令和元年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選 2回戦 |
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日大明誠 | 3 | 0 | 前半 | 0 | 1 | 甲府城西 |
3 | 後半 | 1 |
手塚秀昭のホイッスル
令和元年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選
逆転で3回戦へ進出!!
後半に3得点、城西を下す!
令和元年度 全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選兼原杯争奪サッカー大会2日目は本校を含めた3会場で2回戦が行われベスト16が決定した。本校は甲府城西高等学校(以下、城西)との対戦であった。城西は過去の大会(新人戦・関東大会予選)においては3回戦止まり、また県リーグ2部では6位(第4節終了時)とチーム戦績はあまり振るわないが、個人個人の技術は高いものを持っていて簡単には勝てるチームではない。
昨日の1回戦を大勝で勝ち上がって来た城西は、開始早々本校DF陣の裏のスペースに単純にパスを通し試合を優位に進めた。押され気味の本校もファーストシュートを打ち、徐々に攻撃のリズムを掴み、7分、8分と、FKやCKで攻め入るが得点には至らなかった。一進一退の膠着状態が続く中、城西は、17分、センターライン付近からのアーリークロスをゴール前で頭で繋ぎ先制点を挙げたと思われたが、惜しくもその前のプレーがオフサイドとなり本校は事なきを得た。その直後、本校は⑨子安のシュートがGKの正面となり、城西もFKからの混戦から決定的なシュートもバーの上に外れ、スコアレスドローで前半を終えた。
後半、6分、本校が攻め入ったところをカウンター攻撃に遭い、PA内で痛恨のファールを犯し、PKで先制点を許した。その後気落ちすることなく攻撃を続けた本校は、11分、右からのグラウンダーの速いクロスを⑪鶴見が決め同点となった。城西は⑨をターゲットにしてボールを集め、2名の選手を交代し果敢に攻めるが、本校は、28分、その間隙を突き⑦渡邊隆の右からの絶妙なクロスを、子安がヘッディングシュート、これが見事に決まり勝ち越しに成功した。城西はさらに2名を交代して攻撃に転じようとするが、特に空中戦において、長身DF④足立を含めた各選手が制する場面が多くなり、36分、途中交代の⑯渡辺響が中盤から左サイドの鶴見へパスを通し、そこからのクロスを子安が自身2点目となるゴールを決め試合を決定づけた。
この試合、主力の一部を怪我で欠いたが、代わりに出場した各選手がその持ち味を十分に発揮し選手層の厚さも見えた。特に空中戦を制し局地戦の1対1の場面でもボールを奪われることも少なくなり、効果的な時間に得点を重ねた結果が勝因となった。前大会の関東予選と県リーグ戦合わせて10日間で5試合の過密日程から本日の試合と連戦が続いたが、次の3回戦まで約3週間が空きここで十分に休養を取り、中間考査終了後には再度コンディションを整え、土日連戦となる熾烈なトーナメントを勝ち進むこと期待する。
(元日大明誠高等学校教諭)
先発メンバー(学年)⇒交代(学年) | |||
GK | ①二 上(3) | ||
DF | ②関 根(2) | ||
DF | ③小名木(2) | ||
DF | ④足 立(3) | ||
DF | ⑤大 倉(3) | ||
MF | ⑥加藤友(3) | ||
MF | ⑦渡邊隆(3) | → | ⑯渡邊響(3) |
MF | ⑧宇 野(③) | → | ⑮安 川(3) |
FW | ⑨子 安(3) | → | ⑳中 島(2) |
MF | ⑩加藤諒(2) | ||
FW | ⑪鶴 見(3) | → | ⑱有 泉(3) |
サブメンバー | |||
DF | ⑫石 井(3) | ||
DF | ⑬氏 家(3) | ||
MF | ⑭佐 藤(2) | ||
MF | ⑮安 川(3) | ||
MF | ⑯渡邊響(3) | ||
GK | ⑰高 川(3) | ||
MF | ⑱有 泉(3) | ||
FW | ⑲松 見(2) | ||
FW | ⑳中 島(2) |
