本日は春期講習最終日でした。3日間生徒は基礎学力到達度テストへ向けての講習を熱心に受けていました。さて、本日の講習後に昨年度に本校を卒業し、現在日本大学商学部に通っている北村優太君と守谷健汰君が来校しました。
彼らは商学部で受けた「リーダーシップ養成講座」が非常に面白く、母校や後輩に還元できる内容だと考え、リーダーシップ養成講座を大学生が高校生に対して、講座を開いてみようと企画しました。そして、北村君が元生徒会会長と言うこともあり、本校の生徒会の先生と連携して、本日、生徒会本部役員を対象に講座を開く運びとなり、来校しました。
今回は北村君達に商学部で「リーダーシップ養成講座」を担当した商学部の時田先生が彼らの講座の様子を見学に来て下さいました。さて、リーダーシップ養成講座は、まず北村君が生徒会の生徒に対して導入としてリーダーシップとは何かなどの話をしてくれました。
そして、北村君から課題が与えられ、生徒会の生徒は5~6人で1グループとなって、グループワークに取り組みました。その後、グループで課題についてそれぞれが出した答えについて話し合いました。その中で人の価値観や考え方の多様性等を学びました。
次に実際に「リーダーシップ養成講座」を受講した生徒会を代表して、会長の志村君と副会長の杉本さん、若林さんが感想を寄せてくれましたので、ご覧下さい。
志村君「リーダーシップ養成講座を受けて、私は“価値観”の話がとても印象に残りました。今、私は生徒会のリーダーをさせていただいているのですが、最近もめることがよくあります。それは、生徒会役員の気持ちが熱く、話がまとまらないことが良く起こります。今回の講座では一人ひとりの価値観が違うのは当然のことであり、みんなの意見が正しいとおっしゃっていました。私も、この話を生かし、みんなの意見を取り入れながら、まとめられるリーダーになりたいと思います。」
杉本さん「本日、リーダーシップ養成講座を受講して、特に印象に残ったものが、「くるーざー」という議題の中で5~6人編成によるグループで討論をしたことです。集団で1つのトピックについて熱く話し合える機会が中々ないので、この議題を通して、色々な視点から見たものを皆で共有することができて、とても良かったです。今後の生徒会活動の組織運営で、この経験を活かしていきたいです。」
生徒会の生徒の感想に加えて、今回講座を行ってくれた北村君も感想を語ってくれましたので、ご紹介します。
北村君「卒業生として、自分がこの場所に帰ってくることができたのは、素直に嬉しいことです。この1年「何かしなければ」という焦りが常にありましたが、自分の目指す道が見え始めたように思います。未完成ながらも、応援して頂いた明誠高校の先生方、守谷君、今回きっかけを作って下さった商学部の時田先生、今日受講してくれた生徒会本部のみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。」
今回の講座は受講した生徒にとって良い刺激になったようで、今後の生徒会活動はもちろん、その先の大学などに進んだ際に、学ぶとは何かを考える良い機会になったようです。今回素晴らしい講座を行ってくれた北村君、守谷君ありがとうございました!

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