海洋栽培漁業センターへ。「栽培漁業」とは、最後まで育て上げる「養殖」とちがい卵から初期の部分を育て、外敵からのロスが軽減される成長期に自然の中に放つという漁業だ。ここではアワビとアユの栽培漁業を行なっているが、元々はアワビの他クロダイや鮭などを育てていたが、911大震災で被害を受けた施設が行っていたアユを引き継いだとのこと。生徒たちは真剣に話を聞き、大いに学んでいた。
場所を移し温海の埠頭で釣り体験だ。スタッフで鶴岡市議会議員の竹内さんの案内で、地元のご老人2人を師匠とし、2時間弱の釣行。埠頭に着くや、先客の老人がすでにバケツ二杯分は釣果を得ている。水面からは回遊魚の魚影がすごい。入れ食いだ!やさしい先客はサビキ釣りの竿を生徒に渡して釣らせてくれ、同時に手ほどきしてくれた。その間にこちらの師匠たちが手早く全員分の竿に仕掛けをつくり、いざ釣りの始まり。


