令和元年度 山梨県高校新人サッカー大会

順当に、2回戦を突破し8強へ!!

甲府一を後半3ゴールで突き放す!

2回戦
日大明誠 前半 甲府第一
後半

手塚秀昭のホイッスル

tezuka

令和元年度山梨県高校新人サッカー大会3日目は、26日、3回戦が行われ本校は甲府第一高等学校(以下、甲一)と対戦し、3-0で勝ち準々決勝(1日、山梨学院高校グラウンド)に進出した。

Jan_28_2019

試合開始直後から地力に勝る本校は、終始甲一陣内でプレーを続け、圧倒的にボールを支配し主導権を握るが、甲一の最終ラインのバランスが崩れず、その上、シュートも少なく決定的な場面を作れなかった。その後も攻め続け、25分に混戦からのシュートをGKにファインセーブされた直後、甲一はカウンター攻撃に転じ、左サイドから右サイドにロングパスが通り、本校DFの間に巧く入り込んだ⑪がシュートを打ったが得点とはならず、ヒヤリとした場面であったが事なきを得た。本校は、その後もCKやロングスロー再三再四チャンスを作るがスコアレスで前半を終えた。

後半に入っても本校は前半と同様に一方的に攻め続け、それまで前線よりやや遠い位置でプレーしていた⑩加藤が積極的に攻め上がり、徐々に決定的なチャンスを作り始めた。CKからのヘッディングシュートも僅かにタイミングがずれてゴールならず。試合が動いたのは2名を交代した後の17分、加藤がCKから混戦となったこぼれ球を豪快に決め待望の先制点を奪った。この得点で攻撃に拍車がかかり、20分、カウンター攻撃から、右サイドを攻め上がった②津田からのクロスが左サイドに流れ、折り返しを⑨江添がヘッディングシュートで追加点を挙げた。この失点で追い付きたい甲一がさらに積極的に攻撃を仕掛けたため、ボールを奪った瞬間に多くのスペースが生まれ、スピード豊かな攻撃が連続して出来始めた。4枚目、5枚目の交代カードを切った終了直前の39分、交代出場の⑲平田の混戦からの絶妙のシュートが決定的な3点目となり試合が終了した。

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本校は、前半は引いてゴール前を固める甲一に苦しみながらも、各選手が焦りもなく淡々とプレーをし続けたことが、後半の得点に繋がり勝利を呼び込むことが出来た。他校と比べチーム始動が遅れたが、試合を経験する(=勝利する)ことでチーム力は始動時のそれよりアップしている。今後はさらに厳しい試合が待ち受けていることは十分に予想されるが、本校の各選手の個人技等を他校と比較しても遜色はない。ただし、特に一発勝負の怖さがあるトーナメントでは、その個人技術力もさることながら、試合中のワンプレーに一喜一憂することなく、「戦い」の原点でもある“地道にボールを追いかけること”、“ひたむきにプレーに専念すること”、そして、何よりも“勝利の渇望の強さ”を心に刻むことが重要である。

(元日大明誠高等学校教諭)

先発メンバー(学年)⇒交代
GK ①深 澤(2)
DF ②津 田(1)
DF ③奥 山(2) ⑫関 根
DF ④萱 沼(2)
DF ⑤田 崎(2)
MF ⑥吉 原(2) ⑮成 澤
MF ⑦市 村(2) ⑯粟生田
MF ⑧前 川(2)
FW ⑨江 添(2) ⑲平 田
MF ⑩加藤諒(2)
FW ⑪ 林 (2) ⑱澤 田
サブメンバー
DF ⑫関 根(2)
DF ⑬村 松(2)
MF ⑭関 口(2)
MF ⑮成 澤(2)
MF ⑯粟生田(1)
GK ⑰和 智(2)
MF ⑱澤 田(2)
FW ⑲平 田(1)
FW ⑳川 崎(2)
に

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