11月11日は厩戸皇子(聖徳太子)が悲田院を建立したことを記念して、
学院が独自に制定した行事である「悲田祭」が行われる日です。

悲田院は、飢饉や政争によって荒れた時代に建てられた、貧しい人や孤児、病人などを救護するための施設です。
「悲田」とは「慈悲の田」という意味で、慈悲の心は他人をいつくしみ、また悲しんでいる人がいればその人の悲しみに寄り添う、
ということを表しています。

そばにいる人と「一緒に悩み、一緒に悲しむ」・・・。
そんなことを考える一日となりました。
なお、この行事には中学1年生・2年生が参列しています。

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讃歌を合唱したあと、中学2年生の代表生徒により聖語朗読がありました。

その後聖歌隊の美しい合唱の響く中「仏前荘厳」が行われ、代表生徒が献花・献灯・献香を行いました。
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校長先生が導師を務められ読経が行われる中、代表焼香が行われます。
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読経がおわり、学校長式辞のあと「講話」がありました。
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今年の講話は、「聖徳太子と十七条憲法について」と題し、武蔵野大学准教授の石上和敬先生にお話をいただきました。
十七条憲法の中でも仏教にも関連のある第一条、第二条、第十条、第十四条について、詳しく教えていただきました。

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