今日は日曜日です。中学生・高校生の皆さんは夏休期間なので

曜日の感覚がなくなっている、なんて人もいるかもしれません。

現在日本学園は改修工事の真っ只中。連日清水建設(株)の皆さんが

一生懸命働いてもらっています。

もちろん土曜日であろうと日曜であろうと、

猛暑日であろうと光化学スモッグが出ようと、

きちんと仕事をしてくれています。

関係者の方が流す汗を見ていると、生徒たちが部活で流す汗同様、

たいへん美しいものに感じられるのでした。

生徒たちと違うところ、そこをあえて考えてみますと、

それは工事関係者の方々は「プロフェッショナル」

であるというところでしょうか。

工事関係者の方々の流す汗に加え、その大きな背中、後姿には、

プロとしての誇り、人間的な力強さすら感じられます。

かく言う筆者は学生時代に考古学を専攻していました。

実習やアルバイトでいろんなところを発掘してまわりました。

工事現場の方々を眺めていると、円匙(丸スコップの事です)や

土や砂礫を積んだネコ(一輪車のことです)のずっしりした重さが

しみじみと思い出されます。

現在でこそ、スーツを着て子どもたちの前で

社会科の授業を担当していますが、

その昔、現場作業着に安全靴や地下足袋を履いて、

頭にタオルを巻きつけて炎天下の中泥にまみれて考古学に情熱を

注いでいたんだなあと思うと、なんだか学生時代に

戻ったような気がします。これからも暑い日が続くと思いますが、

現場関係者の方々にはくれぐれもお体に気をつけて

がんばっていただけることを願っております。

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