




今日の修学旅行A班最終日の様子
【11月15日=ケアンズ 渡邉特派員】こんばんは。長かった修学旅行も今日で最終日となります。生徒達も少し名残惜しいような表情で朝を迎えました。
7,9組は先にレイクスのホテルを後にし、朝食会場にバスで向かいました。それに続いて3,4,5組も会場に向かいました。朝食は昨日と同様にプルマンホテルでいただきました。。オーストラリアでの最後の食事ということで、時間ギリギリまで食事をしている生徒がとても印象的でした。
食事が終わると、「OKギフトショップ」に歩いて向かいました。ここで30分間お土産を買う時間となりました。家族や友達などにチョコレートを買う生徒が多かったですね。今まであまりお土産を買っていなかった生徒は、ここぞとばかりにカゴいっぱいに買っていました。
その後、バスで空港へ向かいました。ケアンズ空港では、到着したクラスから順番に出国する手続きを行いました。お土産たくさん買った生徒は、荷物の重量制限で悪戦苦闘していましたが、特に大きな問題もなく、手続きを終えることができました。
その後、飛行機の出発まで30分くらいあり、空港内のお店で飲み物などを購入していました。12時45分頃飛行機に乗り込み、13時ごろ日本へ向けて出発しました。
機内では行きの時とは異なり、ほとんどの生徒が静かに眠りについていました。初めての土地で、長期間生活していて、疲れが溜まっていたのでしょうね。
飛行機は8時過ぎごろに成田空港へ到着しました。空港では再入国の手続きを済ませ、それぞれの行き先のバスへ乗り込み、バスが発車しました。バスの中ではおにぎり弁当とお茶が出て、久しぶりに味わう日本食に生徒たちは日本に帰国したことを実感したようです。
途中の車窓から見える東京のたくさんののビルの明かりや看板の鮮やかな光が日本に帰ってきたことを強く意識させてくれました。後で知りましたが、修学旅行中にパリで同時多発テロが起こりました。尊い命が多数失われましたが、犠牲者を追悼する意味でフランス国旗のトリコロールカラーにライトアップされた東京スカイツリーもバスから見えました。ここの写真からはわかりにくいかもしれません。夢の世界から現実の世界に引き戻された気持ちです。
明日は代休。しっかりと身体を休めて、明後日から元気な姿で登校してもらいたいものです。参加したA班のみなさん、お疲れ様でした。
A班に同行した奥秋校長からA班の修学旅行の総括をいただいていますので、ご紹介します。
団体行動の重要性
A班179名。ケアンズ4泊の修学旅行が終わろうとしています。体調不良や大きな怪我をした生徒もなく、学年主任、各担任の先生方に深く感謝します。
生徒たちは、この修学旅行を通して次の事を学びました。
- 多くの外国人との英会話によるコミュニケーション
- 海外でのテーブルマナーやホテルマナー
- オーストラリア先住民(アボリジニ)と接することや彼らの文化を知ること
- 世界遺産であるグリーン島の成り立ちやそこでのシュノーケル体験
- 1億5千万年に出来たとされる世界最古の熱帯雨林を上空から見ることのすばらしさ(スカイレール)
- オーストラリア固有種である動植物の学習
などなど数え挙げれば枚挙にいとまがありません。生徒たちが得た中で一番大きなことは「団体行動の重要性」だと思います。1人の行動が全体の動きに大きな影響を与えることにっいて学んだことは、今後、彼らの将来にも大きく生きてくることでしょう。
更には、日本の自動車が海外でも活躍していること。ケアンズの7〜8割の車が日本車であることに驚かされたことでしょう。
また、B班の生徒たちも順調な修学旅行を行っていると聞いています。B班の生徒たちも元気に帰国してくれるでしょう。
この修学旅行の様子は、B班も含め、本校のエデュログを通して日本でチェックできたはずです。先生方が担当業務を終えた後、夜遅く、いや朝方まで記事の更新をしていました。みなさんには先生方の大変な苦労によりケアンズでの生徒たちの生き生きとした様子を発信できたことをお知らせ致します。
最後になりますが、生徒たち179名には、海外修学旅行の機会を与えてもらった保護者のみなさんに深く感謝するよう伝えてあります。保護者の皆さんもお子様と修学旅行について会話を交わしていただきたいと思います。きっと、彼らの中に修学旅行前と違ったモノを発見できると思います。

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