ここのところ東京では最高気温20℃を超え、陽ざしも初夏を思わせます。
青く青い空。湿度もそれほど高くなく、さわやかな気候です。
これは土曜日のこと。
2時限目。
授業時間のはずですが…
校内になにやら大きな画板を持参した生徒たちが多数ウロウロ。
授業を抜け出て、何をしておるか!?
いえいえ。
おさぼりではありません。
中学2年生の美術の授業です。
あれ? なんでしょう。
四角い枠から校内のいろいろな場所をのぞいています。
楽しそうに。
これは外から見ていると、われわれがカメラのファインダーを通して景色を見るのと少し似ているようです。
美術の先生の話によると「今日は風景画の授業」とのこと。
先生は生徒たちに
「対象物と自分の間の空気を感じて書くこと!
そこに風景画の面白さがあるんだ」
と、伝えていました。
哲学的にも思える、私立中高一貫校ならではの、深い、ゆったりとした学び。
受験生のみなさんが受験のために訪れてくださる「冬のにちがく」も冬枯れた様子が素敵ですが
春夏秋冬、それぞれの季節、樹木と建物の共存が素晴らしいのです。
夏は木々が優しく日陰をつくってくれます。
ぜひこの美しい本校の環境をご覧いただければ幸いです。
足をお運びください。近い日程ですと以下になります。