私立校と公立校の違いはたくさんあります。
卒業して母校を訪れたときに、知り合いの先生がたくさんいるのは楽しいことでしょう。
中学2年A組 担任 山中先生のメッセージです。
先日前に卒業させた生徒達が二十歳になったと言うことで誘われてその集まりに行った。
同窓会というわけではないが、卒業しても、時々あっていたメンバーがようやく自分たちも先生とお酒が飲めるということで、誘ってくれた。
すでに社会人として今年から「修行」を始めた人、大学生として就職活動をどうするか悩んでいる人、どう生きていこうか悩んでいる人など、いろいろな人との再会を楽しんだ。
お酒が飲めるけれど、飲めない人も結構多くいて今言われる草食系男子の一端を感じさせる。
ただ、みんなとわいわいやりたいということで飲む場所であっても参加するのかもしれない。
10人近く集まったメンバーだが、まだ三年足らずなのでみんな変わっていない。
でも、彼らを取り巻く環境は、日々変わっており、そこで苦労をしている話をみんなから聞けてよかった。
見つからないけれど、自分はどう生きたらいいのか。そのためにいろいろと悩みながら進んでいく姿を見て、しっかり卒業してくれたのだと安心をした。
それ以上に、自分も日々変わっていく環境にいると自覚していかないと成長がないことを感じた。
なによりも、幹事として今回仕切った卒業生のH君には、驚かされた。在学中は、人の世話より自分のことで目一杯の人だったのに、数名の仲間と一緒にきっちり会をセッティングしていた。やはり、人は変わるものだとつくづく思った。