IMG_4722外濠公園と校庭の桜が満開に咲き、春風に桜の花びらが美しく舞っています。
本日、三輪田学園中学校の入学式が行われました。
202名の新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。
今日の日を楽しみにしていらしたと思います。
皆さんの学年色はピンクです。桜色のピンクが皆さんを歓迎しています

新しい鞄やリュックに、たくさんの希望と少しの不安を詰めて登校したと思います。
三輪田生として初めて制服を着て、初めての教室、初めて出会ったこれから一緒に学ぶクラスメイト、初めての優しい担任の先生… 。今日は初めてがたくさんありました。

入学式では一人一人のお名前を呼ばれて、元気よく「はい!」という大きな声が、広い講堂に響いていました。
塩見校長の式辞では校訓「誠のほかに道なし」の教えを伺いました。
おーなり由子さん作の「ことばのかたち」という絵本の紹介があり、言葉の大切さを学びました。
そして校長先生からの初めての宿題。「新しいスタートの入学式の日に、お世話になった方に感謝の気持ちを伝えましょう。」 新入生の皆さんの心にはたくさんのお世話になった方のお顔が浮かんできたことでしょう。ぜひ感謝の気持ちを伝えてください。

中学3年生の心のこもった歓迎の言葉、中学3年生全員で歌う〈春に〉を聴いて、温かい気持ちになったことと思います。

緊張の入学式が終わると、個人写真撮影、クラス写真撮影と続きます。
ホームルームに戻って名刺交換なども行いました。クラスの雰囲気が一気にとけ、明るく和やかになりました。
明日からはオリエンテーションが始まります。中学ならではのたくさんのプログラムがスタートします。そして週末の土曜日からは初めての授業が始まります。

今日から始まる三輪田学園でのたくさんの出会いを大切に、中学校生活を大いに楽しんでください。
三輪田学園にはすべての生徒に居場所があります。
どうぞ安心して、まずは学校に慣れることから始めましょう!

中学1年生と保護者の方、ご家族の皆様、本日は誠におめでとうございます

5春休みを終えて4月、新年度が始まりました。
久しぶりの生徒の登校です。
3月に中学を卒業したばかりの新高1生の高校入学式が、桜が美しく咲く中、行われました。
高校1年生の皆様、高校入学おめでとうございます

【入学式後の高校1年生にインタビュー】
・新しいクラスメイトになって、環境が変わって新鮮な気持ちです。
・部活の事しか頭にありません!
・具体的な目標を立てて頑張りたいです。

また、本日は中学高校1学期始業式も行われました。
新しいクラスにドキドキ。すぐに打ち解けていました。

【始業式、校長先生のお話】
1学期の盛りだくさんの行事を紹介。
勉強も大切ですが、様々な企画に積極的に自分から関わろう!とお話しになりました。
VUCA(ブーカ・予測困難)の状況にあって、下記英単語の頭文字をとった「グリット」を紹介。
• Guts(度胸)
• Resilience(復元力)
• Initiative(自発性)
• Tenacity(執念)
「グリット」とは「やり抜く力」のこと。やり抜く力こそが社会的に重要なのだそうです。
グリットを伸ばすには挑戦すること。
三輪田学園には道徳ホームルームや校外学習、高大連携など、挑戦の芽がたくさんあります。
一つ一つの挑戦が生徒を育て、社会に貢献することへとつながっていきます。
「社会のため」と考えて行動すれば、それは小さな社会でも、大きな社会でも、立派なグローバルリーダーです!

【始業式後の高校2年生にもインタビュー】
・最上級生になって後輩をまとめられるように心機一転、頑張りたい。
・大学入試に向けて、よりいっそう勉強に励みたい。
・高校2年生になって責任ある立場になったので、きちんと責任感を持って物事に取り組みたい。

中2から高3まで、921人十色のスタートになりました!
明後日入学する新入生202人も三輪田生に加わって、1123人全員が飛躍の一年になりますように!

2024年度、さあ、ここから 進め、私たち!

EmbajadoraX1DD-03三輪田学園の高校生2名がメキシコ大使館主催の一日女性大使ファイナリストに選ばれ、メキシコ大使館で開催された表彰式に出席しました。

女性たちが、平和と安全、組織やコミュニティーにおける地位向上などの可能性を広げ、更なる前進に向けて話し合う機会として、1975年に国連によって毎年3月8日に設けられた記念日が、「国際女性デー(International Women’s Day)」です。一日女性大使ファイナリストはこの日に発表されました。ファイナリストの生徒達にとっても記念日となったようです。

~ファイナリストの生徒の感想~
元々模擬国連の活動を通して、ジェンダー平等に興味があり、このイベントに参加しようと思いました。プリーア大使のスピーチを聞いたり、同世代の女の子たちとジェンダー平等や女性の権利などの意見を交換したりして、自分の考えをより深めることができました。この機会を経て、今まで以上に外交やジェンダー平等について考え、問題解決に関わりたいと思いました。(Y. A.)

メルバ・プリーア大使のスピーチを目の前で聞き、同世代の生徒と女性の社会進出や国際的な外交について話し合うことが出来た貴重な経験でした。今回の経験を通し、日墨の歴史やジェンダー平等についての理解をさらに深めていきたいと考えています。(S. O.)

文3月21日(木)に高1の11名がハンガリー文化センターを訪問し、ハンガリーの文化や歴史、観光について学びました。
ハンガリー語のミニレッスン、ハンガリーのクリスマスプラリネの試食、民族衣装の試着などを体験し、とても楽しく、学び多いスタディツアーとなりました。
ハンガリーの大学進学についても説明していただきました。日本の高校資格があれば、ハンガリー政府奨学金に応募できるそうです。大学では、英語で授業が行われるので、ハンガリー語はできなくてもOKとのこと。
ハンガリーに留学する選択肢があることを知り、生徒達も興味を持って聞いていました。

ハンガリーはヨーロッパで最大の温泉大国、ハンガリー人の姓名は、日本人と同じく「姓・名」の順など、共通点があることも新しい発見!

レクチャーの後は、プラリネの試食と民族衣装の試着タイム。スタッフの方が、ハンガリー産のパプリカも持って来てくれました。生徒達はパプリカの香りを楽しんだり、手の込んだ可愛い刺繍のブラウスやペチコートで膨らんだスカートに魅了されていました。

ハンガリー出身の人物として、ピアノの魔術師、フランツ・リスト、ルービックキューブを発明したルービック氏、メッセンジャーRNA(mRNA)と呼ばれる遺伝物質を使った新型コロナウイルスワクチンの開発に道を開いた研究業績が高く評価され、昨年のノーベル生理学・医学賞を受賞したカタリン・カリコ氏の紹介がありました。
カリコ氏は冷戦時代のハンガリーで生まれ、つましい生活をしながら分子生物学を学び、その後、苦労して渡米、mRNAの医療応用の研究を本格的に始めたものの、扱いが難しいmRNAの研究に対する理解が広がらずに助成金も打ち切られる苦境も経験したそうです。それでもめげずに研究を続けたことが、今回の受賞と世界中の多くの命を救うことに繋がりました。

所長さんとスタッフの皆さんは、全員女性。ハンガリー駐日大使も女性だそうです。女性が活躍している姿に勇気をいただきました。
所長のメレーニ・クリスティーナ氏は日本語、ジャーナリズム、国際関係など5つの学位をお持ちだそうです。所長さんから「夢を持ち続けて下さい!」のメッセージをいただきました。

ハンガリー文化センターの皆さん、 Köszönöm(クゥスヌム) ありがとう!

IMG_4405三輪田学園高等学校第75回卒業式が挙行されました。
177名のピンク学年の高校3年生が巣立っていきました。
「心の優しい、思いやりのある学年」
先生方はピンク学年の高3生をそう表現します。

学校長式辞では「ノブレスオブリージュ」というフランスに起源する言葉を紹介。
社会への義務と責任を持つこと、自分の環境を生かして世の中に還元してほしい、とメッセージを送りました。
学年スローガン「勇往(桜)蘭進」。
卒業生たちはこれからも自分の信じる道をまっすぐに進んでいきます。

私たちは三輪田学園の校訓「誠」で結ばれ繋がっています。

学校長式辞の締めくくりはダンスクラブ生徒が受験生応援動画として作成した作品が上映されました。
曲は〈センスオブワンダー〉。
最後の歌詞は「自分の好きな自分になろう」。
三輪田学園で、卒業生たちは学校のこと、友達のこと、先生方のこと、家族のこと、そして自分のことが大好きになりました。

コロナ禍以来初めて、高校2年生全員が卒業式の式典に参列しました。
心のこもった在校生送辞、真心のこもった卒業生答辞…と粛々と式典が進んでいきました。

卒業生合唱曲は〈YELL〉。
素晴らしい歌声に「卒業生たちは大丈夫!」と確信を持ちました。

第75回卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
皆様がこれからの人生を力強く歩んでいかれることを心から願っています。

20c5202a-d2bc-4854-86f9-61bb2072ba6b三輪田学園中学校第77回卒業式が執り行われました。
朝は少し強い風が吹いていましたが、日中になるにつれ、春の暖かさが感じられる心地よい風になりました。外濠公園の桜も、春を待つばかりと蕾が膨らんでいます。

い組ろ組は組に組ほ組、中学3年生180名が本日三輪田学園中学校を卒業しました。
中学3年生にとっての中学時代は、コロナ禍真っ只中の我慢の青春時代でした。
卒業式で歌う校歌も中学1年の時はコロナ禍でずっと歌うことができなかったので、一から練習をしました。

卒業証書授与では校長先生は一人ひとりに卒業証書を手渡しました。
学校長式辞の中で、中3・学年通信の題名「オアシス」から、ここ三輪田学園という心のオアシス、やすらぎの場所から、一人ひとり翼を持ってしっかりと高校に向けて飛び立ってほしいと力強いエールが送られました。

担任団の先生方が優しく見守る中、卒業生総代答辞では代表の生徒の言葉に、中学3年間の成長を感じました。しっかりと自分の言葉で自分の考えを述べていて感動しました。
オアシスには「やすらぎの場所」という意味のほかに、「厳しい環境の中での成功体験」という意味もあるそうです。まさに緑学年の中学3年生はコロナ禍という厳しい環境の中で過ごしてきましたが、どんな環境でも力強く乗り越える力と優しさを合わせ持っています。人生を歩む上で大きな自信と支えになることでしょう。

卒業式の後、中学3年生は最上階の6階ホームルームで、中学時代最後の担任の先生のお話を伺いました。

空を見上げると、生徒たちの心、保護者の方の晴れやかな気持ちを映し出しているような澄んだ素晴らしい青空が広がっていました。

緑学年はこれから高校へと進んでいきます。
自分の翼をしっかりと広げて、これから始まる高校生活で、たくさんの世界と景色を見ることでしょう。

中学3年生の皆様、ご卒業おめでとうございます。

IMG_3907本日は3学期 終業式の日です。
終業式の校長先生のお話では、まず始めに図書委員会が参加する「千代田区内中学校・高等学校展示in千代田図書館」が紹介されました。
そして、恒例の生徒の受賞の紹介です。舞踊、お料理、バスケ、クラリネット、スケート日本代表… 様々な賞が紹介されました。

そして、校長先生から生徒に1年間の感謝が伝えられました。
公式動画撮影の協力、自主的に受験生応援動画を送ってくれた生徒たち、MGPの1年間の活動など、生徒へのたくさんの感謝です。
三輪田生の「よいこと」も紹介しました。
受験生が周辺を散策していて体調を崩した時、三輪田生が優しく介助したこと。
鞄を無くした東南アジアの女性に、三輪田生が英語で対応して力になれたこと。

そして、一年の締めくくりとして生徒に
「いつも謙虚であること」
「これからの生き方を自分に問いかけ、向き合ってください」
とお話になりました。

終業式の後、高校2年生は講堂に残って〈蛍の光〉の練習です。
4年ぶり、高校2年生も式典に参加しての大合唱です。
その後、高校3年生が卒業式で歌う〈仰げば尊し〉の練習をしました。

ホームルームに戻ると、新聞特別委員会が発行している「三輪田新聞」や中学・高校図書委員会の「図書だより」が配られました。新聞は第355号、図書だよりは通巻187号。伝統と歴史を感じます。
そしていよいよドキドキの通知表が担任の先生から手渡されました。

終業式の一日は、1年間の成長を振り返ると同時に、周りの方に感謝の気持ちを言葉で伝える日でもあります。

ここ数日、気候も春の暖かさを感じるようになりました。
着々と新しい4月からの新年度に向かって進んでいます。

IMG_1592お世話になった高校3年生を送る、高校2年生主催の高校生の会です。
高1高2全クラスが舞台で感謝の気持ちを披露しました。
この日のために約2ヶ月間、ホームルームで練習を重ねてきました。

プログラムのトップバッターは恒例の先生方の合唱。曲はリトグリさんの〈世界はあなたに笑いかけている〉。
ここ数十年、先生方の歌の歴史の中で1番の難曲でした。
選曲は高3担任の先生方で、運動会高3ダンスの曲から選びました。
途中、運動会で生徒が踊ったトレインの振りをすると会場は大盛り上がり!
歌に合わせて舞台上のスクリーンには6年間、先生方が撮り溜めてきた映像が流されました。
写真が切り変わるたびに拍手が沸き起こります。6年間が懐かしく思い出されます。どれもかけがいのない大切な思い出ばかりです。

ここからは高校9クラスの演目。
どれもアイデアいっぱい。映像編集も駆使され、よく工夫されています。
発表クラスの担任の先生もゲスト出演。
キレキレのダンスを披露。生徒たちは大喜び!

全クラスの心のこもった演目に会場は一つになりました。
卒業を来週に控え、高3生と在校生、先生方との絆はますます深まりました。

校訓 誠のほかに道なし
これからの高3生の人生の支えとなることでしょう。
高3生のみなさま、ご卒業おめでとうございます。

IMG_1567異文化理解と国際教育促進の一環で、高1SE(スーパーイングリッシュ)コース希望者 13名は広尾にあるドイツ大使館を訪問しました。半日も滞在させていただきました。

現在のドイツ大使館の建物は2005年に建てられて、質実剛健、ドイツらしい、がっしりとした建物です。
大使館広報の須藤様が迎えてくださいました。

会議室に案内され、自己紹介から始まりました。和やかな雰囲気の中、ドイツ人の外交官の方も参加して、生徒は英語で質問をしました。ドイツと日本について深く学ぶことができました。

[初めて知ったこと]
・ドイツは9つの国に囲まれている!
・ドイツの国旗の色は黄色でなくゴールド!
・西ベルリンと東ベルリンを隔てていた壁の落書きは西側だけ!
・日本のアニメと漫画が人気
・お仕事の場所は個室。お休みもしっかりとる。

[大使館の方から生徒へ熱いメッセージ]
協調することも大切ですがまずは自分です。Shouldではなく、自分が何をやりたいか。
大学では好きなことを勉強してください。何を学ぶかが大切です。
自ずと大学の休学者は多く、30歳近い学生もたくさんいます。
皆さんが頑張っている部活は助けになることが必ずあります。一生懸命部活動に励んでください。

ドイツでは、いわゆる日本のような「就活」ではなく、自ら職場に行って体験をします。
是非、専門を活かした仕事についてください。
お話を伺って、ドイツのマイスター、親方制度のスピリッツが受け継がれていると感じました。

ドイツは移民を多く受け入れている国ですので、様々な文化を認め合い、互いを尊敬しあっているそうです。

貴重なお話をたくさん伺いました。

あっという間にお昼になり、大使館の料理長の方が焼いてくださったLaugenbrezel(ラウゲンプレッツェル)が、生徒と教員全員に振る舞われました。ドイツパンの特徴である硬さがとてもおいしかったです!

お話の後、大使館の広い公邸のお庭を散策させていただきました。入り口に入ると、なんとアオサギが迎えてくれました。大使館の方も初めて見るそうです。
アオサギはエジプトでは日の出を最初に迎える鳥と考えられていて「再生の象徴」だそうです。「幸運の前兆」ともいわれています。ギリシャ神話ではアオサギを見たら美意識が高まるそうです。また、人間関係も良くなるそうです。幸運のアオサギに迎えられて生徒も大喜び!

お庭には日本の鐘もあり、文豪ゲーテの言葉が力強く刻まれていました。
「DIE TÖNE VERHALLEN, ABER DIE HARMONIE BLEIBT GOETHE」
「響きは消えても調和は残る」
心に響く言葉です。

お庭を出て帰るとき、入り口で出会ったアオサギも飛び立って行きました。

本日のドイツ大使館での出会いや学んだ事は、生徒の心に一生の思い出として残ることでしょう。

大使館の皆様、温かく迎えてくださり、そして貴重なお話をありがとうございました。

Danke schön!

IMG_00183月13日(水)、今年の1月末に1年間のカナダ留学プログラムを終えて帰国した高1生徒による、留学成果報告会が行われました。教職員に加え、留学や海外生活に興味を持つ同級生たちも報告会に参加し、発表を聞きました。

幼少期にお父様のお仕事の都合で海外生活を経験したことに加え、特に中学生の時に参加した短期留学以降、本校の高1生対象長期留学プログラムに参加したい!という気持ちが強くなり、英語の勉強に力を入れたといいます。

留学前にすべきこととして、
①自律の習慣をつける
②語彙力の強化
③英会話の練習
を挙げていました。②と③を最重要視してしまいがちですが、現地での滞在形式を問わず、親元を離れて生活するうえでは①が何よりも重要だった、と話してくれました。

カナダでは、現地の高校に通い、前期・後期と2つの学期を過ごし、間の夏休みには語学学校に通っていたそうです。
高校では、Math, Social, Science, Bible(聖書)といった座学の科目に加え、, P.E.や Food(Cooking)といった実技科目も履修したそうです。日本との違いとして、例えばScienceでは、日本の高校のように、「生物」「物理」と科目が分かれているわけではなく、Scienceという一つの教科の中で、今週は「化学」、来週は「生物」といった具合に授業が行われ、学期末の筆答考査では一つの試験の中で複数の分野に関して問われ、覚える量が多く大変だったと話していました。また、体育の授業では、週に1度、学外に出てアクティビティを行い、登山やボルダリング、カーリングなど様々な種目に挑戦したそうで、体育館や校庭で運動する日本との違いに驚いたといいます。

さらに、合唱クラブに参加したり、幼少より習ってきたヴァイオリンを現地でも出来たら…という出発前の希望を叶え、地元のユース・オーケストラに自ら参加を打診し、オーディションを経て活動に参加するなど、課外活動にも積極的に参加したそうです。

夏休みの間に通った語学学校は、各国からやってきた同世代の留学生と触れ合うことができた貴重な機会でもありました。
探究の授業もあり、週によってさまざまなテーマを扱い、さらにそのテーマに沿った課外活動が行われるそうで、森林破壊をテーマにした週には郊外のダムへ校外学習に出たそうです。

順風満帆かと思える留学生活ですが、実際には様々な困難を感じたといいます。言いたいことが瞬時に口をついて出てこないもどかしさや、適切な表現が見つからない、などといった言葉の壁はもちろんのこと、ホストファミリーとの関係性においても、どうしたら本当の家族のようになれるだろうかと試行錯誤があったそうです。また、日本人であれば、日本に暮らしている限りは「多数派」ですが、一歩国の外に出ると、たちまち「少数派」になります。そうした部分で壁を感じたこともあったそうです。

大変なこともあったものの、この留学経験を通して、視野や価値観が格段に広がり、一人でいる強さも身に付き、「語学は身を助く」ということを強く感じたそうです。

この留学経験を経てぐっと成長したことが感じられ、さらなる飛躍が期待されます。

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