こんにちは。今日の上野原は今にも雨が降り出しそうな天気でした。本日のedulogは自然科学部の活動について紹介致します。
春休み期間中に、自然科学部は天体観測合宿、ノーベル賞を受賞した大村先生の講演への参加と幅広い活動を行いました。大村先生の講演に関しては、自然科学部以外の生徒、先生も参加しました。
天体観測を行った感想を聞いてきましたので、紹介致します。
1年生:小林 俊輝君のコメント
今回の合宿の目的は、校舎の屋上で天体観測を行うことです。1日目は北斗七星や明るく輝く木星の観測を行うことができました。天体望遠鏡を使って、月のクレーターまで見ることもできました。2日目は新入生歓迎会について、ロボットをどう動かすかを会議しました。この合宿を通じて、より仲間という存在の大切さを学びました。
次に、大村先生の講演に参加した新井先生からもコメントをいただいたので紹介致します。
ノーベル生理・医学賞を受賞された大村智先生の講演会に自然科学部と新3年生理系特進コース生物選択の生徒が参加してきました。講演会には山梨県内の高校生が約700人も集まりました。
講演では大村先生の生い立ちから研究者に至るまで経歴、研究者としての人生観などもお話しいただき、高校生が聞く講演としても、勉強になるものでした。生徒たちは、アフリカなどで蔓延しているフィラリア症やオンコセルカ症の症状とその原因物質を分解することのできる有機物(エバーメクチン)の発見に大変興味をもっていました。また、微生物にしか作ることのできない有機物があり、人工的に作ることは難しいものもあると知り、新しい学びがあったようでした。「微生物はグルコースを一晩でアルコールに変えてしまう。こんなことはヒトにはできない。微生物はすごい!」という言葉が印象的でした。
たくさんの失敗を繰り返し、やっと成功にたどり着いた大村先生は、「失敗を恐れることなく挑戦を続けて」と高校生に呼び掛けていました。
世界的快挙を成し遂げた先生の生のお話しはなかなか聞くことができないため、生徒にとり本当にいい機会だったと思います。これを機に科学に対して興味・関心をさらに抱いてもらいたいです。
これからも自然科学部の活動に注目していきましょう。
頑張れ、明誠生!!

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