本日、快晴の山日YBS球場にて第97回全国高等学校野球選手権大会山梨大会2回戦の東海大甲府高校戦が行われました。東海大甲府高校は昨年度の96回大会優勝、第67回春季関東地区高校野球山梨県大会優勝の今大会も優勝候補と目される強豪校。昨年の夏の大会では本校は準々決勝で対戦し、5-0で敗れた相手で、今回で雪辱を果たすことを目指しましたが、前年ながら力及ばず初戦敗退となってしまいました。
試合の様子を振り返ってみます。試合は本校が先攻で9時より開始しました。1回表本校はフォアボールなどで出塁したものの打線が振るわず、無得点。1回裏、本校の守りです。先発は大薗君。相手打線は立ち上がりの大薗君をつかまえ、センター前ヒット、センターオーバーのヒットなど4本のヒットを放ち、本校は初回に2点を献上してしまいました。
2回表、本校の攻撃は5番今村君からでしたが、残念ながら3人で終わってしまいました。2回裏相手の攻撃は、6番をライトフライで打ち取りましたが、続く7番にライトへのヒットを打たれます。しかし、8番をファーストファールフライで2アウト。ここで9番にデッドボールを与え、2アウトながら1,2塁となりましたが、1番をセカンドゴロとしてチェンジ。
3回表の攻撃も三者凡退で終わってしまいました。それに対して、相手は先頭2番がセンターへのヒットで出塁、次の打者の当たりで2番が進塁。4番にフォアボールを与え1アウト1,2塁となったところで、タイム、野手は投手のところに集まり、伝令もベンチから飛んで守備の確認をしました。続く5番打者の内安打の間に満塁となり、ピンチを迎えましたが、6,7番をしっかりと抑えて、この回は終了。
4回表は先頭の2番河原君は三振に倒れるも、3番大神田君がレフトへ大きな当たりを放ち、1アウト2塁。次の4番今村君への投球をあいてキャッチャーが後逸し、その間に大神田君は3塁へ。今村君もフォアボールを選んで1,3塁と得点のチャンスとなりました。しかし、この後がつながらず、無得点に終わってしまいました。4回裏は相手の8,9番をぽんぽんとアウトに取り、1番打者の当たりはショートへ。抜けるかと思った当たりを河原君がファインプレーで捕球するも内安打になってしまいました。この後2,3番にフォアボールを与えてしまい、満塁のピンチ。しかし、4番をセンターフライで仕留めて攻守交代。
5回表、本校は簡単に2アウトを与えてしまい、9番森園君がセーフティーバントを試みますが、惜しくもアウトで3アウト。5回の相手の攻撃は、先頭5番がセンターへのヒットで2塁まで進み、6番の当たりをショートが飛んで捕球を試みるも抜けて、1,3塁。7番の打席で1塁走者2塁へ、そして7番の3塁への当たりをうまく処理できない間に3塁走者ホームイン、2塁走者も3塁へ、打者も生きて、1,3塁。8番打者はセンターフライで打ち取り1アウト。9番はセカンドへの強襲ヒットで3塁走者生還、1塁走者3塁進塁で1,3塁。さらに1番打者はレフトヒットで1点追加。ここで本校はピッチャー大薗君から内田君へ交代。交代した内田君の最初の相手2番打者は送りバントをして、2アウト、2,3塁。3番をセカンドゴロに打ち取りチェンジ。5回は相手に3点を取られ、0-5。
6回表の攻撃は1番石川君からでしたが、1番石川君、2番河原君と打ち取られ2アウト。3番大神田君の当たりはファーストへ、しかし、大神田君力走そしてヘッドスライディングでセーフ。2アウト1塁。4番今村君はフォアボールで1,2塁となりました。ここでベンチからランナーへ伝令が飛びます。得点のチャンス、を生かしたいところでしたが、続く5番小俣君が打ち取られてしまい、得点ならず。6回裏は相手4番の当たりはファーストへ。捕球をもたつき出塁を許します。しかし、この後見事に盗塁を阻止して1アウト。が、5番がレフト前ヒット、6番フォアボールで1,2塁。得点をねらう相手ベンチは代打を送り出してきました。その代打の当たりをうまくゲッツーにして、ピンチを切り抜けてチェンジ。
7回の攻撃、そろそろ点が欲しい本校でしたが、残念ながら三者凡退に終わってしまいました。相手の攻撃は8番から。8番を内野ゴロにして1アウト。しかし、9番が放ったセンター方向への当たりがホームランとなり0-6。1番打者がフォアボールを選び、その後盗塁で2塁。ここで本校選手交代でレフト小峰君から浅井君へ。2番打者に対して、ワイルドピッチで2塁ランナー3塁へ。そして、2番打者の打った当たりはサードの意識の反対方向に飛び、サード捕球しきれず、レフトが取ってホームに投げるも、3塁ランナーが先にホームイン。ここで7点差がついてしまったため、コールドゲーム。試合が終わりました。
選手は悔しさをこらえて、整列し、相手チームと挨拶を交わしました。そして応援席へ。本日は生徒、教員、保護者のみならず、野球部OB、OGも多く応援に来ていました。選手は応援してくれた多くの方々へ大きな声でお礼を言いました。
これで野球部3年生の夏は終わりました。強豪相手に善戦しましたが、力が及びませんでした。3年生はここからは気持ちを切り替えて、自分の行く道を決めていって欲しいです。そして先輩からバトンを受け取った2年生、1年生はこれから先輩達の分も練習に励み、先輩達が為し得なかった目標を達成して欲しいです。そのためにまずはこれからの長い夏をしっかりと乗り切って、大きく成長して下さい。頑張れ、日大明誠野球部!

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