(久保田)
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2023年度日本大学高等学校の募集要項を公開しました。
スクールポリシーや所属コース決定までの流れ,それぞれの入学試験の詳細が記載されています。
こちらのページからご覧いただけます。
https://www.yokohama.hs.nihon-u.ac.jp/junior/exam/guide/
本校の入試は,すべてインターネット出願となっています。
冊子で必要な方は,「資料請求」ページからお申込みください。
https://www.yokohama.hs.nihon-u.ac.jp/junior/inquiry/
(久保田)
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9月13日(火),第3回のセミナーを開催しました。今回は河野芳英先生(大東文化大学・英米文学科教授)をお招きして実施しました。
今回の演題は「おっとりとピーターラビットの世界へ」でした。一言で,2時間でビアトリクス・ポターとピーターラビットのすべてが盛り込まれた講義でした。物語の世界に入り込んだような,あるいは,英国を旅しているような時間で,ピーターラビットを存分に味わいました。味わうと言っても,ピーターのお父さんをマクレガー夫人がパイにして食べてしまったのとは違いますよ!存分に楽しんだということです。
さて,児童文学研究,ピーターラビット研究という面に目を移すと,国内外ですでに多くの研究成果が発表されており,新訳を出すということ以外には,もはや入り込む余地がないのではないかという思いを抱いていました。しかしながら,講義の中では数々の解明されていない研究課題が示されました。さらにそれらをつなぎ合わせることで,新たな発見に至るということも学びました。生徒にとっては,大学での研究とはこういうものであるという大きな学びとなりました。
生徒は今回も,一生懸命に事前学習に取り組み,少しでも多くのことを学ぼうという姿勢で講義に臨み,そして最後にはたくさん質問をしてくれました。そういう学びに対する姿勢は,今後の学校生活を必ず良い方向に導いてくれるものと思います。
河野先生は,国内におけるピーターラビット研究の権威であり,かつ,英国ビアトリクス・ポター協会のリエゾン・オフィサーでもいらっしゃいます。今回,河野先生の,ピーターラビットに対する深い愛情を感じ,生徒からは,現在開催中の「出版120周年ピーターラビット展」を早く観に行きたいという声がたくさん上がりました。
(松崎)
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中学1年生AFコースの生徒たちが,日本大学生物資源科学部を訪問しました。
今回は大学の教員指導のもと,大学院生らとともに
「葉が緑なのはなぜだろう」をテーマで実験をします。
葉の成分を抽出し,色と光の関係を調べます。
一学期に生物分野で植物を学んだ生徒たちにとっては,学習したことの応用といえるでしょう。
みんな一生懸命に考え,意見交換しながら自分なりに予測,仮説を立てています。
大学院生らと共にグループに分かれて作業します。
光の実験です。
それぞれ分光器を作ります。
分光器に映った色を撮影します。
次にパセリを潰して成分を抽出します。
分光器を通すと緑の光のみが観察できます。
実験後は結果と考察をまとめます。
「何でだろう」「不思議だな」と思うことが,日々の生活で重要だと学びました。
学問の一部に触れられたのではないでしょうか。
実験後はキャンパスツアーです。
グループごとに大学院生から「研究」について,説明していただきました。
以下,生徒たちのアンケートの回答を一部ご紹介します。
・大学生は大学でどのような事をしているのか実感が湧いていなかったけれど、今回の学部訪問で、
知識を活かして自分のやりたい研究に力を入れている、と言うことがわかった。
色々大学の研究所を見られて、どういう場所なのかがわかった。
・私は獣医のお手伝いをする看護師になりたいと思っているので今回の体験を通していいなと思った。
・理科はもともと実験などは好きだがそれ以外は難しくて嫌いの方だったけど
とても楽しみながら考えたりしっかりやれた!博物館が1番テンション上がってたのしかった。
・「私も将来はこんなところで勉強をするんだ」という実感が湧いたので、いい経験になりました。
・問題にも様々な見方や解決のしかたがあるということをしった。
・見たことがなかった大学の実験や、骨の博物館に入ったり、小学校や中学校ではできない実験ができてよかった。
・実験する前に、仮説を立てることが大切であることがよく分かった。
・生物資源科学部訪問では実際に植物の実験をやって、結果を出して今までより理解が深まりました。
・研究室もどのようになっているのか知ることができたのでよかったと思いました。
・今回の学部訪問で特に大学の施設の充実さや大学生活が少しは知れたと思います。
施設案内の際、実際に研究をしている生徒さんやzoomで勉強している生徒さん、
図書館で勉強している生徒さんもいらっしゃいました。もし自分がこの大学に
通ったらこんな生活を送るんだと想像しながら施設見学をしました。また実験では
学生さん達がサポートしてくださり、実験内容もきちんと理解できました。普段
このように実際に大学へ行って施設を見学したり〜などいうことはほとんどないですが、
だからこそ今回の訪問を通して理系に興味を持つこともでき、将来の進路の参考にもなりました。
今後もこのような体験があったら積極的に参加したいです。
・大学院生の方に質問をしてもしっかりと答えてくれたり、博物館や図書館などの施設の説明も
とても丁寧にしてくれました。また自分達から話しかけなくても大学院生の方から話しかけてくれたり
質問してくれたのがとても嬉しかったです。
・科学の最前線にたっている科学部の研究室や実験室などの施設を見ることができたのは非常に嬉しい。
このような機会はなかなかないので貴重な経験だったと思います。
以上です。
将来を見据えながら,毎日の「気づき」を大切に,日々頑張ってほしいと思います。
(金子雄)
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9月2日は始業式。久しぶりにクラスメイトとの再会です。有意義な夏休みが過ごせたでしょうか。
放送による始業式の後は,クラスごとにプレゼン発表を行いました。
学年ごとにテーマが決められており,そのテーマに沿ってクラス全員が発表を行いました。
夏休みを使って,調べたり実験をしたりした内容を,自分の言葉でまとめた力作ぞろいでした。
発表するだけでなく,聞く側は評価者となります。態度や話し方,内容・構成について,それぞれが評価します。
クラスの代表者は,9月17日・18日の桜苑祭(文化祭)で発表します。
当日は,どのようなプレゼンテーションが展開されるのでしょうか!?
(久保田)
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本校では,高校2年次に修学旅行に行きます。例年はオーストラリアですが,今年度は昨年度に続いて12月に九州地方を巡る予定です。
修学旅行の事前学習の第1弾として,目的の1つである「平和学習」の学びを深めるため,NHKの「世界は地獄を見た(映像の世紀第5章)」を視聴し,戦争の現実と原爆の悲惨さを改めて学びました。
高校では地歴公民を履修し,知識として歴史や政治を学習しますが,過去の事実である映像を目の当たりにし,高校生として一人ひとりが「戦争の現実」を受け止め,真剣に考えていました。
長崎では,平和公園や長崎原爆資料館を訪問し,映像で見たことを,現地で肌で感じ,事実を知り一人ひとりが戦争と未来を考える学びになると思います。
これからも修学旅行での経験がより実りある学びになるよう,事前学習を続けて行きたいと思います。
(藤原)
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2022(令和4)年9月17日(土),18日(日)に予定していました本校の文化祭「桜苑祭」につきまして,新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から,「在校生」と「在校生の保護者・家族」のみに限定しての公開となりました。
一般の方はご入場いただけませんので,ご了承ください。楽しみにしてくださっていた一般の方におかれましては,ご要望に沿えず申し訳ございません。なお,当日の様子につきましては,ブログ等でご報告いたします。
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(久保田)
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夏休みの終わりの8月31日(水),高校2年生SGクラスの生徒が岡ノ谷一夫先生(帝京大学教授・東京大学名誉教授・理化学研究所客員研究員)の研究室を訪問しました。
岡ノ谷先生が現在所属されている先端総合研究機構の複雑系認知研究部門に於いて,岡ノ谷先生をはじめ,研究者の方々から専門研究のお話を伺い,一方で,生徒は興味・関心について発言の機会を持ちました。さらに,進路に関する相談や研究談義もさせていただきました。その後,実験室及び実験の見学,さらには,特別に一部の実験に参画させていただきました。
岡ノ谷先生から,「今日は特別です。私と皆さんとの信頼関係の上で行うものです。」というお言葉をいただきました。先生からのそのような言葉をいただけたことに心を動かされ,さらには特別な配慮のもと,高校生が普段立ち入ることのない実験・研究の領域に入らせていただいたことは,生徒にとって一生忘れることのないものとなりました。
実験室では,心理学・脳科学・生態学・進化論・生物心理学・進化心理学・進化生物学・分子遺伝学といったさまざまな領域の研究の実相を目の当たりにすることができました。
この貴重な経験を,今後の高校での勉強,さらには大学進学後の専門研究に繋げていってほしいと思います。
当日快く迎えてくださり,研究の時間を長く割いてご対応いただきました,岡ノ谷先生をはじめとする研究者のみなさま,大学事務室のみなさまに心より感謝申し上げます。先生方にまたお会いできることを楽しみにしております。
(松崎)
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日本大学には,本校を含めて11校の正付属校があり,学部に併設している付属校(たとえば,文理学部に併設している日本大学櫻丘高等学校など)と本校のように独立して運営している付属校(本校のほか,日本大学豊山高等学校・中学校,日本大学豊山女子高等学校・中学校,日本大学明誠高等学校,日本大学山形高等学校。「単独校」と呼んでいます)があります。
このたび,「日本大学と各付属校の魅力向上を考える―日本大学の付属校職員に求められる役割とは―」をテーマとし,はじめて,単独校の職員を対象とした研修を同期型オンライン形式により開催しました。
学校経営コンサルティング合同会社代表の久田浩様から「大学再興を支える付属校の独自性開発―中高部門の学校改革による地域サバイバル―」をテーマとした基調講演とそれを踏まえたブレーンストーミングを行い,同期型オンライン形式のなかでもインタラクティブな研修を展開しました。
久田様からは,学校経営コンサルティングとしての様々なケーススタディから日本大学の付属校(単独校)の実際と対峙させ,具体的な示唆をいただきました。
そのなかで,「授業の質」を高めることが最も肝要であること,また,職員はアカデミック面に比重を置いたマネジメントができる「経営管理人材」であるべきであることなどを説かれ,「15年先の自分(学校)が見えているか?」を常に内省し語り合うことが肝要であるとされました。
「日本大学の“よさ”を各付属校の“よさ”に繋げるために」をテーマとしたブレーンストーミングでは,さまざまなアイディアが拡散され,参加者が各校にフィードバックできるエッセンスに収束できましたが,久田様からは,「“よさ”を決めるのは,生徒と保護者であることを常に意識するべきである」と講評され,生徒の皆さんを大切にした学校運営を心掛けるという意識を再認識しました。
このように,日本大学の付属校では連携関係を保ち,相互に研鑽し合い協同して問題解決のための検討を深め,生徒の皆さんのため,教育力向上に資することのできる職員の養成に努めています。
(大嶽)
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