海外語学研修17日目の様子
海外語学研修一行は8月5日(火)夕方、全員無事に帰国しました。本日は最終日、帰国までの様子をご報告します。
帰国の準備をして、午前5時ロビー集合。生徒たちにはかなり厳しい集合時間だったに違いありません。ニュージーランド最後の夜に、次の日朝早いからと言って早く寝るはずがないからです(笑)。そして実際、そうでした。3時間くらい寝た生徒もありましたが、寝てしまうと朝起きられないからと、寝ないで過ごした人たちもありました。でも、しっかり5時には集合。ただ、やはり、とても眠そうでした。
荷物の重量制限23キロにひっかからないかどうかスーツケースをホテルの秤にかけている人多数。少しオーバーしていた人は荷物の入れ替えをしていました。
ホテル前の坂に止まっていたマイクロバスの後ろに牽引された荷車にスーツケースを載せ、生徒たちはそのバスに乗り込んでホテルを後にしました。ガイドの中野さんが出国の手順を説明してくれていましたが、生徒たちは眠い目をこすりながら聞いているのでなんか心配。外は真っ暗なので余計に眠くなってしまうのでしょう。
ほぼ30分でオークランド空港に到着。空港に入ると、日本への便のチェックインカウンターだけたくさんの人が並んでいました。それもほとんどが語学研修帰りだと思われる高校生たち。順番を待ってスーツケースを預けます。朝早いからなのかまだNZ99便の搭乗ゲートが未定となっていました。6時過ぎに出国ゲートでガイドの中野さんとバスの運転手さんをお別れをし、生徒たちは手荷物検査へ。ここも特に問題はなく通り過ぎることができました。
搭乗ロビーで50分ほど一旦解散となりました。非課税品の受け取りにいったり、NZドルを日本円に再両替したり、おみやげ屋さんを覗いたり、自主的に朝食を食べたり…それぞれ、時間を過ごしていると搭乗口番号が発表され、再集合した生徒たちは搭乗ゲートの場所まで移動しました。日本の高校生だらけ! ここで外に虹がくっきりと見えました。雨が降ったと思ったらすぐに晴れたり…というオークランドでは、虹が見えることはよくあるのですが、帰国直前に虹が見えるとは何か象徴的な出来事でした。
さて、予定より遅く搭乗ゲートが開きました。ちょっとした秘密のハプニングもありましたが、生徒たちは次々に飛行機に乗り込みました。NZ99便は30分ほど予定時刻に遅れて(午前8時45分〜日本時間午前5時45分頃)離陸。席に座るとすでに寝てしまっていた生徒、スクリーンで映画を見ている生徒などそれぞれでしたが、離陸して1時間くらい経った頃(日本時間午前6時45分頃)に出た朝食の機内食をおいしく食べていました。
ニュージーランド航空のこの便には、たまたま男性の、しかも日本人ではない人たちが多くアテンダントとして勤務していました。機内では生徒たちも食事の選択を英語で言わなければならなかったり、用事があるときには英語で伝えなければなりませんでしたが、まったく問題なく済ませていたようです。記者のところにはアテンダントさんの1人から質問が…「この生徒たちはどんな用事でNZに行っていたんですか?(学校のツアーですね)英語の勉強か何か?(そうです。ホームステイをして)費用は政府が出してくれたりしてるんですか? 何かの基金とか?(いいえ。本人が出しているんですよ)あぁ、親がね。それはグレイトだね。生徒たちにとっても良かったでしょう。ありがとうございます。良いフライトを」
食事が出るとき以外は機内は照明を落としていて、窓の蓋(←こんな表現でいいんでしょうか)もしめられていたので、どうしても眠くなる状況です。もともと寝不足の生徒たちですから、ほぼ寝ていたと思います。そして、日本が近づいてきた(日本時間)午後3時ごろに「遅いランチ」が出ました。食べ終わってしばらくした午後4時過ぎ。ついに日本が見えてきました。窓側の生徒たちは日本が見えると大興奮。そして、午後4時30分過ぎに成田空港に着陸しました。
再入国審査、手荷物受け取り、税関審査を通り午後5時20分頃に成田空港の到着ロビーに出ました。たくさんの家族の方たちが待っていてくれました。簡単に解散のセレモニーがあり、解散となりました。
今回の語学研修も無事に終了しました。生徒たちひとりひとりはそれぞれ違う貴重な国際体験・文化体験をして、日本に戻ってきました。これを機会に英語の勉強に今まで以上に取り組んでくれることを期待すると共に、世界中の人たちと英語を通して意思疎通をし、親睦を図ることのすばらしさをさらに実感してもらえることを期待したいと思います。
以上、エデュログ特派員(に)がお伝えしました。

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