本日、本校は八王子駅近くのJ:comホールにて生徒たちの知的好奇心を刺激する一大イベント「アカデミア明誠」を行った。生徒たちは日々の学習や生活の中で生まれた疑問や興味を深く掘り下げる「探究」の授業で1年間かけて探究した、その成果を発表した。
まず最初に1年生による「総合的な探究 – Each Person’s Question -」と題した発表会が行われた。生活の中で疑問に思っていることをそれぞれが“問い”として設定し、各々の方法で答えを導き出した。各クラスの代表者が個性豊かなプレゼンテーションを披露し、聴衆を魅了した。
また、1年の高橋くんは、山梨県と日本大学で行われたスピーチコンテストで発表した「Global Fast Food vs. Local Slow Food」を流暢な英語で語り、食に関して皆に問いかけた。その発表に会場から大きな拍手を起こっていた。
さらに、新聞委員会による「明誠年間 NEWS」と題した発表では、新聞委員が選ぶ令和6年度の重大ニュースベスト3が発表され、明誠高校の1年間を振り返った。ちなみに1位は各部活動の活躍だった。
続いて、図書委員会主催のビブリオバトルが行われた。3人の生徒がそれぞれのおすすめ本を紹介し、熱い書評合戦を繰り広げた。きっと聴いた生徒たちは本を読みたくなったことと思う。
最後は2年生による「総合的な探究 – かっこいい大人とは? -」では、「かっこいい大人とは?」をテーマに各クラスで制作した動画が上映された。それぞれの「かっこいい大人」について様々な切り口から問題提起した。そして提起された問題に対して会場の生徒たちにその場で質問をして、さらに「かっこいい大人」について
考えを深めていった。
閉会式では、大桃教頭先生が講評を述べ、生徒たちの努力と成果を讃えた。最後に、生徒会副会長が閉会宣言を行い、アカデミア明誠2025は幕を閉じた。
アカデミア明誠2025は、生徒たちが1年間探究で学んだことの素晴らしい発表の場となり、互いに学び合う場となった。今回のアカデミアを通して、得たことをこれからの学校生活に活かしてほしいと考えている。
