IMG_26932月10日(土)にスウェーデン人噺家の三遊亭好青年さんが三輪田学園にやってきました!
笑点にも出演され、日本語落語はもちろん、英語による落語公演で国内外で活躍されています。

英語落語の前に、中3のHUB(探究学習)の生徒達が、英語でスクールツアーを行い、教室、図書館、体育館、生物室などを案内しました。
数学のHUBではプログラミング、理科のHUBでは、顕微鏡でウニの受精卵を観察する授業を見学していただきました。

スクールツアーの後、虚心亭にて、いよいよ英語落語のスタート。高1のSuper English コースと中3HUBの生徒達が出席し、まず落語の味わい方のレクチャーを受けました。
マイクもご用意していたのですが、好青年さんは虚心亭を見回し、「この広さなら、マイクなしでOK!」とおっしゃり、よく通る大きな声で生徒達に語り始めました。

スウェーデンでは、演劇を学んでいたそうです。「耳が遠い親子」の小噺から、「寿限無」「時そば」など、英語と時には日本語を交えて、分かり易く、楽しく、落語を披露してくださいました。
スウェーデン語バージョンもご紹介いただき、言葉はわからなくても、スウェーデン語の響きと演技に圧倒され、自然に笑いが起こりました。

好青年さんの落語の世界に引き込まれて、虚心亭が笑いの渦に包まれ、あっという間の60分間でした。

質疑応答の時間には、「お稽古は厳しいですか。」「日本語はどのようにマスターしたのですか。」「日本でカルチャーショックはありましたか。」「何故、落語に興味を持ったのですか。」「落語の魅力は何ですか。」「お酒好きな師匠の好楽さんとよく飲みに行かれますか。」など、たくさんの質問が飛び交いました。

落語は一人で何人もの登場人物を演じられることが最大の魅力、これからは更に芸の幅を広げたいと、静かに、熱く、抱負を語っていらっしゃいました。

今後は、ヨーロッパ公演も予定されているそうです。
最後に、好青年さんから、生徒全員にお名前入りの千社札シールがプレゼントされました。

日本の伝統芸能を世界にも発信する三遊亭好青年さん、今後の益々のご活躍を、ここ三輪田学園から応援しています!

d36a650a-5471-418f-b2a8-f5544b707197冬季期間、5階にあるプールの水抜きをするタイミングで、教員の防災委員会メンバーは災害用「マンホールトイレ」の利用訓練を行いました。

マンホールの蓋を外して組み立て方を確認。その上にトイレを設置します。下水道に直結しています。

便座は少し小さめですがしっかりとしていて、ペーパーホルダーも設置できます。

側にある2カ所の蛇口からはプールの水が流れ、トイレの洗浄に利用します。

10台、マンホールトイレを設置することができます。

訓練は非常に大切です。いざというときにこれで動くことができます。

11月26日、高校1年生は救命講習を受講しました。
保健の授業の中で事前学習を行い、東京消防庁電子学習室〜普通救命講習〜のチェックテストを受けて、今日の実習編を迎えました。

実習の中では、マネキンを用いた心肺蘇生法の練習やAEDの使い方を教わりました。コロナ禍以降は人工呼吸を行わず、救急車の到着まで絶え間なく心臓マッサージ(胸骨圧迫)を継続することが原則です。胸骨圧迫だけでもかなりの効果があるそうです。人工呼吸が必要になった場合のために、感染防止用マウスシートももらいました。カプセル型のキーホルダーに入っており、早速通学鞄に付けている生徒もいました。他にも、気道に異物が詰まってしまった場合の処置方法や止血方法なども学びました。

三輪田学園にも、3ヶ所にAEDが設置されていますが、街中でも公共施設にはAEDを置いている場所も多いです。いつ何が起こるかは誰にも予測ができません。例えば通学経路など、普段よく利用する場所の周辺では、どこにAEDがあるのかを、いざという時のためにも把握しておきたいものです。

生徒たちからは、「万が一の時、自分が率先して動く準備ができた」、「傍観者にならずに自分が助けるのだ、という気持ちを持って行動する大切さを学んだ」、「1人でどうにかしようとするのではなく、周りの人に協力を仰いで救助にあたることが大切だと学んだ」といった声が聞かれました。

5fdf49fd-8c56-449b-a1a0-b6be010cf3a9「絶対勝つぞ!」「絶対優勝するぞ!」という力強い言葉が選手の円陣から響きます。
[三輪田学園バスケットボール大会高校の部、決勝戦]です。
審判の紹介、担任の先生の紹介、選手たちが一人一人コールされます。

バスケットボール大会は今週の月曜と水曜の二日間に渡って行われました。授業を40分授業にして放課後たっぷり行われます。

前半6分、後半6分の真剣勝負。
ドリブルをしながらスペースが空いている選手に鋭いパス。
選手がボールを落としたら後ろの選手がボールを拾ってカバーする…
まさにチームワークです。

「ボールを奪う」というちょっとしたリズムの変化が得点につながります。
得点が入ると、観客とベンチのボルテージは一気に上がります!
前の試合で負けたチームもクラスの枠を超えて自分の学年を応援します。

高2生にとっては最後の4度目のバスケットボール大会。
今までで1番熱がこもります。練習量も練習内容も今までとは違ったそうです。
担任の先生も毎日の朝礼終礼の度に熱い応援メッセージを伝えました。

怪我をした選手もいましたがクラスの熱い応援で困難を乗り越えました。
日々の練習もクラスの仲の良さで頑張りました!
そして応援団の声援とパワーは戦う選手たちを勇気づけました。

高校9クラスの頂点に輝いたのは1年D組🏆 おめでとうございます。
敗れた2年D組も本当によく健闘しました。悔しさは滲みますが、頑張ったことが素晴らしいです。

9クラスの選手たち、感動と勇気をありがとうございました🏀

a34736e2-52f4-4786-94a7-7868ea0bd043こんにちは。茶道クラブです。
もうすぐ東京都の中学入試が始まりますね。
一日一日を大切に、最後まで諦めず、全力で頑張ってください。受験生の皆さんが目標を達成できますよう、陰ながら応援しております。

1月17日に、茶道クラブのお稽古がありました。茶道クラブの活動日は週に1回で、水曜日か土曜日のどちらかを選ぶことができます。
今回は、毎週水曜日クラスの、新年初のお稽古でした。所属している年数に応じて、お稽古の内容が変わります。
今回のお稽古では茶箱を使い、卯の花点(うのはなだて)というお点前の練習をしました。
茶箱を開けると、まず帛紗(ふくさ)が入っています。帛紗はお道具を清めるときに使うものです。
帛紗を出すと、振り出し、茶筅筒、茶巾筒、お茶碗の中には古帛紗(こぶくさ)と棗(なつめ)が入っており、その上には茶杓(ちゃしゃく)があります。
振り出しには、金平糖などのお菓子を入れます。古帛紗はお茶碗を運ぶときに使います。棗の中には抹茶の粉が入っており、茶杓は抹茶の粉を取る時に使います。
お盆は「山道盆」というものです。縁が山道のように起伏しているため、このお名前が付けられたそうです。

今回のお菓子は羊羹きんとんで、「宝松」というお名前です。緑色の部分は松、白いところは雪を表現しているそうです。
お花は白梅と侘助(わびすけ)です。侘助は椿の仲間で、葉の先が細いのが特徴です。基本的に、椿は蕾の状態で使いますが、侘助は花が小さいため、開花してからでも飾ることができます。

お花やお菓子は毎回変わるので、毎週お稽古をするのがとても楽しみです。

最近とても寒いので、お体にお気をつけてお過ごしください。

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1月20日(土)の4限に、高1のSuper English Courseと中3のHUBの生徒対象にCabin Attendant 体験レッスンを開催しました。講師は、約24年間アメリカの航空会社でキャビンアテンダントとして勤務されたご経験がおありで、現在本校の英語科の教員です。最初に、客室乗務員の主な役割について説明。羽田空港で1月2日に発生した航空機衝突事故にも触れられ、緊急事態の際の対応と機内の秩序安定など保安業務の責任と重要性についても強調され、生徒達は真剣に耳を傾けていました。
先生は、客室乗務員時代に使用していたスカーフをたくさん持ってきてくださり、生徒達は大興奮。スカーフの素敵な結び方を教えていただいた後は、CAになりきって、英語での機内サービス、機内アナウンスを練習しました。伝えたい情報は強く長く、そうでない所は弱めに短めに、強弱のリズムを作ることが重要だそうです。お客様に正確な情報を伝えるための手段とコツについても、教えていただきました。生徒達から、普段の英語でのコミュニケーションやプレゼンテーションにも活かしたいとの感想が聞かれました。最後に、生徒達からの質問にも丁寧にお答えいただき、楽しい体験型のレッスンとなりました。航空業界に興味を持つきっかけとなったようです。今日の参加生徒達から未来のCAが誕生するかもしれません。

f505350c-7bc1-41d9-ae50-9b31aee098262024年1月9日火曜日、3学期がスタートしました。久しぶりの友達との再会に、生徒の心は弾み、和みます。

始業式の「校長先生のお話」では、校長先生が冬休みに名古屋で鑑賞した展覧会「いい人すぎるよ美術館」の作品紹介がありました。
たくさんの「いい人」の紹介に、生徒は「あー」と共感していました。

いい人とはどのような人でしょうか?
いつもポジティブ、ありがとうとごめんなさいが素直に言える、人の気持ちがわかる… そのような真の強さを持った人をいいます。
誰しもが「いい人でありたい、自分もそうなりたい」と願うと思います。ときには心が負けてしまうこともありますが、そうありたいと願う気持ちが大切です。
日常の一つ一つの、一人一人の心掛けが現実を形作っていきます。

次に校長先生は、今週末、共通テストを受験する高校3年生を激励する歌を歌いました。
〈We shall overcome〉
キング牧師がワシントン大行進の際、200,000人の群衆に力強く語りかけた言葉です。
「われらは打ち勝つ。」
高校3年生に力強くエールを送りました。

午後からは同じ講堂で音大受験を控えた高3生の試演会が行われました。たくさんの先生方が音大受験生を応援するために講堂に集まりました。日本歌曲、オペラアリアなど、全部で9曲を演奏しました。作曲家は試験のために作曲していませんが聴衆の前で演奏するということはとても緊張します。
良い緊張感の中、美しい歌声が講堂に響いていました。

放課後、下校する生徒に3学期初日の感想を聞きました。

「明日の復習テストがんばります。」
「久しぶりに部活が始まるので楽しみです!自分の役割に責任をもって頑張りたいです。」(ダンスクラブ生徒)
「今年は勉強をがんばります!」と力強く今年の抱負を述べる生徒もいました。
みんな笑顔で答えてくれました。

2024年、辰年の龍のように上昇し、今年も皆様にとりまして素晴らしい年となりますように!

11b6eda9-8abc-4793-9def-93221b99a81b2学期終業式が行われました。
まず始めに、校長先生からコンクールで受賞した、たくさんの生徒の紹介がありました。全員に起立してもらい、全校生徒から拍手が送られました。校長先生は、賞という形で受賞していない生徒にも「様々なこと、自分自身の頑張りに拍手👏」とお話になりました。

[紹介されたたくさんの賞]
卓球クラブ準優勝、書道クラブ特選・特賞、科学クラブ第3位、中学バドミントンクラブ準優勝、美術クラブ、新聞特別委員会、タイ模擬国連、高校生直木賞のポスターと帯、税の標語金賞、税の作文千代田区長賞、税の会長賞、英作文コンテスト、俳句・佳作、スイーツ甲子園ファイナリスト、料理コンテスト、写真コンテスト、声楽コンクール、映画、アイディアコンテスト6位、などです。

[校長先生のお話]
これからクリスマスシーズン、プレゼントが楽しみですね。
校長になる前、授業では公民と高三の政治経済を担当していました。その授業で授業内容と結び付きの強い曲を鑑賞していました。(ハッピークリスマスを全校生徒で鑑賞…)

ジョン・レノンとオノ・ヨーコが作った曲。
枕元に寝ている2人の子供にささやく言葉で始まります。子供たちの合唱が間に挟まれます。歌うのはハーレムの子供たち…

単なるクリスマスソングではない、サブタイトルがあります。
War is over
プロテストソングです。プロテストとは「抗議する」という意味です。

戦争に対する抵抗… 作曲された1971年はベトナム戦争真っ只中。空爆、ダイオキシンを含む枯葉剤の散布。この曲はベトナム反戦と平和を望む曲です。

校長先生は生徒に「皆さんに平和を愛する人になってほしい。」
「失われる命は仕方なかったのでしょうか…」と語りました。

アメリカの哲学者で「正義論」を書いたジョン・ロールズも紹介しました。
・意見が対立しても「重なり合う合意」を見出す。
・歪み合う仲でも「異なる共通点」を発見する。

世の中には矛盾や理不尽なことがたくさんあります。
・自分から切り離して「他者化」する生き方もあります。
・現実をしっかりと見て「自分ごと」として捉える生き方もあります。

目には目をという考えは全てを盲目にしてしまいます。
想像してみてください、犠牲になっている人、苦しんでいる人がいることを。
「平和の子である生徒の皆様へ。〈ハッピークリスマス〉平和を願います。」

終業式後、生徒に感じたことを聞きました。
「他人事にはできない。」それが一番大切と感じました。
「曲の深い意味を知って、改めていい曲だと感じました。」

一人ひとりが平和について、生き方について、深く深く考えた終業式でした。

IMG_2225期末試験が終わった12月18日(月)に、English Committee(英語委員会)では、クリスマスクッキー作りのイベントを開催しました。

参加生徒達は、4人のネイティブの先生達と英語でおしゃべりしながら、クッキー作りを楽しみました。

 Butter Blossoms、Snowballs, Snickerdoodles, Sugar Cookie, Double Chocolateの5種類のクッキーを作りました。

少人数のグループに分かれた生徒達は、英語のレシピを受け取り、Jackie先生とKalie先生の説明を聞いた後に作業に入りました。
まず、材料を正確に計り、ボールに入れて、クッキーの生地を作りました。生地を冷蔵庫で休ませてから、クリスマスモチーフの型で抜いたり、スプーンですくって天板の上にのせて形を整えたり、クッキーにデコレーションをしたりしました。
予熱しておいたオーブンに入れて、焼き上がりを待ちます。
オーブンから出す時には、焦げていないか、中まで焼けているか、ちょっと心配でしたが、上手に焼き上がりました!
同じレシピと分量で作ったのに、グループに依って、形も味もちょっと異なる5種類のクッキーがテーブルに並びました。
参加生徒達には、英語のレシピ、クリスマス仕様でラッピングされたクッキーが配られました。

生徒達は、英語のレシピを見て、もう一度作りたいとKalie先生に感想を伝えていました。
お家に持ち帰って、ご家族の方と一緒に召し上がって欲しいと思います。

IMG_2186学年末考査最終日の12月13日(水)の午後に、英語委員会主催のクリスマスパジャマパーティーが小講堂で開催されました。

参加生徒達はお気に入りのパジャマに着替えて、映画「グリンチ」を鑑賞しました。
原作は1957年発表のドクター・スースの児童文学『いじわるグリンチのクリスマス』です。
この絵本は嫌われ者の醜い緑色の怪物グリンチが、大嫌いなクリスマスの奇跡を通して改心する物語です。
Kalie先生によると、グリンチは、アメリカではサンタクロースに並んでクリスマスの代名詞とされる国民的キャラクターとのこと。

映画終了後に、参加生徒達は、映画の内容に関する英語クイズに取り組みました。
クイズ正解者には、ネイティブの先生方が厳選した賞品がプレゼントされ、一足早いクリスマスプレゼントに大喜びでした。

期末試験終了後のひととき、クリスマスの雰囲気に包まれ、英語のスキルを向上させる素晴らしい機会となりました。

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