海外語学研修3日目の朝を迎えました。本日もオークランドは天気が良くて気持ちよい朝となりました。時差ボケですぐに寝付けなかった生徒もいたようで、朝の集合時間には遅れて目をこすりながらに来た生徒もチラホラ…笑。朝食はバイキング形式で思い思いの食事をとって食べました。朝から贅沢な品ばかりで何を取ろうか迷うほどでした。その後、荷物をまとめて語学研修を行うONEHUNGA HIGHSCHOOLへバスで向かいました。みんな緊張した面持ちのなか、いよいよ到着すると国際センターの先生方に温かく迎えられました。

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午前中は国際センターのMaryam先生の挨拶に続き、Carla先生からホームステイ先での注意事項や学校での今後のスケジュール等を教えてもらいました。ホームステイでの過ごし方は特に丁寧に教えて頂き、ニュージーランドの水事情のためシャワーは5分という事まで強調されていました。その後、Carla先生から学校の施設案内をして頂きました。以前もそうでしたが、ニュージーランドの学生はとてもフレンドリーで、教室を通りかかれば手を振ってくれて、本校の生徒たちもそれに応対して、すれ違う人に挨拶を交わしたり手を振ったりしていました。施設は綺麗でとても過ごしやすそうな環境です。

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ひと通りオリエンテーションを終えるといよいよ歓迎式に臨みました。この歓迎式は伝統的なマオリ式のもので、マオリにとって神聖な場所であるMaraeという集会場で行います。準備が整うと、オネハンガ高校の女子生徒によるマオリ語の歌が合図となり入場することとなりました。厳粛な雰囲気の中で出迎えて頂き、そしてオネハンガの代表生徒と先生によるマオリ語と英語の挨拶があり、その後こちらからも参加者を代表して2年杉浦くんが英語で挨拶をしました。杉浦くんは緊張しながらもメモも見ず、堂々とスピーチする姿は立派でした。次に2年馬場君の合図で明誠の生徒たちが一斉に校歌を歌いました。明るく歌う様子にオネハンガの生徒も体を揺らして耳を傾けてくれました。最後は鼻と鼻をくっつけるホンギというマオリ式の挨拶を交わしました。慣れない挨拶の仕方に、恥ずかしそうにする生徒もいました。その後に会場を移して現地生徒と軽食を食べながら談話をしました。初めての高校生たちとの交流でしたが、生徒たちは一生懸命コミュニケーションを取ろうと頑張っていました。

その後、スクールバディ(語学研修中に参加者と行動を共にするONEFUNGA high schoolの生徒)と初めての対面です。お互い簡単な自己紹介を行なった後、一緒に昼食を食べてからバディの授業を受けに行きました。こちらの授業時間は1コマが55分と日本より長めで、ブザー音のようなチャイムで始まり、終わります。最初はブザーの音に驚きましたが、慣れて来るとそういうものかと思って来るのも不思議です。授業を終えてきた生徒に感想を聞くと、「いきなり物理の授業で全然理解出来なかったです」「宿題を打ち込んでいく時間なのか、皆パソコンを持っていてバディに見せてもらいました」「体育でボールを使った鬼ごっこのような授業でした」「数学はとっても簡単でした」などの声がありました。授業はバディが興味を持ち選択した授業を一緒に受けるため、難しい内容もあったようです。今日は一コマだけでしたが、このバディとの授業にどれだけ食いついていけるかが今後の課題となりそうです。授業が終わった後はバディが生徒の集合場所まで案内をしてくれる中で、バディと談笑しながら戻ってくる生徒もいて、早速良い関係を築いているのが見て取れました。

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授業が終わるといよいよホストファミリーと対面です。ひとグループずつホストファミリーが迎えに来た生徒たちからホームステイ先へ旅立っていきました。待ってる間、生徒達は自分たちのホストがどんな人なのか緊張した面持ちで待っていました。実際に会った時も緊張した様子ですが、迎えに来てくれたことにほっとして笑顔がこぼれる生徒がほとんどでした。ホストファミリーもホームステイを受け入れるのを楽しみにしており、笑顔で生徒を迎えていました。

本日からホームステイが本格的に始まりました。これから参加者がどのような体験をしていくのか、楽しみです。このホームステイで成長してくれることを期待しています。

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1年生 岩間さん:今日は初めてバディと会いました。最初は話すことができなくて、あまり会話が続かなかったけれど、一緒に授業を受けていく中で仲が良くなっていき、バディ以外の子とも友達になることができたので嬉しかったです。また、ホストファミリーにも会えました。家が広く大きく、ホストファミリーもみんな優しかったので良かったです。まだあまり英語で伝えたいことが伝えられなくて、話が途切れたりしてしまったので、もっと話せるようにがんばっていきます!

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