シリーズ 入試情報 今日は高校数学受験について、数学科主任の熊野先生よりお知らせします。

 

受験生の皆さんは毎日地道に勉強をしていることと思います。入試までもう日がないので、特に次のことを意識して勉強することをお勧めします。

まず、計算問題はとにかく繰り返し練習をしましょう。しかも、演習の時には必ず時間を計り、限られた時間内に正確に解けるようにすることが重要です。計算を短時間で終わらせ、応用問題に充てることのできる時間を確保しましょう。

応用問題については、
①問題文を図に表して考える習慣をつける
②似たような問題を何度も練習し、パターンをつかむ
といったことが大切です。このような練習を積んでおけば、ただやみくもに解くのではなく、ある程度予測を立てて解くことができるようになります。

また、特進コースを受験する人は
③公式をただ覚えるのではなく、その式の持つ意味を考える
という力が必要です。
例えば、
(直径)×π=(円周の長さ)
という公式も、πが円周率であることも、πが3.14に近い数値であることも、受験生なら誰でも知っています。しかし、π(円周率)とは何なのかということについては、もう忘れてしまっていませんか? でも、この公式をよく見て考えれば、πの持つ意味がわかってきます。
公式の持つ意味について考える習慣をつけると、難度の高い問題に対しても、工夫して楽に解くことができるようになってきます。特進コースの入試では、「習ったことを基にして自分で考えを組み立てることのできる力」を見たいと考えていますので、このような習慣をつけてください。

学習面と共に生活面にも十分留意し、受験まで頑張ってください。

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