0058ee2d-e2f9-40fb-9239-7c0c5a78eb16古民家フォト甲子園において、三輪田学園高三生の作品「かまくら祭り」が「最優秀賞 文部科学大臣賞」を受賞しました。

〈生徒コメント〉
栃木県湯西川(ゆにしがわ)のかまくら祭りです。あたたかい灯りが極寒の夜散歩を楽しませてくれました。

[生徒の作品に対する思いを聞きました]
古民家の温かみと雪とのコントラストにこだわりました。画角を10回くらい試し、いろいろな角度から撮影しました。時間は20時ごろで、とても寒く手が震えましたが、根性でシャッターを切りました。

古民家の素晴らしさを伝えたかったです。
古いものは形はなくなるので、残っている時点を伝えたい…その思いでカメラを構えました。

かやぶき屋根の上に積もる雪の厚さから極寒の寒さを、かまくらと古民家からもれる灯りから人の温かさを感じる、とても素晴らしい生徒の作品です。

57630526-9f43-4c84-8812-d64703a57751バレーボール大会が10月27日(金)と暦が変わった11月1日(水)の二日間に渡って行われました。11月1日は準決勝と決勝戦でした。

会場の体育館に近づくにつれて、生徒たちの、試合に一喜一憂する大歓声が聞こえてきます。それだけでも会場の、選手と応援団の熱気が伝わってきます。
中学生は授業で習う範囲でしかバレーボールに詳しくないですが、一人一人が真剣に取り組んで、なおかつ楽しめることがこの行事の素晴らしいところです。

[応援している高校生の言葉]
見ている人が応援したくなるし、クラスが団結するので、クラスのいい思い出になるんです!
勝ったときの喜びも大きいです!

[中学16クラスの頂点に輝いたのは3年い組🏆]
優勝クラスの大会責任者にインタビューしました。
Q 勝利のポイントを教えて下さい。
髪の毛をみんなで三つ編みに揃えました。みんなで髪型をそろえることで絆が深まり、勝てると思ったからです。仲良く、楽しくがんばることができました。
Q 作戦は?
サーブが得意な生徒を中心にメンバーを組みました。
Q 優勝の瞬間の気持ちは?
絶対勝つ💪という強い気持ちで応援していたので、優勝が決まった瞬間は「やったー!」と言う気持ちでいっぱいになりました。
Q 大会を通しての感想
準決勝の2セット目が、点差が縮まらなくてきつかったです。3セット目で気分を上げたことで、勝利を得ることができました。なんだかんだで、担任の先生が1番楽しんでいました(笑)。1番大声で叫んでいて「ヨッシャー!」という声が体育館に響いていました。
そして何より、クラスの応援がプレーする選手達を肯定してくれ、メンバーの気分を上げてくれました。

16クラスの、選手の皆さんのプレーとクラスの応援は、見ている人の心を熱くしてくれました。
勝っても負けても全力プレーはみんなを笑顔にします🏐

IMG_1675中間試験後の10月30日(月)と31日(火)の放課後に、English Committee(英語委員会)主催のHalloween Movie Event Day 1 & Day 2が本学園講堂にて開催されました。

中1~高2までのおよそ延べ70名が参加して、映画鑑賞『モンスター・ホテル』( 原題:Hotel Transylvania)、クイズ大会(映画に関する英語クイズ)、ネイティブの先生方手作りのハロウィンフォトスポットでの写真撮影などを楽しみました。
生徒達は仮装で参加OK!ヘアアレンジでプチ変身したり、カチューシャや帽子などの小物を利用したり、フルに仮装したり…それぞれの楽しみ方で参加していました。

まず最初に、 “Halloweenにぴったりの映画”として生徒達が投票で選んだ『モンスター・ホテル』を鑑賞しました。
鑑賞後は、映画に関する英語クイズに答えました。クイズに正解した生徒達の中から抽選で2名に、ネイティブの先生が選んだハロウィンにちなんだ賞品がプレゼントされました。
イベントの最後には、それぞれの先生が、ご自身のイメージに合わせてチョイスした仮装で登場し、生徒達も大いに盛り上がりました。

イベントの後には、ハロウィンフォトスポットでお友達や仮装した先生達と一緒に、写真撮影を大いに楽しんでいました。
中間試験後の息抜きになったようです。

Happy Halloween!

IMG_153910月25日、高校1年生のSEコースと中2HUBの生徒を対象に、駐日外交官による交流プロジェクトを行い、駐日英国大使館で政治部の二等書記官として働く、ジェシカ・ウェルズさんに講演して頂きました。幼少期~学生時代の経験、外交官になるまでの道のり、そして外交官としてのお仕事について、話して下さいました。

外国語の重要性を認識していらしたご両親の元で、幼少期より外国語や外国文化に触れて育ったそうです。学生時代から母語である英語に加え、フランス語・スペイン語・イタリア語の学習に励み、Oxford大学では歴史とフランス語を専攻。在学中に1年間フランスで暮らしながら、高校生に英語を教えた経験から、言語や文化の違いを意識し、その面白さに気付いたといいます。

卒業後はインターンシップなどを通じて進路を模索する中で、人の役に立ちたい、外国との繋がりをもちたい、という自身の希望を叶えられる職業として外交官を目指すことになったそうです。外務省に入るまでの道のりは非常に険しく、人生で一番頑張ったことのひとつと言える、と話して下さいました。

入省後、様々な業務に携わる中で、広い視野で世界を見たい、イギリスやフランスとはまったく違う場所に住んでみたいという思いが強くなり、在外大使館で働く挑戦をすることになったそうです。大使館は世界各地にありますが、これまで自分の学んできた言語とは異なる文字体系を持つ言語を学びたい、という思いもあり、また、かねてより読書を通じて興味を持っていたことから、日本を選択したそうです。来日時期がコロナパンデミックと重なってしまったこともあり、人脈を広げることが重要な職でありながら、すべてがオンラインで行われる環境で、苦しいスタートとなりましたが、協力的な同僚に支えられながら、仕事内容にも魅力を感じ、大変な時期を乗り越えて現在にいたるといいます。

大使館ではすでに複数部署を経験され、サイバーセキュリティ対策、女性の権利、人権問題など様々な分野に取り組んだそうです。現在の部署では、今夏に行われたG7広島サミットに向けて英国閣僚来日のための各種手配などを行ったそうです。

最後には、外交官や、海外との関わりをもって働きたいと考える人へ、アドバイスもいただきました。知的好奇心が旺盛であることはなにより重要だといいます。多様で多彩な仕事をこなすためには、沢山の情報にアクセスし、それらを素早く学ぶことが求められるとおっしゃっていました。ウェルズさんご自身も、専攻は歴史とフランス語でありながら、人権から政治問題、情報技術に至るまで、幅広い分野をカバーしながら働いていらっしゃいます。発表や交渉の場も多いので、早いうちからそうしたスキルを身につけることも必要だそうです。また、長期戦になる覚悟をもって取り組んで欲しいとおっしゃっていました。

ウェルズさんご自身は新卒で外務省に入省、外交官になられましたが、同僚には様々な職歴を持つ方も多いといいます。かつてとは異なり、就いた仕事が一生のものではないケースも増えています。学校での学びはもちろん、様々な経験が役に立つので、一つ一つのことに一生懸命に取り組んでもらいたい、と話して下さいました。若くして外交官として働くウェルズさんから、貴重なお話を伺い、ひたむきに努力することや挑戦することの大切さを感じ、生徒たちにとっても良い刺激になったようです。

IMG_154810月26日(木)の放課後にかぼちゃランタン(ジャック・オー・ランタン)を作成しました。
中1の希望者とEnglish Committeeの生徒達が参加しました。今年は、数学科のS先生のお友達の農家の方から、廃棄することになっていた立派なカボチャを7個いただきました。
Kalie先生が前もって手作りされたステンシルシートから、気に入ったデザインを選んで、かぼちゃの表面に貼って、マジックでくり抜く部分をマジックで書きます。それから、へたの部分をくり抜き、取った部分は蓋として使用します。中の種の部分を丁寧に取り出します。かぼちゃの顔をカービングするところが重要なポイントです。ナイフでかぼちゃをカービングするのは力が必要です。参加生徒達は、けがをしないように、真剣な表情でかぼちゃと向き合っていました。ネイティブの先生方に手伝ってもらいながら、ユニークなランタンが7個完成しました。最後はランタンに火を灯して、幻想的な雰囲気を楽しみました。

カボチャの種は数学科のS先生が持ち帰り、自宅の畑に蒔いて、育ててくれることになっています。来年は、S先生の庭で育ったカボチャでランタンが作れるかもしれません。

ジャック・オー・ランタンは悪霊を追い払ってくれるそうです。完成したジャック・オー・ランタンは、今、玄関で、生徒達とお客様を出迎えています。

a631955c-55bb-4ab2-a687-48e05b5ef33f三輪田学園は毎年、高校生直木賞(高校生が直木賞の候補作から最も優れた作品を選ぶ文学賞)の選考に参加しています。

今年の夏、第8回高校生直木賞の候補になった作家の新刊の発売に伴い、感想が募集され、たくさんの三輪田生が応募しました。
その結果、本校の2名の生徒の言葉が選ばれました。2名とも、高校生直木賞に参加した生徒です。
本の帯と本の紹介のポスターにその言葉が記載されています!

★本の帯…高校1年生の言葉「重すぎず、軽すぎない」「青空のように澄んでいる」
主人公にとって青空が重要という印象を持ったのでこの言葉を選びました。
主人公は問題を抱えているけれど、所属している科学クラブで実験をすることが希望となり、明るさが生まれます。
自分の言葉が読んでくれた方の心に響いたかと思うと嬉しいです。
中3のときに読書サークルに入り、 三輪田学園の図書館の広さとたくさんの蔵書数に、一気に本にはまってしまいました。

★本のポスター…高校2年生の言葉「自分の世界と通じていると感じる」
「高校生」と「空」に自分との共通項を見いだしました。
そして何より、目標に向かって頑張っている姿が自分と重なりました。
ポスターに自分の言葉が記載されて、今まで大きなものに出るという経験がなかったので驚きました。少し恥ずかしい気持ちがします。本が好きなのでどんどん読書をしたいです!

IMG_148210月20日(金)に中1の英語プログラム(Honors ClassとAdvanced Class)の生徒達とネイティブの先生4人でメキシコ大使館に行ってきました!

メキシコ大使館は、三輪田学園の最寄り駅市ヶ谷駅から有楽町線で二駅目の永田町に位置しています。大使館が立つ土地は、メキシコがアジア諸国以外で初めて日本と平等条約を結んだ感謝の証しとして、明治政府が提供したのが始まりとされているそうです。
大使館のJinaさんに案内され、いざ大使館の中へ。

スタディツアーの使用言語は全て英語です。まず最初に、学術・科学担当参事官Emmanuel Trinidad氏から、メキシコでとても大切な行事として知られる「死者の日」(Dia de muertos)についてご講演いただきました。「死者の日」は、日本でいえば「お盆」のような行事です。2003年に「死者に捧げる先住民の祭礼行事」として、ユネスコの無形文化遺産に登録され、映画『リメンバー・ミー』(原題:Coco)で、世界的に知られるようになりました。メキシコらしい色彩豊かな行事です。マリーゴールドはこの死者の日に欠かせないお花で、祭壇にも、お墓にもたくさん使われ、この時期になると、様々な市場で売られているのを見ることができるそうです。「死者の日」のアイコン、骸骨の貴婦人「カトリーナ」は死の概念を比喩し、遊び心を交えて象徴化したもので、パレードではカトリーナに扮する人がたくさんいるそうです。Trinidad氏によると、「死者の日」は故人を偲び、語り合うだけでなく、生についても考える日だそうです。Trinidad氏の以前の職業は先生、高校で哲学を教えていたことがあるそうです。

次に、Jinaさんが、メキシコの切り絵、パペルピカドの作り方を教えてくださいました。パペルピカドとは、お祝いの時によく使われるカラフルなメキシコの装飾のひとつで、スペイン語で“Papel picado”「切り刻んだ紙」という意味だそうです。自分達が作ったパペルピカドを持って記念撮影。その後は、質問タイムに移りました。

生徒達から、メキシコで流行っている音楽と観光地を教えて欲しいという質問が出ました。コロンビア出身のシンガー、シャキーラのミュージックビデオとカンクンビーチとテオティワカン遺跡をご紹介いただきました。

プログラムの最後は、待ちに待ったティータイム。メキシコのお祭り「死者の日」には欠かせないPan de Muerto (死者のパン)とホットチョコレートをいただきました。死者のパンは、骨が十字型に重ねられた形をしています。表面に砂糖がまぶされていて、一口頬張ると、オレンジの香りと甘さが口に広がって、とても美味しかったです。

Trinidad氏から生徒達の英語力を褒めていただきました。使用言語は英語でしたが、生徒達は、スペイン語の挨拶も学びました。

最後に、駐日メキシコ大使メルバ・プリーア氏ともお会いでき、楽しく学び多いスタディツアーとなりました。

メキシコ大使館のスタッフの皆さん、ありがとうございました。

         Muchas gracias

IMG_145610月11日(水)に中2英語HUBで、東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センターを訪問した際に、トルコのイスタンブールから日本語研修のために来日したイト・マルマラ・アナドル・イマーム・ハティップ高校の校長先生と日本語の先生とお知り合いになりました。

高校には日本語コースがあり、年に1~2回来日するそうです。

三輪田学園が1887年開学の女子校とお伝えすると、伝統ある学園を是非見学されたいとおっしゃり、10月19日(木)に訪問が実現しました。

Miwada Learning Lounge, 図書館、室内プール、虚心亭、講堂などをご案内しました。

図書館では、日本語で書かれたトルコに関する本を興味深そうに手に取って眺めていらっしゃいました。

三輪田の海外研修(イギリス、カナダ、マルタ)についてお話ししたところ、マルタに来る時には、イスタンブールにも立ち寄って下さいとお誘いいただきました。イスタンブールからマルタまで2時間のフライトだそうです。

中間試験期間のため、放課後も多くの生徒達が学校で試験勉強をしていましたので、生徒達はトルコからのお客様に興味津々の様子でした。

近い将来、生徒達同士の交流も実現するかもしれません。

MicrosoftTeams-image (12)10月13日、HRの時間に大学の先生方に来校していただき、高1・高2対象の模擬講義を行いました。生徒は自分の進路を踏まえて、希望する大学の学部の講義を選びます。
人文科学、社会科学、法学、経済学から理工学、農学、医学、薬学、教育学系統など、16の学部系統に分かれて聴講しました。
この時期、高1は文系・理系選択、高2は各自の受験科目に応じた科目選択をすることになります。よって、今回の講義は志望する進路や自分の興味のある分野について考える貴重な機会になりました。
今回芸術系統の講義では、美大では「ただ絵が上手なことを求めるのではなく、主体的に考えて、自分の人生をデザインする力を求めるのである。」というお話から始まり、学生の方がどういった視点をもって授業を受け、作品を作っていたかというお話を伺いました。また、日常の生活をいつもと異なる視点で考えることで、物事の普段気づかない存在意義を捉えることになるといったお話も伺い、考え方に刺激をいただける機会になりました。
国際関係学系統では、「『国際化』に最も大切なことは、自分をよく知ることである。日本人であるならば、まずは日本をよく知らなければならない。『国際化』をしていくためには、他国と対等な立場で〈国際基準〉を作る場にいなければならない。『誰のための・何のための国際化なのか』を見失ってはいけない。」というお話を伺いました。
薬学系統では、授業で未習の内容が多く出てきたので、ドラッグデザインを考えるワークでは苦戦していましたが、一生懸命考えていました。実際に新薬が作られるまでには、時間も研究費も膨大にかかり、何万通りも考えたドラッグデザインのうちの1つが成功すればよい方だと知り、生徒たちは驚いていました。また、理系の総合大学では学部の枠を超えてチーム医療の演習を行っているそうで、そうした具体的な大学生活の様子も伺うことができ、刺激になったようです。
講義終了後も先生方に質問したり、大学のパンフレットを見ながら情報交換したり、自分の進路について考えを深められたようです。

MicrosoftTeams-image (17)ネイティブの先生達が、English LoungeをHalloween仕様に模様替えしました。

是非、飾り付けを見に来てください。

中間試験後には、生徒達が楽しみにしているかぼちゃランタン作り、Halloween Movie Event、中学レシテーションコンテストなど英語関連のイベントが目白押しです。

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