こんにちは。文化祭も終わり、生徒達は11日後に行われる定期試験に向けて勉強を開始しました。満足のいく結果を残せるように頑張って欲しいですね。
さて、本日は先生方のおすすめの本について紹介します。今回は教頭先生が紹介する『高校生が感動した「論語」』という本です。教頭先生にコメントをいただいたので紹介します。
『論語』は孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、弟子達が記録した書物です。二千年の長きにわたり、中国のみならず、日本人にも大きな影響を与え、その精神と道徳の根幹であり続けてきました。先人は『論語』を通して様々なことを学んできましたが、現代人にとってはどうでしょうか?「倫理や漢文で習う難しそうな話」と誤解していませんか?本書は高校生でもわかりやすく解説されています。身構えなくてもスーッと読めて、「意外と身近な話題が多い!」と驚かされるでしょう。以前『論語』を読んだ高校生が「孔子っていいこと言っているなぁ~本当にその通りだなぁ~」としみじみ共感していました。日常生活を営む中で、また、人間関係の中で、すぐに活かせるヒントにきっと出会えると思います。『論語』本来の精神が時空を超えて、現代に生きる諸君の力となってくれることを願っています。
生徒のみなさんは朝の10分間読書で是非読んでみて下さい。
