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今日は期末試験のテスト返却と解説の日。それと並行して7年生(中1)では各クラス、保護者の茶話会がありました。全員マスク着用で食べ物は置かないという条件で実施されました。この間、対面での保護者会も思うように実施することができず、保護者同士、あるいは保護者と教員の間での懇親の機会がなかなか持てなかっただけに、大変良い機会になりました。
そんな中、あるお父さんが懇親の場を飾ろうと、学校の中に落ちているものを集めてオブジェを作ってくれました。古木のうろに入っているのは先週剪定して落ちていた「イイギリ」の赤い実の房がついた枝、黄色く色づいた「いちょう」の落ち葉、プラタナスの実がついた枯れ枝・・・。
忙しさにかまけて、本来の美しさに気づかずにいる自然の造形、このような形にしていただいたことで改めて秋の深まり、冬の訪れを感じ、思わずシャッターを切ってしまいました。

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また、別のクラスの茶話会では、あるお母さんがオーナメントの作り方を伝授。6グループに分かれ、作業をしながらのおしゃべり。写真は6つのパーツを組み合わせて完成した作品です。コロナの感染に最大限の対策をした上での茶話会でしたが、楽しくするためのアイディアは素晴らしいと思います。保護者の皆さんに感謝です。

(副校長 堀内)

 

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木工室での授業風景

 

11月になると8・9年生(中2・3)は「木工の授業」と「工芸の授業」が入れ替わります。この二つの授業は、1クラスを2つに分け、年度の前期後期で入れ替えることで、少人数で授業を行っています。

この日は、後期の「木工」の授業開きの日でした。

 

 

 

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生徒への問いが板書されていました

 

黒板には、「木ってなに?」「〇くへば 鐘が鳴るなり 〇○○」と書いてあります。

哲学的な問いでもあります。さまざまな意見が出てきます。正岡子規の俳句も多くの生徒は知っているようです。そこから、世界最古の木造建築と言われる法隆寺のお話。木がいかに私たちの生活や文化に根付いているかという方向に話題が広がっていきます。

 

 

 

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木工室前のプラタナス

 

「では、学校の中にある木について、見ていこう」

外に出ると、目の前にあるのはプラタナスの大木。和名「すずかけの木」の名の通り、房の形をした実がたくさん実っています。夏でも強い日差しが遮られ、風が良く通る憩いの場所です。

 

 

 

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サルスベリ

 

 

小学校校舎の方向に進むとそこにあったのは、「サルスベリ」。今は花の時期ではありませんが、「猿もすべって登れない」と言われるつるつるの幹が特徴です。

 

 

 

 

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いちょうの木を見上げる

 

グラウンド隅にあるいちょうの大木です。11月に撮った写真で、葉は青々としていますが、今(12月中旬)は、黄色の葉が風で舞い、根元にたくさん降り積もっています。もう一本の黄葉した大木は、中学校校舎前にある͡コナララの木(12月中旬撮影)。11月には、たくさんのドングリを落としていました。

 

 

 

 

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黄葉した͡コナラの木

 

もう一本の黄葉した大木は、中学校校舎前にある͡コナラの木(12月中旬撮影)。11月には、たくさんのドングリを落としていました。

 

(副校長 堀内)

 

グラウンドのいちょうの木がきれいに色づいています。秋から冬への季節の移り変わりを感じます。樹木の周りはまるで黄色いじゅうたんのようです。しかし、この季節、舞い落ちた大量の落ち葉が遠くまで散らばっていきます。
用務員さん方は、キャンパス内だけではなく朝早くから学校の周りの路地に広がった落ち葉を掃いてくれています。

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中学生は、明日から期末試験が始まるという時期ですが、今日の朝のグラウンドには用務員さんに交じって小学生と先生方が落ち葉集めのお手伝いをしていました。いちょうの黄葉もきれいですが、美しい朝の風景を見ることができ、思わずシャッターを押してしまいました。 (副校長 堀内)

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スクリーンショット (56) スクリーンショット (55)本校(小中学校)では毎年11月に公開研究会を実施しています。創立以来カリキュラムや教材を開発する学校として独善的にならないよう、広く授業を公開し、多くの先生方とともに学ばせていただく機会を持っております。

しかしこのコロナ禍の中、昨年は中止を余儀なくされましたが、今年は11月21日(日)完全オンラインという形で実現することができました。午前中の全体会の後、午後からは、提案教科が教室を拠点とし、Zoomでつながる分科会を持つことになっています。

 

教科の分科会は、お申込みいただいた全国の先生方との研究会となりますが、全体会の特別講演については広くご視聴いただければと思い、お知らせさせていただきます。
全体会の特別講演は、『13歳からのアート思考』の著者である末永幸歩さん。お話をうかがう中でこれまで勝手に思い込んでいた芸術に対する距離を縮めてもらえたような気がいたします。だれもが子どもの時に持っていた感性、気づきが13歳を境に失われてしまうという社会の在り方についても考えさせられます。

 

第2部では、堀内(中学校副校長)、照井(小学校副校長)、吉野(中学校美術家)が加わってのシンポジウム。緊張感が前面に出てしまっていてお恥ずかしい限りですが、末永さんに別の切り口で質問させていただきました。
また、シンポジウムの後に7年生(中1)の「哲学対話」の授業風景を入れさせていただきました。対話のテーマが偶然ですが、末永さんのテーマと重なる部分もあり、面白いなと思いました。
大変長い動画ですが、ご覧いただければと思います。

*動画は11月28日(日)18時までの限定公開となっています。

 

【前編】特別講演 末永幸歩氏 (美術教師・アーティスト・『13歳からのアート思考』著者)
「自分だけの『問い』や『答え』が生まれる場」 ⇒ こちらから

【後編】シンポジウム(末永氏・堀内・照井・吉野) ⇒ こちらから
※最後に7-2の哲学対話の授業風景あり。

(中学校 副校長 堀内雅人)

高校生 演奏写真中学生演奏2021年11月14日(日)にティアラこうとうにおいて、高校生和太鼓部が第44回東京都高等学校文化祭「第30回郷土芸能部門 中央大会発表会」に出場しました。
東京都の23校が出演する中、明星学園和太鼓部が見事、『優良賞』を受賞しました。

この結果を受け、来年2022年8月2日~4日に東京都で開催される「第46回全国高等学校総合文化祭 東京大会(とうきょう総文2022)」(全国大会)、さらに2022年8月24日に予定されている「関東和太鼓選手権」への出場が決まりました。

本大会はこのように来年度の大会への出場権をかけた大会ですので、この結果を受けて現9年生(中3)和太鼓部員も上記の上位大会(全国大会・関東大会)へ出場することとなりました。
応援していただいた皆様、ありがとうございました。

また、今回はゲスト演奏として、中学生和太鼓部も会場で演奏を行なってまいりました。貴重なホールでの演奏に緊張しながらも、精一杯やり切りました。
今後、徐々に皆様にお届けできる演奏機会が戻ってくることを願いながら、練習に励んでいきますので、応援のほどよろしくお願い致します。

遠足3遠足1遠足2コロナ禍で、中止になってしまった8年生の宿泊行事。
何かそれに代えて、みんなで楽しめるものはないかと考えていた時に知った、厚木の丹沢国定公園内にある「ツリークロスアドベンチャー」に11/2(火)に行ってきました。

6人のチームに1人のインストラクターの方がついてくださり、ハーネスを付け、しっかり安全講習を受けて、いざ挑戦です!

長さ173m、深さ30mの谷の上をターザンロープ(ジップライン)で滑空したり、16m先のネットへのダイビング、ビルの5階の高さでボルダリングなど、非日常的なスリルと爽快感が満載でした。

アスレチックが終わったあとの生徒たちの様子は、疲れよりも達成感に満ちあふれた表情だったことが印象的でした。

 

 

✿「ほりしぇん副校長の教育談義」バックナンバーは、こちら「中学校ニュース」(一覧)から。

A修学旅行も今日が最終日、ホテルを後にし、沖縄県立平和祈念公園(平和の礎)を訪れました。

 

 

 

 

 

 

B資料館には、沖縄戦の体験記を閲覧できるコーナーがあります。そこでは、沖縄戦の当時の状況が体験者の言葉を通じて語られます。中には9年生と同じ年の子どもたちが目にした「友だちや家族の死」が綴られており、生徒たちは真剣にそれらの手記に向き合っていました。

 

DE空港へ向かう前に、国際通りでの買い物、自由時間です。そして最後の昼食、各クラスに分かれて、ソーキそばをいただきました。

生徒達は5日という長い時間、寝食を共にし、学校生活とは違うお互いの一面を知って、より仲が深まったようです。

どの生徒も教員が思わず何枚も写真に撮りたくなるような、良い表情ばかりでした!
行くまでは、コロナ禍や大勢での旅行、初めての民家泊に不安があった生徒もいたはずですが、沖縄という土地の持つ「自然・文化・歴史」の魅力や、伊平屋島をはじめとする行く先々でお世話になった皆さんの明るくおおらかで、温かく迎え入れてくれる人柄に、不安も和らいで、心から楽しめたことが、表情に表れていたのだと思います。
本当に素晴らしい出会いができたことに感謝しております。

☆これまでの「明星学園学校ブログ」はこちらから

ABCD修学旅行も4日目、今日は伊平屋島を離れ、本島に戻ります。しかし、ここでアクシデントが…。ニュースでも報道されていた「軽石」が運天港に押し寄せた影響で、伊平屋からの9時発の1便が欠航になってしまいました。

しかし、観光協会の方々、日本旅行の方々のご尽力により、10時半発の本部行きが臨時で出航することが決まりました。そのため、子どもたちは10時に前泊港に向かい、そこで伊平屋の方と最後の挨拶をしました。
笑顔でお別れしている班もあれば、お互い涙を流して別れている班もありました。
フェリーが伊平屋から出港した後、一人の生徒がずっと海を眺めていました。
何かあったのかなと思い尋ねてみると、
「伊平屋に戻りたい。東京に帰りたくない。もっといろんなことをしてみたかった。必ずお金を貯めて、また伊平屋に行きます。」
と言っていました。
昨日の報告にもありましたが、子どもたちは本当に良い表情で過ごしていました。この子もその一人です。

午後からは美ら海水族館に向かい、そして沖縄での最後の夜を南部地域で過ごしました。夕食も広々とした会場で、対面にならないよう配慮していただき、楽しく食事をすることができました。明日は平和祈念公園の見学、国際通りを散策して東京に戻ります。

フェリー港開村式沖縄修学旅行3日目の様子をお送りします。

昨日、全員元気に伊平屋島に到着。開村式でお互いにご挨拶。緊張の一瞬、でも温かい民家さんに迎えられすぐに笑顔に変わります。生徒たちはグループごとに民家さんの車に乗り込むと、手を振りながら港を後にしました。

そして今日3日目、午前中は青空が広がり、気持ちのいい天候に恵まれました。
午後から夜にかけて少しずつ雲が出てきましたが、大きく天気が崩れることもなく子どもたちはそれぞれのご家庭でたくさんの経験をさせていただいたようです。
教員たちは1日車で島をまわりながら様子を覗かせてもらいましたが、本当に良い表情で過ごしている子どもたちばかりでこちらも嬉しくなりました。

 

「朝日を見に海に連れて行ってもらった」
「サトウキビを刈って味見をした」
「サーターアンダギーを作った」
「シークワーサーの木から実をもいでジュースを作った」
「ゴム長を履いてもずくの植え付けを手伝った」
「釣りをしに連れて行ってもらう」
「牛に餌をやった」
「これから紅芋の収穫に行ってそれでチップスを作る」

…などなど、本当に貴重な経験をさせていただいているようです。

A

B

 

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首里城2首里城7月に予定されていた中3の沖縄修学旅行、緊急事態宣言が解除され、感染者数が減少した11月3日、ついに実施することができました。感染対策には十分神経を使い、全員がPCR検査で陰性を確認してからの出発でした。今日は1・2日目の様子をレポートします。

1日目、抜けるような秋空の下、首里城を見学。朱塗りの壁が美しい正殿は焼け落ちてしまいましたが、修復中の首里城跡をガイドさんとともに歩いて回りました。

2日目は沖縄の文化・自然体験。①カヌーとマングローブ ②紅型 ③漆喰シーサー ④琉球グラス絵付け

15時に運天港から楽しみにしていた伊平屋島へとフェリーで向かいました。

カヌーとマングローブ

シーサー

フェリー

次回は、伊平屋島での民家泊の様子をお伝えします。

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