語学研修3日目。本日いよいよローズヒルカレッジに行く日となりました。朝食に来た生徒の様子を見ると、昨日までの疲れが抜けないのか、若干疲労感のある顔の生徒や今日からのホームステイにすでに緊張しているような表情の生徒もいました、朝食を食べた後にローズヒルカレッジへと出発しました。
オークランド市内からローズヒルカレッジのあるパパクラまでは高速を使って、40分くらい。バスの中ではガイドの中野さんからホームステイのアドバイスなどを聞きながら行きました。道は混んでおらず、非常にスムーズで予定通りにローズヒルカレッジに到着。
バスを降りる生徒の表情にはこれから始まるローズヒルカレッジでの勉強及びホームステイへの期待と不安が交じっていました。そんな一行をコーディネーターYokoさんと語学研修ではおなじみのSuzukixこと鈴木さんが出迎えてくれました。まず、参加者は荷物を持って、こちらで英語を勉強する現地でのホームルームクラスと言っても良い教室に移動しました。教室には今年度の英語クラスの担当ダリル先生が待っていてくれました。教室で鈴木さんからホームステイに関する説明を受けました。その中で、自己紹介が大事と言うことで参加者もそれぞれ、自己紹介をしました。
次に、ダリル先生が、互いに名前が分かるように各人のネームカードを書こうと、みんなでネームカードを書きました。その際に4つ好きな事柄をカードの四隅に書くように指示があり、sports、comicなど自分の好きなことを書いていました。
10時半から歓迎式ということで、ネームカードを書いたら、歓迎をしてもらったお返しに歌う校歌の練習をしました。準備ができ、いよいよ歓迎式です。会場まで行くと、本校以外にこちらでの3学期から留学をする他国の生徒もいました。合図があって会場のMoemoeaの前で先生が歌を歌い出しました。これが入場の合図。女子を前にして、列を作り会場に入りました。いよいよポフィリというマオリ式歓迎会の開始です。
式ではマオリの言葉で挨拶があり、マオリの歌を歌ってくれ、さらにはローズヒルカレッジの校長先生からも歓迎の言葉を頂きました。これに対して、留学生代表として本校の鈴木勇之信くんが「2週間頑張ります」と挨拶をしました。その後に本校の校歌を歌い、歓迎のお礼としました。校長先生のブレイクリー先生からも「この研修を通じて両校の仲はより強くなります」と歓迎の言葉を頂き、式は終わりました。
歓迎式の後、スクールバディの発表となりました。(スクールバディとはローズヒルカレッジ滞在中の本校の参加者の面倒をみてくれたり、授業を一緒に受けたりする世話役のような生徒です。)1人1人の名前が呼ばれスクールバディと対面。握手をしたり、挨拶を交わしたりしました。そして、場所を移して、モーニングティー。お茶やお菓子を食べながら早速コミュニケーションをとっている生徒もいました。
スクールバディとの対面後、再び明誠だけの語学クラスでダリル先生による英語の授業。先生から自己紹介の仕方を学び、実際に参加者同士で自己紹介をしたり、猫の絵を見て、思い浮かぶa~zの単語を言い合うなどの面白い授業を行っていました。
ダリル先生の英語の授業後の4時間目の時間にバディの選択している授業を一緒に受けに行きました。edulog班は金子さんの授業について行くと、Dexterityという現地の学生も分からないような難しい単語が出てきて、さらにグラフなども出てきてますます難解でしたが、どうやら社会学や保健的内容の授業だったようです。授業が終わって、各生徒に話を聞くと、「よく分からなかった」「数学の授業なのは分かった」「体育の授業だった」など様々な声が返ってきました。ここでランチタイム。参加者は留学生担当のInternationalStudentCenterに来て、昼食を受け取り食べていました。中にはすぐにスクールバディと打ち解けている参加者もいました。ランチ後の5時間目もバディとの授業でした。初めての英語だけの授業で、疲れた様子でしたが、バディと会話が進んだなどの声もあったので、今後もしっかり頑張って欲しいものです。
授業が終わると、帰宅と言うことで、ホームステイ先のホストファミリーが参加者を迎えに来てくれました。ホストファミリーとの初対面という緊張の瞬間です。しかし、ホストファミリーと会うと、ホストファミリーが笑顔で接してくれたので、参加者はホッとした表情を浮かべながら、一緒に帰って行きました。このホームステイが語学研修の中で1番大きいものです。それがいよいよ始まりました。生徒がどのような経験をし、成長するのか楽しみです。まずは明日の朝、どのような様子で登校してくるか注目したいと思います。

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