以前、edu.logの記事でもお知らせいたしましたが、3年生の山内誠くんが今シーズンのクライミング・ワールドカップ(IFSC Climbing World Cup)のボルダリングに日本代表として出場しています。ヨーロッパで2つの大会に出場し、来週からまたアメリカの大会に出場する3年2組山内誠君にインタビューをしました。スポーツとしてのクライミングには、スピード、リード、ボルダリングとあり、山内君はボルダリングをメインに活躍しています。
・・・・・・それではまず、ボルダリングとはどういうものか教えてください。
平均3~5メートルの壁をロープを使わずに登っていく種目です。落ちると危険なので、下にはマットが敷いてあります。
・・・・・・山内君がクライミングを始めたきっかけを教えてください。
家族で買い物に行った帰りに、たまたまクライミングジム「NOSE」に寄ったのがきっかけです。僕はその時9歳で、それから2つ上の兄と現在まで続けています。
・・・・・・普段はどのような場所で練習していますか
今話に出た「NOSE」を中心にいくつかのジムで練習しています。あとは外岩を登ったたりもします。
・・・・・・山内君もしっかりした腕をしていますが、クライミングにはどういったものが求められるのでしょうか。
ただ筋肉があればいいというものではありません。実際世界のトップ選手も見た目は細いです。リーチが長いというのは大きな武器になると思います。あとは指の第一関節のみで体を支えることもあるので、指が強いことも重要です。
・・・・・・4月21・22日にスロベニアのログ・ドラゴメールで、4月27・28日にオーストリアのウィーンでそれぞれ開催されたワールドカップに日本代表として出場したと聞きました。それぞれの結果を教えてください。
スロベニアでは41位で、ウィーンでは45位でした。これらの大会で思ったよりも世界戦えるという実感を得られました。
・・・・・昨日、JFA(日本フリークライミング協会)のユース強化選手に選ばれたと聞きました。強化選手とはどういうものですか。
各大会で好成績を残すと選ばれます。強化選手になると、加盟しているジムの使用料が無料になります。それにより、ジムに行く回数や、種類を増やすことができるので、助かります。
・・・・・・また6月1・2日にはアメリカ・コロラド州のヴェイルで行われるワールドカップに出場すると伺いました。どういった大会か教えてください。
世界ランキングの上位10名と、各国代表の4名が参加できる大会です。予選通過できるのは20名で、決勝に進めるのが6名です。
・・・・・・目標を聞かせてください。
まずは予選を突破することです。そして入賞となる決勝の6名に入れたら最高です。
インタビューに答えてくれた山内君ありがとうございました。山内君の目はすでにアメリカに向かっていました。活躍に期待したいと思います。大会の結果は後日お送りします。
■参考リンク(山内くんが出場したワールドカッブの大会動画)■
ワールドカッブ公式ハイライト動画IFSC.tv
Bouldering World Cup 2012 : Log-Dragomer, Slovenia
Bouldering World Cup 2012 : Vienna
オンライン版学校案内2012
日大明誠高校紹介ビデオ2012
「ようこそ酒井先生」総長・日本大学明誠高等学校を訪ねる
教育旅行ガイド2010(明誠高校のサイトが紹介されています)