毎年度行われている海外語学研修。今年度は7月20日出発予定です。今年度の語学研修は昨年度末(3月)に1年生の各クラス全員、新入生招集日で入学予定の中学生たち全員にお知らせして、4月から参加を募集していました。実は、昨日5月9日に参加希望届を提出してくれた在校生が規定人数(最少催行人数: 10名)を超え、実施が決定しました。募集人数は20名ですので、まだ余裕があります。興味のある在校生はとても良い貴重な経験になりますので、是非参加してください。まだ間に合いますよ!
さて、そんなことで、今日のエデュログでは本校が主催する海外研修のご紹介です。1年生のみなさんはまだ経験がありませんし、本校に興味を持っていてくれている中学生のみなさんにも見ていただければと思います。なお、これ以外にも日本大学が付属高校生を対象に、英国ケンブリッジ大学で英語研修を行うプログラムもあり、本校の生徒たちも参加しています。そちらはまた別の機会にご紹介します。
海外語学研修
最初は海外語学研修のご紹介です。本校は毎年、ニュージーランド最大の都市オークランドから(ゆっくり走る)列車で1時間弱のところにあるパパクラという小さな町にある「ローズヒルカレッジ」(男女共学の公立中高一貫校)を訪ね、校内で英語の勉強と学校交流をさせてもらっています。語学研修の中心は、このプログラムとなります。ニュージーランドの高校生活を味わえる、というところがポイントです。(主に)学校の生徒の家にホームステイをして、同じ交通手段で一緒にローズヒルに通い、午前中は明誠高校専用の教室で、現地の先生の指導で楽しい英語の勉強。午後は、学校で明誠高校の生徒たちの面倒をみてくれるスクールバディの生徒と一緒に現地の授業を受けたり、明誠の生徒が授業の先生と一緒に郊外に出かけアクティビティをしたりします。校内では、現地の高校生と普通に会話するチャンスはたくさんありますし、購買でおやつを買ったり(もちろん英語で注文します)、昼休みに一緒に運動をすることもできます。なかなか良くできたプログラムです。ちなみに、南半球ですから、研修は冬の気候の中で行われます。しばらくの間、暑い日本を離れられますよ(笑)。
英語がしゃべれないから…と毎年心配して参加を見送ってしまう人もありますが、心配は無用。もちろん明誠高校で英語の成績がいいからといって、最初からスムーズに会話ができる人なんていませんし、それができるならある意味、語学研修にいく必要なんてないですよね。だから、スタートはみんな一緒。成功させるためには、あちらでは、どれだけ自分からコミュニケーションをとろうとできるか、それにかかっていると思います。もちろん、最初のうちはなかなか意志疎通ができなくてホームシックになってしまうかもしれませんが、それも数日経てば問題なくなります。英語の成績はからきしダメだと本人が話している生徒が、楽しく帰ってきた例はいくらでもあります。ローズヒルカレッジとの綿密な打ち合わせができているので、現地でも心配はいりません。日本人のコーディネーターがいつも明誠高校の生徒たちに付き添っていてくれるので、心配事があってもいつでも相談できます。明誠高校からも引率教員が2名常時一緒に行動します。
写真をみて想像してみてください。あなたがその場所にいることを。ローズヒルカレッジには世界中から留学生がきて勉強しています。仲がいい友達と閉じた空間の中で経験していてはできない貴重な経験ができますよ。若い時にこんなに良い経験ができるなんてなかなかないです。本当の国際化とはどんなものなのかきっとわかるでしょう。
■参考リンク■
1 平成26年度海外語学研修ダイジェスト(動画)
2 平成27年度の海外語学研修の参加者募集フライヤー表
平成27年度の海外語学研修の参加者募集フライヤー裏
修学旅行
海外語学研修は希望者だけの参加となりますが、修学旅行は原則全員参加の移動教室です。本校ではここのところ、オーストラリアのケアンズを目的地に設定して実施しています。修学旅行を海外で行っている理由は、本校の国際化教育の一環から、若いうちに海外を経験して広い視野を持ってもらいたい、ということと、普段勉強している英語を誰でも実際使う機会をもてる、ということです。費用は国内修学旅行よりはかかってしまいますが、その費用だけの素晴らしい経験ができる修学旅行になっています。今年度の修学旅行はA班が11月10日〜15日、B班が11月12日〜17日となっています。
ケアンズは日本から飛行機で7時間程度。時差もほとんどなく行って来られます。ところで、ケアンズは2つの世界遺産を持っている小さな町です。ひとつは何といっても言葉にできないほど美しいグリーン島。サンゴ礁の上に熱帯雨林が生えた世界でも珍しい島。島の周りはサンゴ礁に囲まれた美しい海で、グレートバリアリーフの一部を形成しています。美しいサンゴ礁を底が透明な船に乗って観察するグラスボトムボートではウミガメや熱帯魚が見えて毎年生徒たちの歓声が上がります。そこでは、今年度は今までとは違ったプログラムも計画しています(秘)。もう一つの世界遺産はキュランダ村。日本では「世界の車窓から」で有名になったキュランダ高原鉄道でゆっくりと旅を楽しむこともできます。キュランダ村は世界最古の熱帯雨林が残る山の上にある小さな村。水陸両用車で熱帯雨林を観察したり、町の散策をしたりします。のんびりした1日です。そして、世界遺産とは別のもう一つの旅行の目玉…アクティビティです。乗馬やバギーを楽しむグループ、オーストラリアで有名なクロコダイルをじっくり観察するグループ、ラフティング(ゴムボートによる川下り)を楽しむグループにわかれてそれぞれ半日楽しみます。すべて経験したいほどすばらしいアクティビティです。これ以外にも動物園でコアラ抱っこを経験したりカンガルーと触れ合ったりもできますし、町で自由に買い物や食事も楽しめるプログラムになっています。英語は使おうと思えばいくらでも使えますよ。
現地での宿泊は、ヒルトンホテル・ケアンズが2泊、レイクス・ケアンズ・リゾート&スパ(リゾート型コンドミニアム)が2泊。素晴らしい経験ができます。日本人は日本の食事が一番おいしいと感じるのは否定しませんが、旅行では現地の食べ物を味わうのもまた楽しみのひとつです。旅行中の食事は現地で最高のレストランを予約しています。毎年、保護者のみなさんから、自分たちも経験したいという声が上がるくらい贅沢な旅行です。一生思い出に残る経験ができるでしょう。
■参考リンク■
1 修学旅行ダイジェスト2012(ロングバージョン)(動画)
2 平成27年度修学旅行概要(pdfファイル)

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