毎年、春と夏に日本大学付属高等学校からそれぞれ3名の生徒が参加する英国ケンブリッジ大学ペンブルックカレッジの英語研修プログラム。この夏もサマープログラムに全国の日大付属高校生から英国に集い、7月21日(木)から8月6日(土)まで、ケンブリッジ大学の学寮に滞在して生活を共にし、学生プログラムアシスタント(PA)の援助を受けながら英語研修を行いました。日本大学付属23校から65名の生徒が参加しました。本校からは1年生由井恭平くん、2年生松永絵莉さん、3年生天笠真利亜さんの3名が貴重な体験をして日本に戻ってきました。今回、その3名にインタビューをしました。特集「ケンブリッジ大学サマープログラム参加者インタビュー」、今日はその第2回目です。

— それでは、サマープログラムについて教えてください。まず改めてプログラムの日時を教えてください。
由井くん「はい、7月21日から8月6日までの21日間でした。」

—サマープログラムにはどのくらいの人数が参加したのですか。
由井くん「日本大学の付属校23校から65人の生徒が参加しました。」

—65人というのはなかなか多い人数ですね。ところでサマープログラムはどこまで行ったのですか。
由井くん「イギリスのケンブリッジです。あとロンドンにも行きました。」

—イギリスですか、いいですね。さて、サマープログラムではどのようなことを行ったのですか。
由井くん「いろいろとやりました。授業として、ロミオとジュリエットを英語で読みました。また先生が指した文字を発音したり、先生の言った言葉を聞き、何と言っているかあてるということもしました。教室の外に出て、ケンブリッジの町を散策しながら、先生から英語で説明を受けました。クロスワードなどもやりました。」

—クロスワードなどは面白そうですね。授業を受けてみて、どうでしたか。
由井くん「最初は英語で分からないことも多かったですが、先生がジェスチャーも使ってくれたので、だんだん分かるようになりました。さらに先生方がとても優しくて、授業を励もうという気持ちになりました。授業を受けたり、あちらでの生活していく中で分かったのですが、簡単な英語を話せるだけでも過ごしていけることが分かりました。とても為になりました。」

—とくに印象に残っている授業はありますか。
由井くん「博物館に行って、絵の感想を英語で書く授業ですね。フィッツウィリアム博物館で見た、作者は忘れましたが、赤ちゃんと悪魔と契約するという珍しい題材で、とてもきれいな絵で引き込まれました。これが一番印象に残っています。」

—なんだか興味深い絵ですね。授業以外にはどのようなことをしましたか。
由井くん「スポーツをみんなでしました。ドッチボール、サッカー、障害物レースなどです。この障害物レースというのが、スタートして、用意された服、服と言っても上が女性もの、下が男性ものなどのちぐはぐな服やひどいのはブラジャーというのもあり、それを着て、走ります。つぎに粉の中からアメ探しをして、また走ります。そして水の中にあるリンゴをくわえてゴールまで走りました。ダンスパーティーや鬼ごっこ、ツイスターなどもやりました。みんなで笑って、汗をかいて、コミュニケーションをとって、ストレスを発散できました。プログラムの当初より皆と話せるようになりました。」

—へえぇ、日本の障害物競走とはなんだか違いますね。ケンブリッジで、他にしたことはありますか。
由井くん「みんなで「EAT.」というファーストフード店で朝食を食べに行ったりしました。食べると言えば、先生が昼食をみんなで食べようとイタリア料理店に行きました。みんな、なんでイタリアなのかと思っていると、ルーシー先生が「イギリス料理のお店ってあまりないし、あってもおいしくないよ」と日本語で教えてくれ、みんな納得してしていました。、パンティングというボート漕ぎを体験しました。自分は上手く漕げずにみんなから冷やかされ、ボートは漕ぐものではなく乗るものだと思いました。あと、映画館でハリーポッター最終章を見ましたが、とてもテンポが速く、英語が良く聞き取れずに映像を主に映像を楽しみました。しかし、他の観客が笑ったりした場面でなんで笑っているのか分からず残念でした。」

—イギリスの料理はあまりおいしくないのですか。はぁ、そうなんですか。さて、ロンドンにも行ったとのことでしたが、どこに行ったのですか。
由井くん「7月30日にバッキンガム宮殿で衛兵の交代式を見ました。みんな、とても良くそろっていて、良く訓練されているなと感じました。ただ、途中で上官の人が英語でいきなり叫んだものですから、みんなで大笑いしました。衛兵を見ていて、あの黒い帽子はなんだろうと不思議に思いました。他にバスの中からロンドンブリッジやビッグベンを見ました。自由行動時間には大英博物館に行って、ロゼッタストーンとミイラを見ました。案外地味なので驚きました。」

(右の写真は大英博物館所蔵のロゼッタストーン)

—おおっ、世界史の授業で学んだロゼッタストーンを見たのですか、良い体験をしましたね。地味というのが気になりますが。では、最後に全体としての感想を聞かせてください。
由井くん「サマープログラムに参加し、とても楽しく過ごすことができ、他の付属の生徒とも仲良くできました。今でも連絡を取り合う仲間もできました。また日本との生活習慣の違いなど異文化体験をすることができ、勉強になりました。またイギリスに行きたいと思いました。」

—ありがとうございました。

普段は落ち着いた由井くんですが、サマープログラムが非常に良かったようで、インタビューの間は珍しくハイテンションでした。今回のケンブリッジ大学のサマープログラムは由井くんにとって新しい仲間や多くの経験を得ることができた素晴らしい研修になったようです。

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