



早春の柔らかな光が降り注ぎ、校門から続く梅の並木が見事な満開に近い姿で咲き誇る本日3月1日、日本大学明誠高等学校において、第64回卒業証書授与式が厳かに執り行われました。
コロナ禍という激動の時代を共に駆け抜けた331名の卒業生が、教職員や保護者に見守られながら、思い出の詰まった学び舎を後にしました。
式典では、各クラスの代表者が呼名される中、卒業生総代の北原君が松井寛之校長より卒業証書を授与されました。続いて行われた表彰式では、学業やスポーツ、文化活動で顕著な成績を収めた以下の生徒たちが、その努力を称えられました。
・学長賞(学業部門) 平本君
・学長賞(スポーツ部門) ダンス部(代表:峰松さん)
・校長賞 金子君
・優等賞(31名) 代表 稲岡さん
・皆勤賞(5名) 代表 中西さん
・日本私立中学高等学校連合会会長賞 阿部さん
・山梨県高等学校文化連盟賞 笠木君
・山梨県高等学校体育連盟優秀選手賞 杉本君
・日本大学明誠高等学校後援会会長賞 河尻さん
・日本大学明誠高等学校同窓会会長賞 平栗君
各賞受賞者の表彰に続いて松井校長の式辞がありました。松井校長は、サムエル・ウルマンの詩「青春」を引用し、「青春とは人生の時期ではなく、心の持ち方を指す。理想を失わない限り、人は老いない」とはなむけの言葉を贈りました。また、自身もこの3月で定年退職を迎えることに触れ、「皆さんと共に過ごした3年間は一生の宝物」と、同じ「卒業生」として共に歩む決意を語りました。
校長式辞に続いて日本大学学長祝辞を副学長の小堂先生が代読してくださいました。祝辞では生成AIが普及する「超スマート社会」において、日本大学の理念である「自主創造」の重要性を説かれました。また情報の解釈や問いを立てる力こそが重要であり、技術に使われるのではなく、人間味あふれる未来を創造する担い手になってほしいと、多様性を力に変える生き方を呼びかけました。
学長祝辞の後来賓祝辞、祝電披露と続き、卒業品記念品目録が生徒代表の小沼君から校長に贈呈されました。
この後在校生を代表して生徒会長の五十嵐君が送辞を3年生に贈りました。その中で部活動や行事で常に目標となってくれた先輩方へ「先輩方が築いた良き伝統をしっかり受け継ぐ」と力強く約束しました。
送辞を受けて3年生代表の矢崎君が答辞を読み上げました。矢崎君はマスク生活でのスタートや5年ぶりのオーストラリア修学旅行など、激動の3年間を回想しました。特にサッカー部での活動では、「新人戦で26年ぶりに優勝し、続く関東大会予選でも優勝して2連覇を果たしたこと」を、ダンス部の日本一など他部活の活躍に刺激を受けた成果として誇らしく語りました。また、影で支え続けてくれた家族へ「18年間本当にありがとう」と心からの謝辞を述べました。最後に、「この学年の仲間と出会い、共に過ごした3年間は、間違いなく人生で最強・最高の宝物です。私たちはこの誇りを胸に、それぞれの道を力強く歩んでいきます」と、次なるステージへの決意を力強く宣誓しました。
式典の最後に校歌斉唱をして、3年生は体育館を後にしました。式典後、学年主任の辺見先生が保護者に向けて挨拶を行いました。辺見先生は、入学時に掲げた「最強・最高」という目標に向けた3年間を振り返り、時には厳しい指導が必要な場面もあったものの、「最後は本当にお見事。見事に切り替えて立派な姿を見せてくれた。私にとってもこの3年間は本当に楽しかった」と、成長した生徒たちへの深い信頼と学年主任としての喜びを語りました。
各教室では最後のホームルームが行われました。担任から一人ひとりに卒業証書が手渡されると、生徒たちは3年間の振り返りを自らの言葉で発表。思い出を凝縮したスライド動画の上映や、担任によるサックスの生演奏や、ギターの弾き語りによる生歌が披露されるクラスもあり、教室内は笑いと涙が入り混じる感動的な空間となりました。最後は、どのクラスも晴れやかな笑顔で集合写真を撮影し、高校生活の締めくくりを刻みました。
ホームルーム終了後も、卒業生たちは校内の至る所で別れを惜しんでいました。教室やグラウンドなど、思い出の場所で卒業アルバムにメッセージを書き合ったり、友人や恩師と納得のいくまで写真を撮り合ったりする姿が見られました。いつまでも語り合い、別れを惜しむ光景は、彼らがこの3年間で築き上げた「最強・最高」の絆の深さを物語っていました。本校での経験を糧に、卒業生の皆さんが新たなステージで大きく飛躍することを、教職員一同、心より願っております。。









