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昨日は、2年生でおこなっている漢字の復習の1コマを

ご紹介しました。(こちら

 

今日は、このデジタル時代において、

 

えんぴつで「書く

 

ということの大切さという切り口で、

 

「個別の授業」

 

をご紹介します。

 

この「個別」は、言葉でご説明するのが、難しいのですが、

むさしの学園では、すでに1975年以来、40年近くにわたって

続いてきた伝統ある授業です。

 

授業というのは、正確ではないかもしれません。

「個別」の時間に具体的にやっていることは、

 

教科書などの範となる書物を「視写(写し書き)すること」

 

と、

 

範となる書物を「音読すること」

 

の2つです。

 

授業で身につく力は、点数化できるものではなく、

効果は、簡単に説明できるものだけではありませんが、

その実際をご紹介していこうと思います。

 

今日は、「書く」ことに焦点をあてた記事ですから、その中で

「視写(写し書き)」について、ご紹介します。

 

 

上の写真は、個別の時間に、写し書きをしている様子です。

 

そもそもの趣旨からすれば、1時間内に書く量は、子どもたちに

ある程度まかされるのですが、むさしの学園では、40年間の

実践を重ねるうち、各学年で標準的に書く分量を定め、それ以上は

各自の自由意思とする方がうまくいくことを編み出しました。

 

ちなみに、写真の2年生では、1時間(40分間)の中で、

200字以上書くことが標準になっています。

 

2年生になった当初は、苦しくて途中で、うんざりした様子が

ありありだった子どもたちも、半年もたたないうちに、書くのが

当然になり、500字600字と書く子どももいます。

 

 

この写真は、まもなく2年生を終える子どもたちが、入学以来、

取り組み続けてきた「書き」の実績です。

 

「見える化」が話題にのぼる昨今ですが、子どものやる気を

引き出すのに、「見える化」の重要さは、いつの時代も同じです。

 

電子ツールの発展は、これからも進み、どんどんとよくなる

でしょう。

 

その中にあって、人格の基礎を形成している時期でもある

低学年期に、「鉛筆で書く」というアナログな取り組みを

十分にしておくことは、かけがえのない経験になると思います。

 

もちろん、書いていくうちに、語彙力が増える、字を覚える

という具体的な成果もあるでしょう。

 

むさしの学園では、精神的な部分、学力をつけるという部分の両輪で、

「書く」ということを大切にしています。

 

なお、「書く」ことの価値を重視した教育活動を進めている

 

書育推進協議会

 

というところがあるそうです。

 

ご覧になってみてはいかがでしょうか?

リンクは、こちら

 

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