平成28年5月11日(水)~13日(金)にかけて行われた第68回山梨県総合体育大会においてハンドボール部は見事3位の好成績を収めました。3日間で4試合と連日試合が続く中で、とくに準々決勝の日川高校戦、3位決定戦の都留高校戦では接戦を制しての勝利でした。大会の総括を監督の水越日出夫先生にして頂きました。また選手にも話が聞けましたので併せて報告させて頂きます。
5月11日(水)から13日(金)まで第68回山梨県高等学校総合体育大会兼関東高等学校ハンドボール選手権大会山梨県予選が小瀬スポーツ公園体育館で開催されました。今大会は、新人大会で敗れた日川高校に雪辱を果たすことと9年ぶりの関東大会への出場を目標に大会に望みました。
1回戦は、予想通りの試合展開となり北杜高校に勝利することが出来ました。2回戦の日川高校戦では、前半はDFのコンビが合わず、相手のロングシュートで失点が目立つ場面が多くありましたが、DF力も徐々に向上し明誠ペースの試合展開となり34対26で勝利を収め、新人大会の雪辱を果たす事が出来ました。準決勝の駿台甲府高校戦は、第三位決定戦に生かせる試合展開を心掛け、途中から出場した2年生も意欲的なプレーを随所に発揮し頑張ってくれました。
第3位決定戦は都留高校と対戦することが決まり、部員のテンションも一段と高まり5月13日(金)を迎えました。10時50分、試合開始の笛が吹かれ都留高校のスローオフで前半が始まりました。序盤は波に乗れず都留高校にリードを許しました。10分過ぎに1回目のタイムアウトを取りましたが、都留高校の流れを変えることが出来ず、25分には6点リードされる状況となりました。しかし26分過ぎに尾籠のサイドシュート、小針のポストシュート、大野のロングシュートで得点を重ね、前半を11対14の3点差で折り返すことができました。
後半に入りDFとGK發知の好守備により1点差を争う展開となり、17分過ぎに2回目のタイムアウトを取りました。その後、大野・尾籠・林が速攻などで得点を重ね24対24の同点に追いつくと、29分に大野のカットインプレーからの得点で29対27とし勝利を確定的にしました。後半の30分に試合終了のブザーが鳴り30対28で勝利を得ることがでました。この大会の目標であった2つを達成させた部員の意識に感動させられました。
このチームは、2.3年生で22名の部員がいます。中学での経験者は3年生に2名、2年生に1名と、経験者の少ない部活ですが、関東大会出場を目標として日々練習に励んできました。3年生は勝気の強い部員が多くチームをまとめるのに苦心していましたが、主将の大野と副主将の高野・發知が部員とのつなぎ役となりチームがまとめ9年ぶりの関東大会出場となりました。
日大明誠高校ハンドボール部 監督 水越 日出夫
―県総体に向けて強化・練習してきたことは何ですか―
主にディフェンス強化のためのフットワークやゲームを意識しながらの走り込み、他校との練習試合を頻繁に行うことで本番を想定した練習を繰り返しました。―髙野寅乃介くん(副主将)―
ステップシュートの精度を高めるためにブラインドシュートの練習をしました。―菅野龍介くん(3年)―
―大会を通じて成長したと感じる点は何ですか―
チームの団結力が上がったと思います。小さいことですが、試合中にチーム内での声掛けは雰囲気を良くして試合の流れを一気に引き寄せることができました。このチームの団結力がなければ山梨県3位にはなれなかったと考えています。―大野多聞くん(主将)―
ミスをしてもその後に立て直して取り返すことができるようになったことです。―横尾航大くん(3年)―
―大会を通じて見つかった課題は何ですか―
チーム全体としてまだまだ1試合を通してのミスが多いと思います。―發知将也くん(副主将)―
周りと合わせるための判断力をはじめとするチームプレーの強化が課題です。―宮本祥吾くん―
自分からチームに声を掛け盛り上げることの必要性を感じました―髙野寅之介くん(副主将)
―準々決勝や3位決定戦は接戦となりましたが、どのような心境でプレーしていましたか―
1つのミスで流れが変わってしまうのでミスをしないように、また悔いのないように全力でプレーしました。
―林恵太くん(3年)
絶対に勝つという強い気持ちでプレーしていました。―小針偉武揮くん(3年)―
悔いの残らないようにしようと心掛けました。―發知将也くん(3年)―
―関東大会出場を勝ち取ることができた要因はなんだと思いますか―
水越先生の日々の厳しいご指導のおかげだと思います。―大野多聞くん(主将)―
チームでまとまり、同じ目標に向かって一生懸命にプレーすることができたからです。―宮本祥吾くん(3年)―
―関東大会へ向けての意気込みをお願いします!―
1試合でも多く勝てるように頑張ります!(全員)
~マネージャーにも聞きました!~ 奥田はなさん・城戸彩優理さん(2年)
―マネージャーは普段はどのような仕事をしていますか―
ジャグを作ることやボール拾いやビブスの洗濯などです。
―日大明誠ハンド部はどんなチームですか―
全体的に仲の良いチームだと思います。
―大会を通じて成長したと感じる点は何ですか―
チームワークが良かったと感じました。
―チームのこれからの課題は何だと思いますか―
今まで以上に普段の練習から意識を高く持って取り組むことだと思います。
―関東大会へ向けての意気込みをお願いします―
1勝でもできるようにマネージャーとして全力でサポートします!
ハンドボール部は6月3日(金)より千葉県で開催される第62回関東高等学校ハンドボール選手権大会に参加します。山梨県代表としての活躍を期待したいですね!さらに6月11日(土)からはインターハイ予選も始まるようなので関東の強豪との試合で刺激を受けて弾みをつけられるとよいですね。頑張れ!日大明誠高校ハンドボール部!

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