先月のedulogでラグビー部の全国高等学校ラグビーフットボール大会山梨県予選への意気込み等をご紹介しました。そのラグビー部の山梨県予選が昨日御勅使南公園ラグビー場で行われました。
試合には保護者やOB・OG以外にも本校生徒が多数応援に行き、ラグビー部の試合を観戦。そのような中でラグビー部は先月のedulogで浅見主将が言っていた「必ず勝つ」を有言実行しました。昨日の試合の詳細は本校の元教員でラグビー部の顧問も務めていた手塚先生が報告をしてくれましたので、ご覧下さい。
手塚秀昭のホイッスル
ラグビ-部、念願の勝利!!合同チーム(甲府一・甲府商・富士北稜・上野原)に圧勝
第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会山梨県予選が17日に開幕した。今大会の参加校は9チームで20チーム以上が参加していた90年代から年々減少が続いているが、本校は4年ぶりに単独チームでの参加である。(2011年の試合はこちら)過去には関東大会にも出場し、また多くの卒業生が大学でもプレーしその後全国の強豪の一つに数えられている東芝府中で日本一の経験を持つ選手も輩出してきている。部員不足から全国的にもチーム数が減る中で単独での参加は別の意味においても快挙である。その陰には指導者の熱意と選手同士の絆の強さが一因とも言えるだろう。
本校は開会式直後の試合、相手は甲府一・甲府商・富士北稜・上野原の合同チーム(以下合同)であった。
試合直前には円陣を組み校歌を声高らかに歌い気合いを入れて試合に臨んだ本校。開始早々、相手のキックオフのボールをキャッチし自陣からのスタンドオフ横山のハイパントからチャンスをつかみナンバー8の浅見が突破しラックを形成し、左隅にノーホィスルトライ。幸先よく見事な連続攻撃で得点を挙げた。その直後にも同じようにハイパントからの攻撃を相手フルバックがキック処理をミスし、浅見の突破から横山のトライ。その後にも、波に乗る本校は敵陣深くラインアウトからモールを形成し相手の反則からのアドバンテージをもらいながら余裕で右隅にトライ。トライ毎に、遠路はるばる応援に来た野球部を中心とした本校生徒の『日本大学第一応援歌 “花の精鋭” 』を背にその後もトライを重ね39-0で前半を終了した。
後半に入っても攻撃の手を緩めない本校は、合同の基本的なミスや甘くなったタックルをかいくぐりトライを重ねた。日頃、コンビネーションを磨く練習に時間がとれず、又、本校の攻撃にタックルの連続で体力も消耗した合同はマイボールスクラムでも本校に奪われた。本校BK陣は前に出るFW陣からの早い球出しから、縦横無尽に走り得点を重ね、結局、85-0で4年ぶりの勝利を収めた。
この試合の先発メンバーは3年生4人、2年生6人、1年生5人の若いチームであった。その中でも3年生のナンバー8浅見の再三の縦への突破、スタンドオフ横山のキックの精度、フランカー藤江の豊富な運動量、センター森下の切れ味鋭いステップワークからのビッグゲイン、途中交代の平井の献身的な働き等が目に付いた。他にも1年生フッカー森原のブレイクダウン(密集戦でのボールの奪い合い)での働きやBK陣に走力のある選手もいて魅力的なチームになったことは確かである。
次は、強豪日川。最近、「花園」ではやや低迷しているが、過去の最高成績がベスト4であり、日本代表を一高校で10名以上も輩出している全国屈指のチームである。そのチームに自分達のプレーがどれだけ通用するか?スクラムやラインアウトのセットプレー、ブレイクダウン、低いタックル、それらの全てを100%以上出し切り捨て身の精神で立ち向かってくれることを期待するものである。
この快勝につきましては18日の新聞でも取り上げられていましたので、下にご紹介します。次の相手は王者日川高校。10月24日(土)御勅使南公園ラグビー場で14時45分開始です。浅見主将も言っていましたが、チャレンジャーとして全力でぶつかって、納得のいく試合をして欲しいです。頑張れ、日大明誠ラグビー部!

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