中学入試国語の情報を、国語科の伊藤先生よりお伝えします。

 

難関大学クラスの入試問題は、大問1が漢字の読み書き問題、大問2・3が小説(物語文)と説明文(論説文)を用いた文章読解問題となります。

物語文では、人物の心情が読み見とれるか、説明文では筆者の論理や意見を丁寧にたどれるかが大事になります。一定の時間内で心情が表れた部分やキーワード などに線を引きながら読む練習をくり返してほしいと思います。
ことわざ・反対語・文法・四字熟語などの基礎知識は文章題の中で出題します。基本的なものが 多いですが、これも広い知識が欠かせません。

進学クラスの入試問題は、大問1が漢字の読み書きの問題、大問2が国語の知識に関する問題、大問3が比較的長い文章(物語文が中心)を用いた文章読解問題です。

いずれも基礎的な国語力を見るものですが、文章題は長めですので、人物の整理をしながら読む、人物の気持ちをきちんと追いながら読むという練習が必要です。

難関・進学とも、記述問題が出されます。必要な語句をしぼり、文末表現に気をつけながら、解答を作成する練習を積んでほしいと思います。

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