少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園小学校です。

 

むさしの学園は、キリスト教を基盤においた教育をおこなっています。

今日は、聖書の授業を担当している、内八重(うちばえ)から、

先日の授業について、報告がまいりましたので、ご紹介します。

 

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以下、内八重 記

 

1月28日と31日、三年西組、東組の聖書科の時間に、外部講師二名を

お招きし、特別授業をしていただきました。

 


 

現在、むさしの学園では、週に一度聖書の時間を設けて学習しています。

学年がすすむと、聖書だけではなく、福祉についても少し触れていく時間を

とっています。
障がいをお持ちの方を含む色々な方がいて、共に生きることが当たり前の

世の中のはずなのに、私達はついそれを忘れてしまいがちです。

 

お互いを認め合いながら共に生きるには、まず相手を知らなければなりません。

相手を知るには実際に会って直接お話をするのが一番。

 

私事ですが、私の夫も聾者であり、私自身、夫を通じ沢山の事を学ばせて

もらいました。

 

府中市ボランティアセンターで聾者の講師を紹介して下さると知り、是非、

むさしの学園の子どもたちにも!と、昨年度よりこのような機会を設けて

いるのです。
まずはともかく「聴覚障がいについて知ろう」ということをテーマに、

先生から直接、ご自身の障がいについて、また、一口に聴覚障がいと

いっても様々なタイプがあること、日々どのようなことに不便を感じるのか、

聞こえない・聞こえにくい方々とどうやってコミュニケーションをとったら良いか

等について教えていただきました。

 

また、補助器具などを見せていただいたり、聞こえる私達に何が出来るのか、

一緒に考える時間を作っていただきました。

 

子ども達は、皆、真剣な顔で、通訳をしてくださった先生の音声に耳を傾けつつ、

手話でのお話を食い入るようにみつめていたのでした。

そして、偶然にも先生はクリスチャンでいらっしゃったのです。冒頭で、

 

「私はこのむさしの学園に来るのを楽しみにしてました。むさしの学園は

キリスト教の学校よね。実は私、クリスチャンなの。だからこの学校に行って

みたい!ってずっと思っていたのよ。今日こうして来れてとっても嬉しいわ。」

 

「私は神様を信じているの。私は耳が聞こえないけど、一度も不幸だと思った

ことないのよ。神様は皆と同じように、私のことを愛して下さるから。」

 

と話して下さいました。私自身も、子ども達も皆、心動かされた言葉でした。

子ども達の質問にも丁寧に答えて下さり、沢山の学びと実りのある、あっと

言う間の40分間でした。

 

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