宮崎吾朗監督・宮崎駿脚本の『コクリコ坂から』には、昭和中期、横浜の私立高校のたくましい高校生たちが取り壊されようとする部室塔(通称:カルチェ・ラタン)をめぐって、自立した話合いをし、大人との的確な交渉術をみせるたのもしい姿が描かれています。「人間力」の発露する姿を垣間見たように思いました。

いよいよ夏休みが始まります。

中学生は毎年この夏休みをはさんでぐんと大人になっていくのを感じます。

高校生は、自らの軸となる芯が太く揺るがぬものにしていくのを感じます。

何よりもそれらは学習と部活動の両立から生まれるものだと思いますが

この夏休みに映画『コクリコ坂から』の高校生たちのように、集中的にある分野の本を読んで考える機会を増やしてほしいと思います。それらは直接的に教科の点数へと結びつくものではなくとも創発学精神ーー自らの樹を高くするためには、その前に幹を太く、できるだけ充実したものにしておくことが大切だと思います。実り多い夏休みを。明日からさっそく夏期講習です。

●次回の入試説明会

中学入試:9月16日(金)

高校入試:8月27日(土)要予約

※夏休みも、随時学校見学は受け付けております。(電話にてご予約ください)

 

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