7月15日(土)9:00より山日YBS球場で第99回全国高等学校野球大会山梨大会3回戦、日大明誠高校対山梨学院高校戦が行われました。
三者面談と同日ということもあり、応援団は前の試合より少なめになりましたが、野球部員たちは強豪相手に一歩も引かない好勝負をしたようです。部長の菅原先生よりコメントをいただいていますのでご覧ください。
3回戦の相手は第1シードの山梨学院高校。昨年のこの大会から県内では負けなしの優勝候補である。
明誠高校の先発は野間。1回、先頭打者に四球を与えるが、続く打者を併殺に仕留めると、その後2死2塁からレフト前ヒットを打たれるもレフト戸口の好返球で2塁走者をアウトにするなど、粘り強く立ち上がりを乗り切る。一方、野間を援護したい明誠打線だが、相手投手の好投の前になかなかチャンスがつくれない。
試合が動いたのは4回表、2本のヒットで2死1・3塁のピンチを迎えると、飛び出した1塁走者を挟む間に3塁走者の生還を許し、先制点を挙げられる。さらに続く5回には3塁打を足掛かりに犠牲フライで2点目を許す。中盤も明誠高校打線はなかなか走者を出すことができず苦しい展開となるが、野間‐笹本のバッテリーが相手の狙いを外す粘り強い組み立てに守りも無失策で応え、僅差のまま、試合は終盤へ突入する。
8回表にこの日2本目の犠牲フライで3点目を挙げた山梨学院に対し、明誠高校も反撃に出る。8回裏、先頭の戸口が四球で出塁すると、続く安斎がセンター前ヒットで繋ぐ。ここで山梨学院は先発投手を諦め、投手交代をする。次打者の渋谷の内野ゴロの間に走者が進んで1死2・3塁としてこの日最大のチャンスを迎える。ここで代打の大久保はカウント3―1からの球を強振し、これは相手守備の好守に阻まれるものの、この間に3塁走者が生還し、明誠高校が1-3とする。
9回表には池田‐溝向にバッテリーが交代し、走者を出すものの無失点で抑え、9回裏の攻撃に繋げる。最後の攻撃は1人でも走者が出ればクリーンアップに回る好打順であったが、相手投手に抑え込まれ反撃はならず、1-3で明誠高校の夏は3回戦で幕を閉じた。
先日の2回戦に続き、今回も本当に多くの応援をありがとうございました。大歓声の中でプレーすることができ選手たちは本当に幸せだったと思います。3年生はこれで引退となりましたが、多くの方の支えがあったからこそ最後までプレーできたことを忘れずに、野球を通して学んだことを様々な面で生かしていってほしいと思います。また1,2年生は3年生が残してくれたものをしっかりと受け継いでいけるように、暑い夏はまだ続きますがチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。今後も変わらぬ応援をよろしくお願いします。
日本大学明誠高校 野球部 部長 菅原由紀子
山梨学院相手に敗れはしましたが、粘って好勝負ができたことは必ず野球部の今後に繋がってくると思います。これからも野球部を応援し、盛り上げていきましょう!
