本日、明誠高校吹奏楽部の卒業生の田上みずほさんが来校し、吹奏楽部の指導をしていただきました。田上さんは5月5、6日に東京文化会館で行われた読売新聞社主催「第83回新人演奏会」に出演し、専門のトランペットの演奏をしました。この演奏会は全国34の大学・短大の各校から選抜されたの首席クラスの新卒者による演奏会で、1930年に創設され、東京・日比谷公会堂で第1回が開かれたのが始まりだそうです。これまでに作曲家の故・團伊玖磨さんや、バイオリニスト大谷康子さん、ソプラノ歌手森麻季さんら、著名な音楽家の多くが新人当時に出演しています。現役の吹奏楽部員も演奏会に行き、先輩の素晴らしい演奏に聴き入っていたようです。
田上さんにお話を聞きました。
―—新人演奏会の感想を教えてください。
正直、私が出ていいのかなと思うような立派な演奏会で、本番まで本当に不安でした。でも、当日は明誠高校でお世話になった先生方、先輩、同期、後輩、本当にたくさんの方々が駆けつけてくれました。“私ってこんなにたくさんの人たちに支えられているんだな”ということを実感し、そんな方々へ感謝の気持ちを込めて演奏しました。
―—田上さんの高校生活の様子を教えてください。
高校へは部活をしに通っていました(笑)なんて言ったら怒られてしまいそうですが、高校時代の私にとって吹奏楽部はそれだけ大きな存在でした。県で“最下位”をとったり、“金賞”を頂いたり、部活で経験したことは山ほどあります。私はトランペットが大好きになってしまい、部活では誰よりも上手くなりたいという気持ちで練習していました。友達や先生方に恵まれ、勉強も部活も本当に頑張ることのできた3年間でした。
―—現役の高校生に向けてメッセージをお願いします。
私は明誠高校に入って変わることができました。中学生の頃は特に頑張ることをしなかった私なのに、部活動を通して努力することを知り、それが報われた時の達成感を味わうことができました。頑張って無駄になることってないんです。すぐに結果を求めようとせず、長い目でコツコツ取り組んだことはいつか必ず報われます。明誠高校は何をするにも最高な環境です。そんな学校に通っているんですからぜひたくさんのことにチャレンジして、充実した学校生活を送ってください!
ありがとうございました。現在は東京都内の中学校で働いている田上さん。どんな子供にも音楽の楽しさを伝えたいと笑顔で語ってくれました。現役部員たちにも先輩を目標に頑張ってほしいですね。これからも様々な場での活躍を期待しています。

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