中2の「English Fun Camp」は宿泊行事となっておりますが、今年度は、名称を「English Fun School」として、8月26日から8月28日までの3日間の学校実施に変更いたしました。

最初の授業で、各クラスの担当の先生が紹介されました。生徒たちは緊張した表情でしたが、アイスブレイキング・アクティビティーやスピーキングのトレーニングで、少しずつ緊張もほぐれてきました。先生方の出身国の文化紹介によって異文化への理解を深め、他者紹介に取り組んだり、会話を継続する方法を実践的に学びました。また、中2の1学期までに学習した時制を復習したり、身近な話題についてディスカッションを行いました。盛り沢山な内容でしたが、生徒達は楽しく英語を使って学んでいました。

最終日には、各グループで、「海外から日本を訪れる方に紹介したい日本の場所」(A place in Japan that you want to introduce to people from overseas)についてプレゼンテーションを行いました。それぞれのグループで、小道具を手作りしたり、ユーモアを取り入れたりするなどオリジナリティに溢れたプレゼンテーションを披露しました。一人一人が、先生方からのアドバイスをもとに、自信をもって発表していました。最後に、先生方から修了証(Certificate)をいただき、すべてのプログラムが終了となりました。

このグループプレゼンテーション作成を通して、協働する力と対話する力を更に伸ばすことができたようです。これからの英語の授業で、より一層英語力を磨き、自らの考えを発信できるよう、さらなる成長を期待しています。

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中学2年生では、6月25日(金)の5~6時間目に、「サイエンスエンターテイナー」として全国各地の科学実験教室やサイエンスショー、テレビや雑誌、YouTubeで活躍中の五十嵐美樹さんを講師に迎えて、講演会を開催致しました。三輪田学園での中学2年生の理科の授業で、プリズムで白色光が虹のように色ごとに分かれる実験を行ったことがきっかけで、科学の世界にのめりこんでいったそうです。

講演会では、ご自身の三輪田学園での学校生活、進路選択、現在の仕事についてなど幅広くお話をしてくださいました。日本では、理系に進む女性がOECD諸国の中で最も少なく、その中でも、五十嵐さんのように工学分野に進学する女性は更に少ないそうです。大学院では、女子の工学分野への進学を阻む要因についても研究されたそうです。大学卒業後、大手企業のエンジニアとして就職されましたが、その後退職され、自分の大好きなダンスと科学実験を組み合わせて、自ら新しい職業を生み出し、活動を開始されました。現在では、NHK高校講座「化学基礎」にレギュラー出演されたり、スタディサプリ中学講座の物理講師を務めるなど活躍されています。また、国内だけではなく、カリフォルニア大学で女子学生向けにSTEMワークショップを開催されたり、アメリカのラジオ番組に出演するなど、活躍の場を世界に広げていらっしゃいます。生徒達は、「自分の好きなこと、やりたいことを極めていくと、自分らしさを発揮できる職業を開拓できる」という五十嵐さんのメッセージを受け取っていました。

お得意のダンスと科学実験もご披露いただき、生徒達も舞台に上がって、一緒に踊りながら、実験に参加しました。講堂は熱気と興奮に包まれたライブ会場のように大盛り上がりでした。講演会後は、生徒達からの質問に一つ一つ丁寧に、笑顔で答えてくださり、生徒達も大変刺激を受けたようです。

五十嵐美樹さん、本日はありがとうございました。益々のご活躍を、ここ三輪田学園から応援しています。

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本日は2年振りに芸術鑑賞教室がティアラこうとうにて実施されました。 午前中は短縮授業で、午後から全学年でティアラこうとうに移動しました。 全校生徒が集まる機会は、本当に久しぶりで、学校行事をみんなで共有する一体感はとても大事なことだと感じる行事でした。 もちろん消毒やマスクなど、きちんとした感染対策をした上で実施いたしました。 鑑賞したのは、東京演劇集団 風による「ヘレン・ケラー〜ひびき合うものたち」でした。 2歳の誕生日を迎える前の病が元で視覚、聴覚、言語に障害を持つヘレン・ケラー。そして彼女に「言葉」を発見させ、彼女の新しい世界を切り開いた家庭教師アニー・サリバンとの出会いを描いた物語です。 〜東京演劇集団風HPより一部引用〜 内容が気になる方はこちらをご覧頂ければと思います。 https://www.kaze-net.org/repertory/rep_helen コロナウィルスによる学校行事の中止や延期が依然として続いていますが、少しずつ前に進み始めた一歩目の行事の成功に、関係各所の皆様にとても感謝しています。 始まり 終わり花束1

6月4日(金)6時間目のHRの時間は、高1生対象の学部学科ガイダンスが行われました。大学から14の学部系統の先生方がいらっしゃり、生徒たちは予め選択した二つの学部系統の講義を伺いました。特に人数が多かったのは、農学系統、理工学系統、医療保健系統、人文社会学系統でした。それぞれメモを取りながら熱心に講義を聞いていました。  それぞれの学部ではどんなことが学べるのか、どんな資格や職業につながるのかなど、イメージできたようです。高1の現時点では明確に進路を定めている人ばかりではなく、まだどの大学、学部に進学しようか様々迷っている人もいます。これから10月の文理の進路選択に向けて、今回の講義も参考にしながら、自分の興味・関心を広げ、自分で考え選択し、未来を切り開いていく一歩となりました。

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高校1年では、中間考査の最終日に「10年後の私~仕事について考える」と題して、65回卒業生の6名による講演会が行われました。

講演してくださった卒業生は、理系からは、病院薬剤師、化粧品会社研究職、Webディレクター、アーティストマネージメント、文系では、専門商社総合職、PR営業職、のお仕事をなさっていらっしゃる方々です。

感染対策を十分にとった上で講堂に集まった高校1年生に向けて、笑顔と親しみやすい語り口で、仕事内容ややりがいについて、また仕事に就くまでの学生時代を振り返って思うことを、わかりやすく話してくださいました。生徒たちも身近な先輩ということもあり、非常に熱心にメモを取りながら講演を聞いていました。

仕事に誇りを持ち、いきいきと取り組んでいる卒業生のお話から「10年後、こんな素敵な先輩方のようになりたいな」というイメージを描くことができたようです。講演後には、それぞれのメッセージを受け止め、感じたこと、考えたことをまとめ、お礼状を書きました。

先輩方を素敵なロールモデルとして、生徒たち一人ひとりが、今後の進路選択において前向きに考えていって欲しいと願っています。1

5月21日(金)5時間目6時間目は、それぞれ、パワフルな女性が講演をしてくださいました。

5時間目は中2対象、“環境活動家をなくしたい”環境活動家の露木志奈さんによる、『地球の今を考える』

6時間目は中1対象、プロチアダンサーの小笠原礼子さんによる『困難に立ち向かう力』

 

露木志奈さんは、世界一エコといわれるインドネシアのバリ島にあるエコスクールを卒業後、慶応義塾大学に入学。現在は休学し、沖縄から北海道まで日本全国で講演活動をされている20歳の女性です。循環型の生活が自然と共にあるエコスクールの様子や、そこで取り組まれた口紅キットづくりのこと、私たちの生活と今の世界がどのようにつながっているのか、食べ物や生活用品などの身近なものの例とデータで分かりやすく、力強く説明してくださいました。中には畜産業と熱帯雨林の関係や日本で出たゴミのゆくえなど、ハッとさせられる写真もありました。

「なんで?」という問いをもつことの大切さ、「大人になるまで待たなくていい」というメッセージが響きました。中学2年生で始まった探求学習“MIWADA-HUB”でも、今日の学びをつなげていってほしいと思います。

 

小笠原礼子さんは、社会人になってからダンスに挑戦し、先日NBAプロチアダンサーのオーディションに合格された今話題の女性です。中学1年生では、初めての外部の方による講演会でした。質問タイムはたくさんの手が挙がり大盛り上がり!小笠原さんは生徒のどんな質問にも真剣に温かく答えてくださいました。うまくいかないとき、しっかり自分のネガティブなことに向き合う、どうにもならない状況でも自分にできることは何かを考え、少しでも前に進むなど、自分に誠実に生きている、その等身大の飾らない姿がとても魅力的な方でした。講演後も小笠原さんの周りには生徒が押しかけ質問攻めに!中学1年生らしい元気いっぱいの講演会となりました。いよいよ来週から中間考査が始まります。初めの試験、しっかりと今自分にできることを考え、頑張ってほしいと思います。

 

今回お越しくださった2名の女性の共通点は、自分を見つめ、自分に合った方法で努力し、失敗を恐れず行動されていることです。三輪田生も、失敗してもいい、立ち止まってもいい、その過程も自分の成長にして、少しずつでも前に進む勇気をもってほしいと思います。2名の女性の強さにたくさんの力を頂いた一日でした。

Girls Be Ambitious!!

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5月15日土曜日の午後に、中止になった運動会の応援ダンスを中学2年生から高校3年生が踊りました。この応援ダンスは、本来運動会の午前と午後の競技の間に行われます。各学年有志で募った応援委員が、前年度の春休みから動きや曲を考えて、約1ヶ月という限られた時間の中で完成させる生徒達の力だけで作るダンスです。昨年は残念ながら実施することはできませんでしたが、学年があがるごとに驚くような成長が見られます。

運動会というイベントは、三輪田生の中で最も成長し、最も印象深いイベントです。競技ができない分、ダンスに全精力が込められていました。

 

下記に、各学年の先生方からコメントいただきました。

 

【中2担任団よりコメント】

中2は初めての応援ダンスでした。先輩方の過去の映像を見ながら、今日まで試行錯誤を重ねてきました。

時にはかわいく、時にはかっこよく。雰囲気の違う5曲を使いました。ユーモラスな効果音を用いて、観客を楽しませようというサービス精神もたっぷりでした。最後の曲では歌詞の一部を手話で表現しました。この学年の、個性が違う一人一人を大切にする気持ちがよく表れており、印象的でした。

コロナ禍で全体練習もなかなかできない中で、隊形移動の練習は大変でしたが、上から見るととてもきれいな図形を描けていました。生徒たちからも自然と笑顔がこぼれ、達成感と楽しさにあふれた応援ダンスの披露となりました。来年も楽しみにしています!

【中3担任団よりコメント】

昨年度は運動会が中止となってしまったので、中3は今回が初めての応援ダンスへの挑戦となりました。 コロナ禍で学年全員揃っての練習もままならない中、限られた時間で完成を目指しました。動画を撮り、各々が自宅で自主練も行いました。 練習を重ねるごとに上達していく様子は素晴らしかったです!歌詞に合わせた可愛らしい振り付けもあり、応援委員を中心に頑張って練習しました。 初めは上手くいかなかった隊形移動も少しずつ良くなり、本番ではとても綺麗な二重円が5つ出来上がりました! お天気にも恵まれ、青空の下、爽やかなオレンジ色のTシャツとポンポンがよく映えていました! 来年以降の応援ダンスも楽しみにしています!

 

 

 

 

【高1担任団よりコメント】

今年度は様々な制約がありました。しかし、そのようなことに挫けず、効率良く練習し、完成度を日々高めていく姿に頼もしさを感じました。

今日の発表会では中学2年生のときよりも遙かにレベルアップしたきれいな隊形移動やダンスを披露してくれました。「みんなの表情を見ることはできないけれどマスクの下はみんな笑顔、みんな繋がっているよ!」という思いのこもった応援Tシャツもすごくかわいらしかったです。皆で完成した応援ダンスを映像で振り返るのが非常に楽しみです!

【高2担任団よりコメント】

 

急に会場が変わったので、フォーメーションに苦労しているようでしたが、きれいに仕上がっていましたね。キレのある格好いいダンスでした;-) 来年はいよいよ集大成ですね!楽しみにしています♡

 

【高3担任団よりコメント】

練習に練習を重ねて、どうにか本日を迎えました。競技はできなかったけれども、そのエネルギーの全てを応援ダンスに集中させることができました。4月から続けてきた朝練の成果を一人ひとりが全力で発揮し、みんなで素晴らしいダンスを作り上げることができました。  最後まで、細かい動きにも注意を払い、本日の本番で披露したダンスは最高のものになりました。

やりきった充実感と自信を胸に、さらなる目標に向かって進んでいきましょう!

LEMON、最高! 高1② 高1③ 高2① 高2② 高2③ 高3① 高3② 高3③ 中2① 中2② 中2③ 中3① 中3② 中3③

4月20日(火)中学1年生の体育の授業で、元十種競技日本ユース記録保持者の堂本氏に、「走り方講座」をしていただきました。

講座では、いくつかのポイントを教えていただき、それを実践という形で50分間行いました。天候もよく少し汗ばむ陽気でしたが、1年生は真剣に取り組んでいました。

その甲斐もあり、スタート時の構えから走り方まで、全員が見違えるようなフォームになりました。

以前に何も教えずに50m走のタイムを計っているので、次に測る時のタイムがとても楽しみですね。本日は暑い中、ありがとうございました!

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4月17日よりMIWADA-HUBが始まりました! 生徒がそれぞれ選んだ講座に分かれての初回の様子を一部ご紹介。 ”数学を極める”で集まった生徒たちは、入試問題を「数学ではなく算数で解く」をテーマに個人で解いたり、グループで相談したり、スタイルは様々。ひとつの課題から、あっという間にディスカッションが始まった光景は見ているこちらもワクワクしました。今後今回の課題をわかりやすくメンバーに解説をする、というアウトプットの作業を行っていきます。 また、情報の”Miwada Code Girls -Beginner-”も、MacBookの操作から始まり、まずは基本の概念をしっかり説明。今後は高度なプログラミング作業にも発展していきます。作業中にちょっとわからないことを生徒同士で教え合う姿も狙い通り。 これからの探究ゼミにご期待ください!

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4/16(金)に中学1年生に向けて校長先生より、理想の三輪田生になるための基礎知識として、創立者三輪田真佐子先生の生涯と、校訓「誠のほかに道なし」についてのお話を伺いました。

自分に誠実であること。 自分に嘘をつかないこと。 自分に誠実であるためには、自分の心に問いかけることが必要で、これでいいのか、このままでいいのかと自分自身と対話をすること。 そして、自分以外の人にも誠実であること。 人の嫌がることはしないこと。

自分で決めたことは最後まで諦めずに努力しながら、すべきこと、しなければならないことはしっかり取り組みながら責任感をもって過ごしてほしい、とお話しされました。

新入生の皆さん、これから少しずつ三輪田生らしくなっていってください!

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