昨日から授業が始まり、明誠高校の生徒は新たな気持ちで学習に励んでいます。また放課後の部活動も新人総体や各種大会に向け、夏休みから引き続き盛んに行われています。
さて本日は、8月の全国教職員剣道大会に出場した本校教員の齋藤大樹先生の活躍を紹介します。齋藤先生からコメントを頂いておりますので、ご覧ください。
全国教職員大会に出場して 夏真っ只中の8月9日、沖縄県立武道館アリーナで行われた第58回全国教職員剣道大会に山梨県代表として出場しました。今大会が沖縄県で行われることにより全都道府県で開催されたことになる記念すべき大会でした。沖縄には6日に入り、試合に向け調整をしました。団体戦、個人戦(高・大・教委の部、幼・義務教育の部、女子の部)が行われ、私は高・大・教委の部に出場しました。 1回戦は北海道の稲川選手(教士七段)と対戦しました。初戦の緊張感と相手の攻めが強いこともあり、中々思い切った技が出せず勝負は延長戦にもつれ込みました。延長戦に入りややあり、鍔競り合いから相手の手元が上がったところに引き小手を打ち込むと、これが1本となり初戦を勝利することができました。初戦を突破することが第1の目標だったので少しホッとしました。 続く2回戦は地元沖縄県の大城選手(五段)と対戦しました。初戦とは違い、緊張し過ぎずリラックスして臨むことができました。序盤から積極的に技を仕掛け、攻めていましたが有効打突がなく、初戦と同じく延長戦に入りました。剣道の延長戦は勝負が決するまで行われる過酷なものです。延長戦10分を過ぎた頃でしょうか。ここが勝負所と思い、思い切って間合いを詰めたところに相手もすかさず反応し諸手突きを打たれ敗退しました。最後は地元開催の意地に負けてしまいました。 私は18年間剣道をしています。高校時代は選手として2年3年と関東大会に出場しましたが、大学では1度も選手に選ばれることはなく悔しい思いをしました。剣道が私を育ててくれたという思いは変わらず、教員になってからは生徒達と共に日々汗を流してきました。そして今回初めて全国大会という大舞台に立たせてもらいました。生徒達に背中を押してもらったという思いが強くあります。次は生徒達に全国大会という大舞台に立ってもらいたいと思います。私自身選手の気持ち、選手外の気持ちを経験してきたことは教員になった今凄く活きています。諦めずに継続することの大切さを伝えていきたいと思います。初出場で1勝出来たことは素直に嬉しいですが、試合後は負けた悔しさの方が強く残りました。来年もう1度この舞台に立ちリベンジ出来るようこれからも変わらず生徒達と共に日々精進していきたいと思います。 中学生の部活動参加、見学いつでも受け付けています。是非ご連絡ください! 日本大学明誠高等学校 剣道部 齋藤大樹 |
指導者として、そして選手として日々精進している齋藤先生の活躍は本当に素晴らしいと思います。齋藤先生がこの夏の大会で得られた経験をもとに、本校剣道部の実力が一段とアップするのは間違いありません。教員・生徒ともに技能向上を目指し、頑張っていきましょう!
