音楽コース3年生演奏研究の授業では、音楽の形式について学んでいます。6月は2週にわたって、バロックダンスの講師をお招きし、ルネッサンスからバロック時代にかけての宮廷音楽や舞曲について学びました。

1週目はルネッサンスからバロック期の時代背景や、宮廷の音楽について学びつつ、実際に基本的なステップをいくつか覚えました。生徒たちは自分が貴族や皇族になったつもりでイメージを膨らませ、数種類のステップを練習しました。

2週目は、現存する舞踏譜を、実際に解読しながら、ブルゴーニュという踊りをマスターしました。その他に、ガボット、メヌエットなど、様々な曲を踊ってみました。最後に、もう少し後の時代の舞曲、ワルツにもチャレンジしました。時代によって、男女の踊り方の違いがあったり、色々な発見がありました。

舞曲を実際に踊ってみて掴んだ、音楽のアクセントや空間の意識、音のエネルギーの方向性を、演奏に活かせるといいですね。

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