日本学園は、1885年(明治18年)東京英語学校として発足しました。
今年度より新しい英語教育をスタートさせました。
単純な英会話の授業でも、一般的なティームティーチングとも違う「リンクイン」というシステムです。
担当の箕輪先生より3回シリーズでお伝えします。
英語科 蓑輪裕二先生
第1回 「リンクイン」 の授業についてその1
-トレーニングを重視した授業–
本校では、今年度より新しい英語教育システム、「リンクイン」をスタートさせました。私は、英語科教員の一人として、「リンクイン」について携わってきました。学校説明会で、受験生の保護者の方から、「リンクイン」の授業は、従来の授業とはどう違うのか聞かれたことがありました。今回は、「リンクイン」の授業にはどんな特徴があるのか説明したいと思います。
反復は同じことを何度もするということでつまらないという印象を持つかもしれません。飽きることがないのは、理由があります。
第一に、少し難しいが挑戦してみたくなる活動であるから、飽きることがない。
第二に、意味のある反復をしているので飽きることがない。
第三に、どの生徒も1回は発言をする全員参加型の授業をしているで、飽きることがない。
最後に、何度も意味のある反復をするので、授業のペースは速いので、飽きることがない。
このような授業であるので、生徒は受け身ではなく、積極的に授業に参加しています。
理由としてあげた「意味のある反復」とは、1つの文法項目をリスニング、スピーキング、ライティング、リーディング活動を通じて、繰り返し学習をするということです。
ピッチャーがナックルボールを投げられるようにするには、何度も何度も練習をしなければいけません。英語の学習においても、1つの文法項目を理解して使えるようするには、何度も何度もその文法を使わなければいけません。
「リンクイン」の授業において、「文法を理解し、何度も練習し、実際に使ってみる」ことがとても重要です。