邸)が建っています。
この邸宅は、1927年に日本を代表する3人の建築家(内藤多仲氏・木子七郎氏・今井兼次氏)によって建てられました。美しい曲線を施したスパニッシュデザインと鉄筋コンクリートの黎明期の代表作です。
東京都千代田区という都心部にありながら90年もの間、激動の時代を乗り越え、取り壊されることなくほぼ建築当時のままの姿を遺している奇跡とも言える建築物です。三輪田学園は大正12年の関東大震災で被災、そして昭和20年には空襲により校舎が全焼し、1週間臨時休校を強いられましたが、その後、学校を再開しました。ご近所の旧山口萬吉邸は、東京が度重なる空襲に遭っても、鉄筋コンクリートで施工されたその姿を保ち続けたことは驚きです。現在は、会員制のビジネスイノベーション拠点として、次世代のビジネスリーダー層を対象としたビジネスサロンの開催や会員企業の研修会、オフサイトミーティングなどの場として利用されています。会員制のため、一般客の利用はできませんが、今回、特別に、この歴史ある邸宅で3回のゼミ学習を開催できることになり、美術、建築、空間デザイン、文化財の保存、CSV経営に興味がある高2の生徒20名が参加しました。

11月24日(木)の第1回ゼミでは、kudan houseのリノベーションに携わった竹中工務店の鍵野さんと運営会社NI-WAの髙山さんに旧山口萬吉邸を案内していただき、歴史的建築物の再生に当たってのご苦労や企業の社会的使命について貴重なお話を伺うことができました。約800㎡に及ぶ敷地には地上3階、地下1回のモダンな邸宅と緑豊かな庭園あり、随所に自然光を活かした工夫がされています。美しい鎌倉の寄木細工の床、大正時代にドイツから輸入したボイラー、大理石の階段、暖炉、アンティークの家具、使用人を呼ぶためのブザー、など現代の住居には見られないものばかりでした。生徒達は、次回のビジネスプラン作成のために、熱心にメモを取り、見学していました。
鍵野さんと髙山さんから伺ったお話、kudan houseに関わった多くの方々と「先代の山口萬吉が築いた邸宅を次世代に遺したい」という所有者の想いををしっかり受けとめて、次回11月30日(水)に、生徒達は自分達の感性を活かしたビジネスプランを作成することになります。

*CSV経営:CSVとはCreating Shared Valueの略で、日本語では「共通価値の創造」と訳されます。企業が社会のニーズや問題に目を向け、それに取り組むことで社会的な価値と経済的価値を共に創造しようというアプローチを試みる経営方法です。

くつ こちらトップでお願いします。『GINZA TANAKA(田中貴金属ジュエリー) 銀座本店』、『GINZA  VOGUE』、『銀座かねまつ』の皆様を訪れ、「銀座で本物に触れる体験」をさせていただきました。

 

『GINZA TANAKA』では、本物の金とプラチナを持たせていただく貴重な体験をさせていただきました。

金やプラチナを多く使っている商品の値段が、当日の相場によって変動することを初めて知りました。見学に行ったこの日は、2013年ぶりにプラチナの値段が最高となった日で、たくさんのお客さまがいらしていました。

GINZA TANAKA のオリジナル指輪は、くり抜いて作られているのでつなぎ目がなく、強度が高い指輪であることが一番印象に残っています。

 

『GINZA  VOGUE』は帽子のお店で、帽子の作り方を実際に見せていただきました!

デザインから縫製まですべての工程をその店舗で行われているのは珍しく、全て一点物ということでした。普段からどんなデザインが良いかを考えて、思いついた時にはメモをされているそうです。このお店では木型を使って帽子の型をとっています。この木型も最近では珍しいそうです。

 

『銀座かねまつ』は靴のお店で、実際に足のサイズや形を計測していただき、オーダーメイド靴がどのように作られるのかを学びました。

以前はお店の方が手で計測していらしたそうですが、今は電子化されていて、短時間で正確に測定できる様子を体験させていただきました。女性の店員さんの履かれていたパンプスもご自身でデザインされたものだそうで、とても素敵でした!帰りにお土産も頂戴しました。

 

どのお店の方々も、お仕事や商品に対してこだわりと誇りをお持ちでした。銀座で触れた「本物」とは、商品など目に見えるものだけではなく、そこにかける思いや、お客様に喜んでいただくことを喜びとするスピリットなのだなと感じました。

 

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