暖かな春風の合図で、桜の花びらは遠い陽射しの中へ駆け抜けていった。私は今日明星学園中学校に入学する。中学校には、あたらしいことがたくさん待っている。新しい教室、新しい先生、新しい仲間・・・。

私は、新しい先生や友だちと上手くやっていけるだろうか。授業やテストについていけるだろうか・・・と不安な気持ちでいっぱいだ。

でも、楽しみなこともたくさんある。中学校では、新しい仲間がまたたくさん増えて、大好きな友だちも増えるだろう。授業だって、今までより難しくなる分、知らなかったことをもっとたくさん知れる。そんな楽しいこともたくさんあるのだろう。

不安はあるけれど、新しい仲間に私から声をかけてみたり、授業を真剣に受けたりして充実した中学校生活を送りたい、と思っている。これから、いろいろな壁に当たると思うけれど、その時は私らしく、私なりに、その壁をぶち壊していく。そして遠い陽射しの中へ駆けていった桜の花びらのように、中学校生活をゴールテープまで走り続けたい。

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「えっ、中学生が椅子を作るんですか?」

…そうなんです。学校外の方にお話しすると、必ずと言っていいほど驚かれます。しかも、半年かけて、“ちゃんと座れる”椅子をつくるんです。

明星学園中学校には、50年以上の歴史を誇る“伝統の木工授業”があります。なかでも9年生(中学3年生)が取り組む卒業製作『木のオリジナル家具を作ろう』は、まさにこの学校の名物とも言える特別な授業。木と向き合い、仲間と力を合わせて、本格的な“オリジナルの椅子”を一から作り上げます。

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明星学園の教育へ関心を持っていただき感謝しております。今年度の学校説明会の日程が更新されました。

明星学園に興味をお持ちの方、話を聞いてみようかなという方は、ぜひお申し込みください。

当日お会いできることを楽しみに、お待ちしております。

入学広報部

https://www.myojogakuen.ed.jp/junior_high_school/admission_info/briefing_session/

防災1探究実践の授業の中で行っている「みたか探索プロジェクト」の活動の一環として、11月5日(火)にMitakaみんな防災を訪問しました。三鷹市の課題から「防災」を選んだ4チームと一緒に現地を訪問しました。はじめに、代表を務める大倉さんから三鷹市の防災対策についてお話をしてもらいました。その時に分かったことが以下となります。

① 三鷹に大地震が発生したときに、この場所がすべての防災に関しての中心になる
② 自助(地震が起きたときは自身で自分のことを守ること)、共助、公助の大切さ
③ 吉祥寺パルコを歩いていたときに、大地震がきた。その時あなたはどう行動するか?
→正解は後半に書きました。最後までお読みください。
④ 日常的に食べているものを多めに買って、また買い足す(ローリングストック)
⑤ 建物の中(元気創造プラザ)には約2万人分の非常食が備蓄されている
⑥ 秋には総合防災訓練の実施
⑦ 夏休みに1泊2日の防災キャンプの実施

防災2三鷹市では防災に関するさまざまな取り組みが行われていることがわかりました。例えば、毎年3月に元気創造プラザにて大きなイベント「防災フェスタ」を開催しています。
大倉さんは「防災っていう言葉を聞くと、つまらない、大変だと感じる人が多いと思います。私たちは防災って楽しい、楽しみながら知識を身に付けるということをモットーにしています。」と話していました。
大倉さんのお話のあと、生徒たちからいくつか質問が出ました。例えば、「Mitakaみんなの防災が抱えるいちばんの課題とは何ですか。」という質問に対し、「能登半島地震のような大地震が起きた時はみんなが地震に対しての備えをするけど、日が経つにつれて人々はそのことを忘れて油断してしまう。そうしたら防災に対する意識が薄れてしまうから、いつでも備えをしているように呼びかけが必要なのです。どうしたら継続して防災の意識を持たせることができるのかが私たちの課題です」と述べていました。
その後、分かったこと①で書いた防災に関しての中心となる、防災司令本部(写真右)に案内をしてもらいました。そこには、三鷹市全体を見渡せるカメラと三鷹駅が映し出されているカメラがありました。災害が起きた時にいち早く、被害の状況を確認できる体制になっているそうです。
ところで分かったこと②の答えは分かりましたか。正解は「建物の中に入る」(ガラスや看板が倒れてくる可能性があるため)でした。建物から離れるのが正解かと思いきや、なんと建物の中に入るのが正しいそうです!
以上、みたか探索プロジェクトのフィールドワーク報告でした。

学期末には『みたか探索プロジェクト』の発表会が行われます。

フードバンク1現在、探究実践では「みたか探索プロジェクト」のフィールドワークを実施しています。
この活動は、”三鷹市の市民があげている課題を解決する”ことをテーマに、課題の現状や原因を調査し、フィールドワークに出かけながら、解決策を提示するプロジェクトです。

今回、紹介するのは、賞味期限・消費期限が過ぎてしまった食品がたくさん捨てられてしまっている現状に注目し、フィールワーク先に『フードバンクみたか』をあげたチームです。まずは、現地へ訪れてインタビューに応じてもらえるのか、アポイントメントを取ります。時には、目的の説明がうまくできずに何度か連絡することになったり、日時の調整がうまくできなかったりすることもあります。今回、ご対応してくださった『フードバンクみたか』は活動している時間帯が15時までとのこと。オンライン通話等のやり取りの可能性を探っていたところ、“直接お話しできる方が良いでしょう”とのことで、なんと、担当の寺嶋さんが明星学園に足を運んでくださいました。その一部を少し紹介いたします。

フードバンク2生徒:三鷹市の食品ロスの取り組みにはどのようなものがありますか?
寺嶋さん:例えば、家庭で余っている食品を集めて、食品を必要としている地域のフードバンク等に寄付をする「フードドライブ」があります。12箇所にボックスが設置してあります。そこで集めた食品は生活困窮者支援や子ども食堂に提供しています。

生徒:寄付してもらって困った経験はありますか?
寺嶋さん:賞味期限切れのものは廃棄するのが大変です。例えば、お米は黄色くなっていたりすると提供することができないので廃棄するしかないんですね。重たいお米を運んで持ってきたのに、全部を捨てるとなると残念な気持ちになります。

その後も、「どのような食品をどれくらい寄付してもらっているか?」「みんなに知ってほしいことは何か?」などいくつかの質問に応じてくださいました。
インタビューを終えた2人は、次のような感想を述べています。「お米が不足していると思っていたけれど寄付で最も多いのがお米だったのは驚いた」「寄付行為そのものはとても良いことなのに、『期限切れ』を寄付するところが残念。食品やボランティアさんの時間や努力ももったいないと感じた」
そして、2人は、「実際に関わっている方の言葉を聞くことができたので、皆にも自分ごとになるように発信していきたい」と宣言して教室を後にしました。
寺嶋さん、お忙しい中お時間いただきありがとうございました。

学期末には『みたか探索プロジェクト』の発表会が行われます。

上越 お米8年生が、5月に上越市にある大島ふるさと農園の棚田で田植え体験をさせていただきました。
田植え後は、地元の農家の皆さんが、草刈りや水の管理など元気に育つようにお手伝いしてくださり、この秋に無事収穫。
そのお米を人数分、学校に届けてくださいました!

みんな、お米が届くのをとても楽しみにしていたので大喜び!1人2kgのお米を受けとり、お家へ持ち帰りました。
自分たちが一生懸命植えた苗からできたお米はやはり格別です。翌日から8年生からは「美味しかった!」という声がたくさん聞こえてきました。

越後田舎体験おおしまふるさと体験協議会の農家の皆様、ありがとうございました。

国際交流クルーズ朝日中高生新聞の記者の中塚さんが、「中学校ニュース」に掲載していた「国際交流クルーズ」航海レポートを読んで、この取り組みに興味を持ち、取材してくださったものが記事(11月17日(日)発行の朝日中高生新聞19面)になりました。

インタビューに答えたのは、今回のクルーズに参加した8年生3人と9年2人。
最初は緊張していた5人ですが、自分たちが体験してきたこと、感じたことをたくさん知ってほしいという思いが強く、「こんなこともあった」「さっき言い忘れてしまったので、付け足しでいいですか?」など話が尽きません。中塚さんもとても丁寧に5人の話を聞いてくださり、あっという間に2時間。そして、素敵な記事にまとめてくださいました。

ぜひご覧ください。記事はこちらです!

核兵器のない世界11月9日(土)に8・9年生(中2・3)を対象に、国際交流NGOピースボートの共同代表の畠山澄子さんをお招きして、お話を伺いました。

畠山さんは、核のグローバル史、科学技術と社会論を専門とし、TBS「サンデーモーニング」のコメンテーターとしても活躍されています。今年の夏に、明星学園とピースボートの共同企画として行った国際交流クルーズにコーディネーターとして関わってくださいました。その夏のプログラムに参加した8年生数名がクルーズ内で行われた畠山さんの「核兵器はなくせる」という講座のお話に心を打たれ、「ぜひ学校のみんなにも聞いてもらいたい!」と企画書を書いて畠山さんに声掛けをし、今回の企画が実現しました。今回は、その3人が司会・進行も担当してくれました!

 

核兵器2畠山さんが被爆者に出会って、核兵器の問題に関わるようになったように、今回、夏のピースボートで畠山さんに出会った8年生が、核兵器の問題に関心を持ち、この時間が実現しました。こんなふうに自分のアンテナに引っかかったことから、自分ができることを見つけて行動にうつしてみる。そんな一人一人の一歩が積み重なり広がっていくことは、なんて素敵なことだろうと思いました。核兵器の問題を通して、どんな世界がいいのかを一緒に考えていけるきっかけをたくさん投げかけてくださった畠山さんに感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございました。

 

生徒の感想を含む詳細はこちらから。

タイ1コロナ禍で途絶えてしまっていたタイのホアヒンにある姉妹校のウイタラヤイ学園との交流が今年の夏から再開しました。この夏休みに明星の高校生23名がタイへ。そして、この秋にホアヒンから20名の中高生たちが、高校で実施されているインターナショナルウィークに合わせて来日しました。

そんなホアヒンからの短期留学生の皆さんが、明星学園で過ごす最後の日の10月28日に中学校にも遊びに来てくれました。
タイからやってきた20名に、中学生たちは興味津々!

 

タイ2授業に参加してみたいというリクエストがあったので、2〜3人ずつに分かれてもらい、明星生に混じり英語、音楽、体育、木工、工芸の授業に参加してもらいながら交流を図りました。8年生(中2)の英語のクラスでは、タイの生徒の他己紹介プレゼンを行うためのインタビューを英語でやってみたり、9年生(中3)の体育はちょうどバレーボールの授業だったので、ウイタラヤイ学園チームと明星生チームで試合をやってみたり。工芸の授業では、毛糸を使ったミニ織物体験。やり方がわからないタイの生徒たちに、明星生たちも一生懸命身振り手振りも交えながらサポート。和やかに交流することができました。

詳細はこちらから。

10月26日、三鷹市芸術文化センター・風のホールにおいて、明星学園100周年記念『ミュージックフェスティバル』が開催されました。
音楽によって「表現すること」をし続けている卒業生の数々のアーティストの中から8組が次々に登場、4時間を超えるライブが繰り広げられました。

曲の合間には明星時代のエピソードがどのミュージシャンからも語られ、笑わせ、盛り上げ、時にほろりとさせてくれました。
当日は会場地下の美術創作・展示室において『明星アート展』も開催されていて、懐かしい出会いもあちこちで見られました。

『ミュージックフェスティバル』出演アーティストは以下の通りです。

①パウンチホイール(63・65・77・82回生)
*爽やかで人懐っこい個性は長くバンドを続けて愛されてきた証!
②小林紗羅(ソプラノ歌手)69回生
沙央くらま(元宝塚・現俳優)69回生
宮崎誠(ピアノ)64回生
*オペラから宝塚、ミュージカル音楽まで圧巻の歌唱!
③優雅(77回生)
*軽やかな歌声は令和の時代に新たな風を贈る!
④ウエノレイ(75回生)
*アーティキュレーションを発揮する抜群のセンスを持つ!
⑤HONEBONE(代表・吉澤エミリ)76回生
*派手なルックスをよそにナーバスなナンバーを得意とするふたり!
⑥高橋ゆうや(76回生)
*デビュー早々大きな苦難を強いられながらも音楽的強さは健在!
⑦土屋アンナ(69回生)
*子どもたちの魂に火をつけてくれた誕生祭でのステージは圧巻でした!
⑧Quinteto FEM(47・76回生)
*普段は別々に活動しながらもラテン繋がりは結束が固い!

(学園広報 堀内)

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