日本学園中学校高等学校では、創発学の一環として中学1年生が林業体験を行います。
今年も7月12日に、中学1年生が山梨県の大和自然学校にて林業体験に行ってきました。
当日の天気予報は90%の確率で雨。
ところが、日ごろの行いの良さが現れたのか、
雨に降られることもなく一日を終えることができました。
さて、林業体験の様子です。
この日は30メートルくらいの高さがある、ヒノキと赤松の木を伐採しました。
これは間伐といって、自然破壊ではなく、むしろ健康な木々を育てるのに必要なことです。
定期的な間伐をすることで、まっすぐな良い木々が育つのだそうです。
それにしても、大きな木を倒すのは想像以上の重労働で、
1本の木を倒すのに、10人がかりで1時間以上かかりました。
生徒たちは
「こんな大変な作業に支えられて、教室の机や椅子は作られているんだなあ。」
と感心することしきりでした。
今回の林業に続いて、来月は農業体験に向かうことになります。
そこでは、どんな新しい学びや気づきがまっているのでしょうか。
子供たちの成長が、今から待ち遠しくてなりません。