☆特進クラス担任の尾花先生、ラグビー部顧問のイメージから「厳しい指導をする先生」と見られがちですが、大変面倒見の良い先生です。

尾花先生の温かい指導により、まだまだ発展途上のにちがく特進クラスの生徒諸君ですが徐々に力を付けてきています。☆

 

受験生に贈ることば

「受験勉強」-あらゆるところで聞き慣れた言葉です。いったん社会に出てしまった大人たちには、もう「はるか昔」の出来事である受験勉強。たしかに楽しい記憶でもありませんし、どこか頭の片隅にはのこっていても、あの高校生の時の緊迫感は、もう二度と戻って来るものではないはずです。

でも、学校という場所に勤める者にとっては、それは「はるか昔」ではありません。受験生と毎日のように向き合い、きびしい問題演習をくり返す我われにとってはまさに「今」。生徒と同じような思いで受験の「今」を体験しています。
それこそ生徒にとっては、ついこの間まで平和に過ごしてきた日常の時間が、無情にもサラサラと流れていくように感じるでしょう。透明な危機感に、じわじわと攻められている気持ちがすることでしょう。自分のところにも、ほぼ毎日のように生徒が演習指導をもとめにやってきます。勉強がうまくすすまない生徒は、時に「神様」という言葉を口にすることもあります。どこぞのお守りを握りしめている生徒も見受けられます。それこそ、藁にもすがりたい、といった心境なのがよくわかります。

しかし、受験生諸君。神様っていうのは、そんなにうまく味方してはくれないんだよ。そもそも、日本は古来いろんな神様がいる国というし、下手に祈ったところでどんな神様がついてくるやら。模擬試験の結果に一喜一憂し、お守りを肌身離さず握りしめて天に祈るくらいなら、もっとやることがあるだろう?

それは、日々努力する自分のことを、もっと信じてやることだ。

◇運がいいなんてありえない。チャンスは周到な準備をした者だけにやってくる。
(小柴昌俊/ノーベル賞物理学者)

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