私立学校紹介サイト『ココロコミュeast』明星学園紹介記事13本をご紹介します。写真がふんだんのボリュームたっぷりの記事になっています。生徒の表情、学校の雰囲気を感じていただければと思います。(タイトルをクリックしてお読みください)

<明星学園の教育理念>

「個性」と「自由」の最先端 明星学園の教育理念

すべての基本は創立からの教育理念「個性尊重」「自主自立」「自由平等」

<明星学園の授業>

【理科】小さな科学者を育てる理科教育

【数学】発想力・探究力を伸ばす数学教育

⑤【国語・哲学対話】「ことば」を愛する表現者に

⑥【美術】枠の中の自由表現 美術授業

⑦【木工】柔軟な発想力と価値観を育む木工授業

<卒業生インタビュー>

⑧【卒業生が語る明星の自由教育】僕らは明星で育った!

⑨【真の自由を知った明星の自由教育】

<明星学園中学校のクラブ活動>

⑩【陸上競技部】自分らしく走る楽しさに目覚めたジュニアアスリート

⑪【アンサンブル部】楽しさも悩みも部活で共有 仲間と奏でるアンサンブル

⑫【弓道部】日本古来の武道に親しむ弓道部

<イベント>

⑬【インターナショナル・ウィーク】自分の殻を破るきっかけが見つかる

 

(学園広報部長 堀内)

 

入学式を前に、在校生は、新入生を迎えるための黒板アートを書くことが恒例となっています。新入生141名4クラス、4つの教室に描かれた作品を紹介します。

アート1アート2アート3アート4

系列小学校からの内部生と外部小学校から入学してくれた生徒、自然と交流が始まります。お互いに良い刺激を与えあい、新鮮な気持ちで中学校生活がスタートします。

新入生挨拶の二人目、とても知的でユーモアあふれる外部生の言葉を紹介します。

 

新入生の言葉 #2

「入学の言葉」
桜もやっと見頃を迎え、結婚直後にひと騒動あったメジャーリーグの大谷選手も軌道に乗ってきた中、「500年後には日本国民全員の苗字が佐藤になる」などの不穏なニュースも耳に入ってくる今日この頃、系列高校からは音楽ユニットのボーカルやソロでも活動する方・俳優で実業家、多くのドラマや映画に出演している方・歌舞伎役者で俳優、声優であり教授、さらには歌手でもある方なども輩出している明星学園中学校へ入学することとなりました。

 
今ではもう入学式も中盤を迎え、「中学生になった」ということを体感していますが、入学式の一週間ほど前までは、なかなか「中学生になった」という実感はわかずに過ごしていました。ですがある日、電車に乗るためいつものようにパスモのタッチで改札を通ろうとすると、お金は足りているはずなのですが、ピンポーンという音とともに改札機に通り抜けを拒まれてしまい、何かしてはいけない事をしてしまったのだろうかとビクビクしながら改札機に言われた通りに駅長室に行くと、定期券を買う人が多い時期だからなのか疲労感がにじみでた駅長らしき男性に、中学生になったため、今持っているパスモを子供用から大人用に切り替えなければならず、今はそれが無理なので切符を買って乗車してもらうしかないと説明を受けました。

そこで券売機に向かって歩き出すと、今「中学生になったので電車賃も大人料金になった」と完璧に説明を受けたにも関わらず、安いこども料金で切符を買おうとたくらんでいた腹のうちを見事に見抜かれ「大人料金で買ってくださいね」と丁寧に釘を刺されてしまうという事がありました。

「出会いと別れ」や「期待と不安」のような一般的な「春」のイメージとはほど遠い、ずいぶんと庶民的なエピソードになってしまいましたが、そこで初めて「中学生になった」という実感とともに、「誇らしい」「嬉しい」といったポジティブな気持ちがわいてきたのも事実です。

 
しかし、小学6年生の終わりごろになって、事あるごとに大人たちから「中学校からは小学校までと何もかも一変する」と言われてきたのだからなのか、「中学校に入る」という変化に対して「不安」のようなネガティブな気持ちがあることもまた事実です。
どうやら、「ざんねんないきもの」シリーズで有名な動物のプロによると、動物というのは昔から変化に弱いものらしく、数億年前から「強風が吹かなくなった」や「火山が噴火した」というような環境の変化によって、体重が80kgとジャイアントパンダやツキノワグマ程もあったという鳥や、あの有名なティラノサウルスをはじめとした沢山の恐竜たちが絶滅してしまっていたそうです。

 
これからの中学校生活、いま挙げたような、一つの種を絶滅においやるほどのスケールのものではないにせよ、小さな変化から大きな変化まで様々な変化が訪れることでしょう。そんな時には、先輩方や先生方、そして今日入学する141人の2024年度生の力でひとつ一つ乗り越えていこうと思っています。

(全園広報部 堀内)

2024入学式4月9日、あいにくの春の嵐となりましたが、無事、あたたかくとても素敵な入学式を実施することができました。今回は、新入生代表の2人(系列の小学校からの内部進学、外部小学校からの入学)の挨拶を紹介します。

 

 

 

新入生の言葉 #1
「明星学園でのこれから」
私は明星学園が大好きだ。卒業したくないと思ったくらい、明星学園小学校は大好きで離れたくない場所だった。
私は四年生の時、明星に転校してきた。友達はフレンドリーで、授業も面白いし、すぐに明星が好きになった。
個性を尊重してくれる先生と、優しい友達のおかげで楽しい思い出も山ほどできた。
しかし、そんな明星でも、嫌なことが一つもない楽園のような場所ではない。私は毎日のちょっとした嫌なことが積み重なって、学校に行きづらい時期があった。
しかし、そんな時でも先生達は私のペースを尊重してくれて、少しでも学校に行きやすくなるように色々なことをしてくれた。おかげでまた、前よりもっと楽しく学校に通えるようになった。私のペースを尊重し、私の個性を尊重してくれたから、また通えるようになったのだ。だから私は、こんなに温かく、優しくて楽しい明星が大好きなんだと思う。

中学校は、本当に未知の世界だからもちろん不安もある。新しい友達ができるか心配だし、中学の勉強についていけるかも不安だ。しかし、それ以上にすごく楽しみでもある。新しいクラスや部活では沢山の出会いがあるだろうし、様々な年間行事を考えると、とてもワクワクする。
また、勉強で頑張りたいこともある。まず、小学生の頃、算数が苦手だったので数学を頑張りたい。もう一つは、英語だ。世界で英語を話せる人は約十五億人もいるという。英語を喋れるだけで、驚くほど沢山の人達と関わることができるかもしれないのだ。だから、数学と英語を頑張ろうと思う。

そして何よりも、これから始まる一つ一つの事を楽しんで、私のペースで、私らしく、中学校生活を満喫したい。

(学園広報部 堀内)

本日3月15日(金)の朝日新聞朝刊多摩版の連載記事「高校ポートレート」に明星学園が登場しました。
「高校ポートレート」は、東京都内の魅力ある高校を記者がまわり、学校や生徒、卒業生らへの取材を元に、各校の姿に迫る連載です。
今回は卒業生から『居心地のよさ 磨かれた個性』、在校生からは『自由尊重「考える」が習慣』というタイトルでそれぞれの思いが語られており、読みごたえがあります。
なお、明星学園の特集は全3回(金曜日の朝刊に掲載)の予定です。

(学園広報部長 堀内)

田中さん一昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」第23弾は、卒業生(37回生)で政治学者、現早稲田大学総長の田中愛治さんです。
2018年に早稲田の総長に就任して以来、ずっと唱えてきた言葉。それは明星学園小学校で教わり、学んだこと。それを無意識のうちに早稲田大学の教育の柱に新たに掲げたという田中愛治さんのエッセイ、『明星で学んだ大切なこと』。

是非、こちらからお読みください。

(学園広報部長 堀内)

 

*これまでのエッセイも、こちらからお読みいただけます。
*今後も月1回のペースで、さまざまな分野で活躍する明星学園ゆかりの方々でエッセイをつないでいきます。ご期待ください。

ちゃんへん11月27日(土)、ジャグリングパフォーマーのちゃんへん.さんをお招きした「この人に会いたい」企画がありました。7・8・9年生(中1~中3)全員が体育館に集合し、濃密な2時間を過ごしました。

ちゃんへん.さんは1985年京都のウトロ地区生まれ。在日コリアンということで小学生の頃壮絶ないじめを受け、それを乗り越え、中学2年生の時自らパフォーマーを志し、中学3年生ではアメリカのパフォーマンスコンテストでアジア人初の金メダルを受賞しました。それ以来、世界各地の大会で優勝し、マイケル・ジャクソンや金正恩など多くの著名人の前でパフォーマンスを披露するなど、世界を舞台に活躍するパフォーマーです。現在は世界各地の活躍をつづけながら日本の小中学生に講演会も行っています。2020年には自身の体験を綴った著書『ぼくは挑戦人』を発行し、話題となりました。

 

ちゃんへん2そんなちゃんへん.さんの企画はまずはパフォーマンスから始まりました。アップビートな音楽に合わせて長い棒の上にボールを回転させて乗せたり、どんどんと数を増やしながらボールやリングなどを宙に舞わせるジャグリング、目を疑うスピードで繰り出されるディアボロ…。圧巻の演技の数々に生徒たちは盛り上がりながらも目を釘付けにしていました。

 

続けての講演では、ちゃんへん.さん自身のルーツである朝鮮半島と日本の歴史を解説し、それからご家族や小学校時代のこと、在日朝鮮人であるということを理由に受けた壮絶ないじめのことなどのお話を熱く、時にユーモアも交えながらお話ししてくださいました。中でも、つらい時に支えてくれた家族と周りの人たちの言葉や、夢を見つけて諦めずに努力を続けることなどのお話しが聞いていた中学生たちの心に響いたようです。講演の最後にはちゃんへん.さん自作のラップも披露していただきました。

*生徒の感想は、こちらから読むことができます。

*また、中学校では不定期に「この人に会いたい!」企画を実施、中学生が現在の自分自身に向き合い、将来について考えるきっかけとなる場を提供しています。

以下、最近実施された講座です。

◇スーザン・サザードさん(ノンフィクション作家・大学教員・『ナガサキ』著者)「ナガサキを語り継ぐ~5人の被爆者との出会いから~」

◇岡本多緒(タオ)さんを迎えて(モデル・女優・卒業生)

◇小松由佳さん(登山家・ドキュメンタリーフォトグラファー)『見えない山を登り続ける』~K2登頂からシリア難民取材へ

 ◇SAORIさん(映画・ドラマ等の装飾、持ち道具・卒業生)~『ALWAYS続・三丁目』の小道具担当から見えてくるもの~

(学園広報部長 堀内)

近藤0一昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」第22弾は、卒業生でプロ和太鼓奏者の近藤玲未さんの特別インタビューをお届けします。

 

 

 

 
近藤1当日は明星会の舩山典彦さん(29回生)・大野映子さん(33回生)をはじめ、現和太鼓部顧問で近藤玲未さんの和太鼓部時代の先輩にあたる上田源也さん(79回生)、和太鼓部OGの保護者山森睦代さんにも参加していただき、学生時代から現在に至るまで、和太鼓に打ち込んできた近藤玲未さんの生き様に迫ります。(編集部)

是非、こちらからお読みください。

(学園広報部長 堀内)

*これまでのエッセイも、こちらからお読みいただけます。
*今後も月1回のペースで、さまざまな分野で活躍する明星学園ゆかりの方々でエッセイをつないでいきます。ご期待ください。

弓道大会1月14日(日)に東京武道館で行われた第77回東京都中学校弓道大会において、女子団体戦・学年別(中3)女子個人戦、ともに第2位に輝きました。

9年生(中3)にとって最後の都大会でしたが、ホクホクの笑顔になれました。

 

弓道部の活動については、こちらで詳しく紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

 

(学園広報部長 堀内)

 

明星寄席2月10日、創立100周年記念『明星寄席』が武蔵野公会堂で開催されました。新型コロナの流行によって、ここ数年お休みとなっていた『明星寄席』ですが、100周年イヤーに合わせる形で開催することができました。

登場したのは、卒業生の柳亭小痴楽さんと三遊亭楽天さん。学校では楽天さんがずっと先輩ですが、落語家としては小痴楽さんの方がずっと先輩という微妙な関係。

会場には先生方のほかに、小さな小学生をはじめとする在校生や卒業生、保護者の方、おじいちゃん、おばあちゃんまで三世代にわたる方々でホールはいっぱいになっていました。

お二人は二席ずつ落語を披露してくれましたが、印象的だったのは小さな小学生が身を乗り出してケラケラ笑っている姿。言葉が難しくても、扇子や手ぬぐいを自在に操ったり、表情や仕草での表現が驚くほど小さな子どもたちに伝わるのだなと、あらためて気づかされました。

トークショーでは、お二人のけっして優等生とは言えなかった明星時代のお話。当時の授業や先生の名前が次々と飛び出しました。客席からは大きな笑いや大きくうなずく姿があちこちで見られました。小痴楽さんの身につけている羽織にちりばめられていた紋章は、よく見ると明星学園の校章。毒舌の裏にある明星愛を感じます。

たっぷり3時間、温かな空気に包まれながら皆さん、笑顔で会場を後にしていきました。

 

(学園広報部長 堀内)

理科の授業本日より、読売新聞オンライン/中学受験サポートにて、下記取材記事が掲載されています。
是非、こちらよりご覧ください。

特集:異なる意見を聞いて自らの思考を深める理科の探究型授業

また、これまでの特集・記事は、こちらからお読みいただくことができます。明星学園の教育について多角的に知っていただくことができるかと思います。

(学園広報部長 堀内)

1月20日と21日の両日、9年生(中3)「卒業研究発表会」が開催されました。

卒研1

第1部は「いちょうのホール」で10人の発表。9年生のたくさんの保護者の方だけではなく、小学校の保護者の皆さん、卒研ボランティアの方にもお越しいただき、温かい大盛況の会となりました。

卒研ボランティアの皆さんの多角的で的確なアドバイスと一人ひとりの過程を汲み取って発言いただいたコメントには感謝の一言です。また、司会者2名の場の作り方も見事でした。

卒研2

<発表テーマ>
選挙で日本を変えられるか / なぜ気分が落ち込むのか / 内密出産〜0歳0か月0日の死を防ぎたい〜 / 幸せになるためのレシピ / 学力が向上する環境とは / ギフテッドの子たちが居心地が良いと感じる学校を作ることは可能か / 教科書に載る人物と載らない人物の違いは何か / 国民性はどうやって決まるの?〜日本とフィンランドの教育と国民性の関連性〜 / 生き物の人為的な保護は本当に種のためになるの / 人を魅了する仕事にある共通点とはなにか

卒研3

 

第2部は「教室発表」。9年生130名が12教室、9名〜12名に分かれて発表しました。廊下では、質疑応答での緊張感漂う9年生の声、自信たっぷりに語る声、そして、大きな笑い声もこぼれてきたり・・・また、保護者が溢れてしまう教室もありました。教室発表のテーマの一部をご紹介します。

 

卒研4卒研5卒研6

 

 

 

 

 

 

<教室発表テーマ>

私達はどう生きるか / サウナでの疲労回復やリラクゼーション / もしすべての人間が猫型だったら / 不老不死は実現できるのか〜方法とメリット・デメリット〜 / 「もう一度味わいたい空間」を再現することは可能か / 教育格差をなくすにはどうすればいいのか? / ワンピースの復興支援で震災後の熊本県にどんな影響を与えたか / 記憶といろんなものの関係 / ユーリ・ノルシュタインの作品の特徴 / 今風ラジオ文化 / 最強の記憶能力を手にする方法 / 日本の野球応援は、なぜこんなに盛んなのか

卒研7卒研9卒研8

 

 

 

 

 

 

〜 一般の方の感想より 〜
自然体で良いですね / 子ども主体で子ども達が進めていく、この明星ならではのスタイル、やはり素晴らしいと思いました。いつも思うのですが、同時進行で聞きたい内容がかぶってしまって残念だなぁ / 外のレポートにしか書いていない部分があり、それを発表でも少しでも伝えた方が良いと思いました。 / どのテーマもおもしろすぎた。いろいろな視点で研究する姿がそれぞれに未来を感じさせてくれました。 / 昨年と比較して格段に皆さんの発表がレベルアップしたことに驚きました。身近な何故?から始まったにも関わらず、テーマの深ぼり、結論が非常に本質的で生きていく上で重要な気づきを与えてくれるものばかりでした。とても良かったです。学びが多々ありました。 / テーマが各々多岐に渡っていることや発表のストーリーも人それぞれで素晴らしい。発表内容も良いですし、更なる探究を聞きたいと思うものばかりだったので、中間発表も保護者に行い、その時点でもっとフィードバックをもらって深めたものを、もう一度最終発表でもっと大々的に見てみたいと思いました。 / 若者がとてもたのもしく、未来に希望が持てる気がした。それぞれの発表が1つにつながるような感覚もある。

 

さまざまな方々に支えられながらの「卒業研究」です。そして、子どもたちの成長に立ち会えることの喜びをいつもながら感じます。

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