農園13年生の総合で「農家の仕事」について学びます。
子どもたちは、春の野草を探しながらピクニック気分で玉川上水沿いの「高橋農園」に出発!

上水沿いは木陰で気持ち良く、オオイヌノフグリやハルジオンなどを見つけながら「高橋農園」に到着。
まず、高橋さんからお話をうかがいました。
髙橋さんは「土づくりに力を入れていて、給食の残渣(ざんさ)や落ち葉などを堆肥にしています。それから、季節にそった野菜を作っていて、トマトやキュウリ、ジャガイモ、ナスなど7品目くらい作っています」と話されました。

 

農園2子どもたちは、目を輝かせながら、どんどん質問していきました。
「骨も肥料になるって聞いたんだけど…」「魚の骨を砕いてあげてるよ。」
「家の苗が育ちやすい場所は?」「午前、日が当たっていて、午後、日かげのところがいいよ。」
「野菜を育てて難しい野菜ってある?」「ニンジン。土の温度が50度になってしまうと発芽しないんだ。最近、すっごく熱くなっているから土の温度が50度以上になって、難しいなあ。」
「肥料はどうやってあげてるの?」「野菜によって肥料が違うんだよ。溝を掘って、そこにあげるんだ。」
「野菜を育てる時、どんな気持ちで育ててる?」「美味しくなってほしいので、愛情をもって育ててるよ。」
「肥料はなぜあげるの?」「みんながご飯を食べるように野菜にも栄養をあげるんだよ。だけど、枝豆は肥料をあげると実がつかないから肥料はあげないんだよ。」

農園3

ほかにも、「何歳で農業を始めたの?」「トマトのツルはどうしているの?」「育てやすい野菜は何?」など、たくさん質問する子どもたち。
本物の畑を目の前にして、子どもたちは訊きたいことが次から次へとわいてきていました。

ひとしきり、お話をした後、クラス毎に、畑に植えられたジャガイモやトウモロコシなどを見学しました。

 

 

農園4

苗を作っている所も見学しました。

堆肥を作っている所も見学しました。ビニールハウスの中が、すっごく暑くてびっくり!堆肥の匂いにもビックリ!

 

 

農園6髙橋さんから、ミニトマトの苗を分けていただき、その日の放課後に教室の前の花壇に植えました。
髙橋さんの畑のミニトマトと学校の花壇に植えたミニトマト。同じように育つのかなぁ?違いはあるのかなぁ?
子どもたちも担任も、どんなふうに育てたらいいのかなぁ?と、早速高橋さんに連絡を取っていました。

次に、高橋さんの農園にお邪魔するのは…。楽しみにしている子どもたちです。

(副校長 伊野)

 

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