明星寄席2月10日、創立100周年記念『明星寄席』が武蔵野公会堂で開催されました。新型コロナの流行によって、ここ数年お休みとなっていた『明星寄席』ですが、100周年イヤーに合わせる形で開催することができました。

登場したのは、卒業生の柳亭小痴楽さんと三遊亭楽天さん。学校では楽天さんがずっと先輩ですが、落語家としては小痴楽さんの方がずっと先輩という微妙な関係。

会場には先生方のほかに、小さな小学生をはじめとする在校生や卒業生、保護者の方、おじいちゃん、おばあちゃんまで三世代にわたる方々でホールはいっぱいになっていました。

お二人は二席ずつ落語を披露してくれましたが、印象的だったのは小さな小学生が身を乗り出してケラケラ笑っている姿。言葉が難しくても、扇子や手ぬぐいを自在に操ったり、表情や仕草での表現が驚くほど小さな子どもたちに伝わるのだなと、あらためて気づかされました。

トークショーでは、お二人のけっして優等生とは言えなかった明星時代のお話。当時の授業や先生の名前が次々と飛び出しました。客席からは大きな笑いや大きくうなずく姿があちこちで見られました。小痴楽さんの身につけている羽織にちりばめられていた紋章は、よく見ると明星学園の校章。毒舌の裏にある明星愛を感じます。

たっぷり3時間、温かな空気に包まれながら皆さん、笑顔で会場を後にしていきました。

 

(学園広報部長 堀内)

理科の授業本日より、読売新聞オンライン/中学受験サポートにて、下記取材記事が掲載されています。
是非、こちらよりご覧ください。

特集:異なる意見を聞いて自らの思考を深める理科の探究型授業

また、これまでの特集・記事は、こちらからお読みいただくことができます。明星学園の教育について多角的に知っていただくことができるかと思います。

(学園広報部長 堀内)

1月20日と21日の両日、9年生(中3)「卒業研究発表会」が開催されました。

卒研1

第1部は「いちょうのホール」で10人の発表。9年生のたくさんの保護者の方だけではなく、小学校の保護者の皆さん、卒研ボランティアの方にもお越しいただき、温かい大盛況の会となりました。

卒研ボランティアの皆さんの多角的で的確なアドバイスと一人ひとりの過程を汲み取って発言いただいたコメントには感謝の一言です。また、司会者2名の場の作り方も見事でした。

卒研2

<発表テーマ>
選挙で日本を変えられるか / なぜ気分が落ち込むのか / 内密出産〜0歳0か月0日の死を防ぎたい〜 / 幸せになるためのレシピ / 学力が向上する環境とは / ギフテッドの子たちが居心地が良いと感じる学校を作ることは可能か / 教科書に載る人物と載らない人物の違いは何か / 国民性はどうやって決まるの?〜日本とフィンランドの教育と国民性の関連性〜 / 生き物の人為的な保護は本当に種のためになるの / 人を魅了する仕事にある共通点とはなにか

卒研3

 

第2部は「教室発表」。9年生130名が12教室、9名〜12名に分かれて発表しました。廊下では、質疑応答での緊張感漂う9年生の声、自信たっぷりに語る声、そして、大きな笑い声もこぼれてきたり・・・また、保護者が溢れてしまう教室もありました。教室発表のテーマの一部をご紹介します。

 

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<教室発表テーマ>

私達はどう生きるか / サウナでの疲労回復やリラクゼーション / もしすべての人間が猫型だったら / 不老不死は実現できるのか〜方法とメリット・デメリット〜 / 「もう一度味わいたい空間」を再現することは可能か / 教育格差をなくすにはどうすればいいのか? / ワンピースの復興支援で震災後の熊本県にどんな影響を与えたか / 記憶といろんなものの関係 / ユーリ・ノルシュタインの作品の特徴 / 今風ラジオ文化 / 最強の記憶能力を手にする方法 / 日本の野球応援は、なぜこんなに盛んなのか

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〜 一般の方の感想より 〜
自然体で良いですね / 子ども主体で子ども達が進めていく、この明星ならではのスタイル、やはり素晴らしいと思いました。いつも思うのですが、同時進行で聞きたい内容がかぶってしまって残念だなぁ / 外のレポートにしか書いていない部分があり、それを発表でも少しでも伝えた方が良いと思いました。 / どのテーマもおもしろすぎた。いろいろな視点で研究する姿がそれぞれに未来を感じさせてくれました。 / 昨年と比較して格段に皆さんの発表がレベルアップしたことに驚きました。身近な何故?から始まったにも関わらず、テーマの深ぼり、結論が非常に本質的で生きていく上で重要な気づきを与えてくれるものばかりでした。とても良かったです。学びが多々ありました。 / テーマが各々多岐に渡っていることや発表のストーリーも人それぞれで素晴らしい。発表内容も良いですし、更なる探究を聞きたいと思うものばかりだったので、中間発表も保護者に行い、その時点でもっとフィードバックをもらって深めたものを、もう一度最終発表でもっと大々的に見てみたいと思いました。 / 若者がとてもたのもしく、未来に希望が持てる気がした。それぞれの発表が1つにつながるような感覚もある。

 

さまざまな方々に支えられながらの「卒業研究」です。そして、子どもたちの成長に立ち会えることの喜びをいつもながら感じます。

柳瀬さん2一昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」第21弾は、卒業生の柳瀬雅史さん(映像カメラマン)。タイトルは、『「何これ~?」を見逃すな!』です。

中学校・高等学校の6年間を明星学園で過ごし、フリーのテレビ映像カメラマンへ、以降、ドキュメンタリー番組等を経て、現在は自然番組を中心として奮闘中の柳瀬さん。
現在、NHK『ダーウィンが来た!』『ワイルドライフ』『さわやか自然百景』などの番組で撮影を担当することが多いそうです。

 

≪好奇心は全ての始まりです。「何これ〜?」で始まり「おもしれ〜!」でのめり込んでいく瞬間! これが何かの始まりなんです! きっと! それを見逃しちゃダメなんです! そしてそれは大人になっても訪れるかも!≫

柳瀬さんの飾らない言葉から、人生で大切なものは何かを教えてもらえた気がします。小さなことでくよくよしているとき、「これでいいんだ!」と勇気を与えてくれる言葉。是非、読んでいただければと思います。

柳瀬さんのエッセイは、こちらからお読みいただけます。

(学園広報部長 堀内)

1中1生(7年生)は、1月最初の特別活動の時間に、今年の夢、想い、目標を漢字一文字で表して色紙に書きました。

今年の自分にふさわしい漢字は?
どんな一年にしたい?
一年後の自分の理想の姿は?
部活動での目標は?
‥まずはどんな漢字にするかをじっくりと考えます。

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自分の一文字をタブレットでさまざまな書体に変換し、心に決めた文字をビビッときた書体で清書している生徒の姿も。
そして、その字を選んだ理由を付箋に書き、作品と一緒に展示しました。
楷書、行書、草書、影文字、ドット文字などさまざまな書体が楽しいです。

新しい1年、それぞれの夢や想い、目標に向かって進んでいきましょう。

 

 

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ディベート表紙今回、本校中学校のディベート同好会の記事『明星生は知っている! 豊かな頭の動かし方』が「ココロコミュeast」(私学情報サイト)に掲載されました。

中学校ディベート同好会は昨夏、結成3年目で初めて予選を勝ち抜き、強豪校のひしめくディベート甲子園(全国大会)に初出場、ベスト8入りを果たしました。

そのプロセスは、子どもたちが成長していく記録でもあります。是非、彼らの素直なインタビューの言葉や表情をご覧いただければと思います。こちらからお願いします。

(学園広報部長 堀内)

美術部の活動や授業の中で制作した中1生の作品が、第22回『佐藤太清記念中学生絵画展』に入選しました。下記4作品は、2/8(木)〜2/11(日)、成増アクトホールで展示されます。

中1 岡田紗英 『サバンナの朝』

中1 岡田紗英 『サバンナの朝』

中1 名倉湊人 『黄金クジラと未来イルカ』

中1 名倉湊人 『黄金クジラと未来イルカ』

中1 成田詞哉 『ミゾレウミウシ』

中1 成田詞哉 『ミゾレウミウシ』

中1 五十嵐心 『四季の花札』

中1 五十嵐心 『四季の花札』

 

高校生 演奏写真2023年12月17日(日)に日野市文化会館(ひの煉瓦ホール)において、高校和太鼓部が「第32回郷土芸能部門 中央大会発表会」に出場しました。
東京都の29校が出演する中、明星学園和太鼓部が見事、『優秀賞』を受賞しました。

この結果を受け、今夏(2024年)7月31日~8月5日に岐阜県で開催される「第48回全国高等学校総合文化祭(清流の国ぎふ総文2024)」において、東京都代表として出場することが決定しました。
また、合わせて、8月に予定されている「関東和太鼓選手権」に出場することも決定しました。

今後も様々な大会に向け、練習を頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いいたします!

(和太鼓部 顧問)

高橋さん 昨年6月、尾木直樹氏から始まった明星学園創立100周年記念「リレーエッセイ」第20弾は、卒業生の高橋佑磨さん(千葉大学理学部准教授、理学博士)。タイトルは、『考える力、信じる力』です。

1年生から9年生(中3)までを明星学園で過ごし、研究者の道に進んだ高橋さん。その間、<日々の授業でさまざまなことを深く考える心構えや、ものの考え方を学びました>と語られていますが、その中でも特に印象的なエピソードとして、6年生の時のある自習の時間に課題として出されたクイズのような問題から、エッセイは始まります。

<発想を転換することの大切さ>と<発想の転換をして思いついた時の快感>。
是非、このクイズを親子で解いてみることに挑戦してください。ちなみに私は解くことができずに、答えを見てしまいましたが。

その後、昆虫クラブとの出会いから始まり、現在は大学の教員として、科学者として「進化生態学の分野の研究」、「昆虫の研究」を続けています。
明星学園在校生の中には、小学生も含めこんな若き研究者に憧れる科学者の卵たちはたくさんいるのではないでしょうか。

高橋さんのエッセイは、こちらからお読みいただけます。

また、高橋さんは2019年1月に、中学校の「この人に会いたい」企画として、いちょうのホールで当時の中2生対象に語っていただきました。小中学校時代の思い出、勉強すること・研究することの面白さ、最後に8年(中2)生へ向けて「『違うこと』に自信をもって」と熱くエールを送ってくれました。
講演会後の生徒の感想を含め、詳細はこちら「中学校ニュース」から読むことができます。

(学園広報部長 堀内)

*これまでのエッセイも、こちらからお読みいただけます。
*今後も月1回のペースで、さまざまな分野で活躍する明星学園ゆかりの方々でエッセイをつないでいきます。ご期待ください。

アナ雪11月30日(木)、9年生は、劇団四季の「アナと雪の女王」を観に行きました。
舞台・ミュージカル、というものに苦手意識のあった生徒は、なかなか気が進まなかったようですが、いざ舞台が始まると、あっという間に引き込まれていました。
舞台装置のすばらしさは勿論、衣装や照明などの一つひとつが印象的で、様々な工夫の凝らされた演出に夢中になっている様子でした。
そして何より、圧倒的な声の力。
本当に魅力的でした。
生徒たちの世代には映画版が身近にあり、劇中の歌の一曲一曲にもそれぞれに思い入れがあるようです。
はじめは物おじしていた生徒たちも、周りのお客さんと同じように、自然と拍手をするようになり、カーテンコールでは立ち上がって大きな拍手を送っている生徒もいました。
長く続いたコロナ禍で、色々なところに行き、生身の人間のリアルな姿に触れる機会が少なかった今の中学三年生。
知らないから、食わず嫌いになっているものも沢山ありそうです。
今回の観劇をきっかけに、ぜひ色々なものに触れていってほしいと思います。

(9年学年 長谷川)

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