Feb_09_2017Feb_09_2017Feb_09_2017Feb_09_2017

先日6日にスキー部の全国高等学校スキー大会が終了しました。本日はスキー部コーチの橋本先生が大会について報告して下さいましたので、ご紹介します。また、全国大会に参加した西谷さんから感想を聞きましたので、あわせてご紹介します。

橋本拓の熱き雪上

全国大会を終えて

2月2日~2月6日に群馬県スノーパーク尾瀬戸倉で開催されたインターハイに出場してきた。明誠高校からは、女子大回転・1年近藤、女子回転・3年佐藤、2年西谷が出場した。

3名とも、初めての全国大会で緊張した部分もあったと思うが、それ以上に全国大会へ出場する選手のレベルの高さを目の当たりにしたことと思う。

また、今回行われたスノーパーク尾瀬戸倉は、関東大会で経験しているスキー場ではあるが、レースコースは、とても硬いアイスバーンになっていた。コースの荒れは多少あるものの、硬いバーンのおかげで、ゼッケンの遅いスタート順からも入賞者が出るなど、全員に平等なレースであったように思う。

明誠高校の選手にとっては、硬すぎるバーンに身体が引けてしまい、滑りきることが精一杯。その中でも、スタート直前のアドバイスを活かし、普段の練習で行っている滑りを表現することで一生懸命に滑っていた。ゴールすることが精一杯で、3名にとっては本当に難しいレースになった。

レース後に出場した3名とサポートの3年三ツ矢に感想を聞いたところ、周囲の選手のレベルの高さ、コースセットの難しさ、各選手の取り組み方、他にも様々なことを聞くことができた。

今の自分自身のレベルがまだまだ全国大会で戦うことのできるレベルではないこと、全国トップ選手との差、本当に大きな差があったことを選手・サポート含め、痛感させられた。しかし、ウォーミングアップやスタートエリアでの準備、レースもそうだが、ここまで取り組んできたことを普段通り、落ち着いて取り組もうとすること、いつもの自分を崩さないようにすること、3人の選手は私が想像していたよりも落ち着いていたように思う。

レース中は頭の中が真っ白になるくらい恐怖心との戦いだったと思うが、その中で戦ったこと、大舞台で滑ったことは本当に大きな財産になったことと思う。

3年佐藤にとっては、今回のインターハイが3年間の集大成とも言えるだろう。3年目は副主将として頑張って、学校行事やクラス活動、学業に努力してきた結果、県総体優勝してのインターハイ出場であった。本当に大きなご褒美であった。佐藤の今後の人生において貴重な経験になっただろう。

2年西谷は、姉が出場しているインターハイに自分もなんとか出場を目指しスキー部に入部してきたが、思うように滑れず、悔し涙を流すことも多くあるが、それでもインターハイへの出場権を獲得し、目標であった姉の出場した全国大会へ出ることができた。課題は多く見つかったが、一つの目標をクリアしたことにより、今後更なる努力で来年、同じ舞台に戻れるようまた準備をしてもらいたい。

1年近藤は1年生ながら出場することができた。グラススキーの経験もあり、入部当初から滑る技術はあったものの、今年1年間のトレーニング、雪上での取り組みが彼女を成長させたように思う。まだまだ1年生、あと2年間も同じ舞台で戦い、更に上位を目指し、日々の努力を惜しまずに頑張ってもらいたい。

今回、インターハイへ出場し、私自信、色々なことを見て聞いて、学んだ。レース運営、ポールのセット、選手の強化、学校内での取り組みなど、全国から集まる各学校の先生やコーチと本当に貴重な意見交換ができた。選手への指導方法や声かけ、本当に参考となるものが多かった。冬の雪上トレーニングはもちろん、夏の陸上トレーニング、大会転戦、遠征など、やはり全国レベルの学校は活動の範囲がとても広いことを感じた。

雪のある季節に集中してしまうため、年間の試合数で数えると明誠高校の場合はまだ少ないものの、現状でも学校を不在にすることが多くある。様々な先生方からの意見を参考に、今後の選手強化を行っていきたい。

私自身も今回のインターハイで多くの刺激を受けた。今後の活力とし、また日々努力していきたいと思う。

次の大会は国民体育大会である。2年岸田・1年近藤の2名には自分の今出せる全てを表現して全力でアタックしてもらいたいと思う。

スキー部 コーチ 橋本 拓

インターハイ女子回転競技に参加して

私が、スキー部に入って目標としていた大会がインターハイでした。なので、出場出来た事がとても貴重な事だと感じました。

また、今回のインターハイでは結果が残せずとても悔しかったです。なので、来年絶対に戻って来れるようにスキーも人としてもレベルアップして戻って来れるように努力していきたいです。

また、インターハイに出場できたのは橋本先生や梅田先生などのアドバイスやサポートがあったのでこんなに大きな舞台に出る事が出来たと思うので感謝してもしきれません。

それ以外に応援してくださった皆さん本当にありがとうございました。

こういった人達がいて私はスキーが出来ていると思うのでしっかりとスキーで恩返しできるような選手になって行きたいし、応援されるのにふさわしい人になっていきたいです。

スキー部 2年 西谷実佳子

全国大会はとてもレベルが高い大会。参加することで、得ることが多くあったようです。参加した選手の皆さんは今回得た経験を生かして、今後の練習に励み、来年も全国大会に出場して欲しいです。卒業する佐藤さんはこの経験を次のステージで生かしてください。頑張れ、日大明誠スキー部!

オンライン版学校案内2016
日大明誠高校紹介ビデオ2017
日大明誠高校エデュログ・バックナンバー

ページ
TOP