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先週11月3日に自然科学部は日本大学習志野高校で行われた日本大学理工学部精密機械工学科主催の第10回中学・高校交流ロボットコンテスト(以下、ロボコン)に参加しました。そして、参加した全種目で1位となり、参加3年目にして見事に初優勝しました。

ロボコンは全部で4つの種目を行い、その合計順位で優勝を競います。当日は11時より競技が始まり、だるまさんが転んだ、ロボこれ2016、押して参る、紙風船割りの順に競技が進められました。

それぞれの種目を簡単に説明していくと、第1種目のだるまさんが転んだは、ヒューマノイドロボットのみによる種目で、事前に配付された3秒、6秒、9秒の音声(だるまさんがころんだ)がランダムで流れ、その音声の再生中のみ動作可能となります。中間地点にあるスイッチを押すと5点、ゴール奥に設置された壁にタッチすると10点が入り、得点順に順位がつきます。明誠高校はゴール奥に設置された壁に参加校で唯一タッチでき合計10点を獲得し、1位となりました。

2種目目のロボこれ2016は持ち時間3分間で、ヒューマノイドロボットとアニマルロボットのアピールを行います。順位は審査員である大学の先生方の審査で決定されます。明誠高校のロボットはヒューマノイドロボットが逆立ちをしたり、アニマルロボットが人のように動いたりし、最後は手を振って審査員にアピールしました。結果は第1種目に続いて1位でした。

3種目目の押して参るは、向かい合わせて置かれたヒューマノイドロボットの中央に設置された石版(発泡スチロール製)を押し合い、相手を円の外に出す、もしくは相手側により押し込んだ方の勝利となります。試合はトーナメント方式で、本校は4戦全勝で1位となりました。

4種目目は紙風船割りでした。この種目はアニマルロボットにつけられた紙風船を、ヒューマノイドロボットで割る競技です。他校とチームを組んで行うチーム戦でした。本校は決勝戦まで進み、この決勝が引き分けで、1位は本校含め7校でした。

以上の種目の総合成績で本校は全種も1位で優勝となり、閉会式で内木場先生から部長の小林君が表彰状をいただきました。今回ロボコンで見事優勝した本校自然科学部の部長小林君と、顧問の髙橋先生にコメントをいただきましたので紹介します。

小林君「前回のロボコンにおける反省では「楽しく優勝する!」という課題を見つけました。そして今回はその課題を目標として見事全種目1位を取ることができ、総合優勝することができました。優勝することができた理由は桒原君が3DCADを用いて作製したロボット兵の頭や神長君の赤の塗装や1年生ながらロボこれで説明原稿を含め全般に頑張った梶原君など部員全員が自分の役割をしっかり務め、それをまとめ上げた部長の私の力で今回優勝できたのだと思います。今回の経験をもとに次回は全種目完全優勝で本当の優勝をしたいと思います。これかたも頑張ります。」

髙橋先生「今回はロボットのメンテナンスに関して甘い部分がありました。モーターをつなぐケーブルの断線数が多く、2台あるロボットのうち片方が動かない状態が長かったです。生徒たちは、そのような状態においても諦めず、皆で笑いあいながら最後まで楽しそうに競技に使用する動作を作っていました。このような逆境においても楽しみ、諦めずに挑戦し続けたことが今回の結果につながったと思います。主に「ロボこれ」を担当した1年生達においては積極的となってきたようで、来月の天体合宿中においてもロボットを扱う時間をつくることとなりました。今後も生徒たちの主体的な取り組みを支援できるように指導していきたいと思います。」

ロボコン参加3年目にして優勝を果たしたのは部員や顧問の努力のたまものだと思います。今後も様々な活動に挑戦して、活動の幅を広げていって下さい。頑張れ、自然科学部!

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